2014年03月06日
哀しい国産コンパクトカーの実態(ラクティス)
ジュネーブショーネタに盛り上がる今日この頃、また、個人的には、スーパーフォーミュラのテストタイムが一時期のF1並みだったというのも気になりますし、トヨタエンジンとホンダエンジンでタイムが2秒近く違うということもびっくりしました。(エンジンのホンダは今いずこ?)
そんな中、今日のブログのテーマは、自分でもびっくりのトヨタ・ラクティスです。
今日、仕事で、自家用車にラクティスにお乗りの方のクルマで仕事先に出かけました。
で、大いに気になったことがあったので、ブログにアップしようと思いました。
ラクティスというと、今や2代目。前身のファンカーゴから数えると3代目になります。
ファンカーゴといえば、一世を風靡したとまでは言えないかもしれませんが、結構人気があった車でした。(で、フランス車のフルゴネットをモチーフにしていたと想像される車でした。)
で、ラクティスの後部座席に乗せていただいたのですが、まず気になったのは、シートサイズでした。
座面の短さは驚異的で、お尻からひざの裏までの長さの55~60%ぐらいしかカバーしません。(なお、最新型は後部座席真ん中のヘッドレストは装着されていますが、購入時期の関係で、まだ、真ん中のヘッドレストは装着されていませんでした。)
ちなみに、カングー2の後部座席の座面の長さは、カングー1よりも短くなっており(建前上は子供が座ることが多いからという理由ではあります。)、買い替え直後は、嫁さんに不評でしたが、それでも、尻からひざの裏までの75%近くはカバーされます。
で、シートサイズの問題は、一番大事なフロントシートにもありまして、その車のオーナーの方の身長は、約175cmとそこそこ大きいのですが、なんと、シートバックの最も高い位置から肩が飛び出しているではありませんか!
一般的に、正しい運転姿勢をとるには、シートバックに肩を付けてもちゃんとステアリング操作ができるようにと言われています。
しかしながら、ラクティスのフロントシートは、肩をシートバックに付けようとしても、シートバックの高さが肩甲骨の下までしかなく、押し付けようがないのです!
最近、スバルのアイサイトのような安全補助装置が流行っており、個人的にも運転を補助してくれるということは、これから年取っていく世代としては、ありがたいと言えばありがたいのですが、ちゃんとした運転姿勢がとれないようなシートでは、安全は守れないのではないでしょうか?
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Posted at
2014/03/06 01:07:01
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