
行く前は気乗りしなかった今年のF1も、まあ、行ったら行ったで楽しかったです。
イベントスペースのトークショーも現役ドライバーも次から次へ登場。
過去の名車が走るレジェンドランも、ゲルハルト・ベルガーがMP4/6が搭乗。
二十数年ぶりの自由席観戦。
決勝は、130Rで見ていたのですが、そこに現れたベルガーが駆るMP4/6!
ファインダー越しのその絵は24年前の金曜日の朝のフリー走行の時と全く一緒!
感動しました。
あの時の予選のベルガーの走りは凄かった!
1分34秒996!スプーンがタイトコーナーのように見えました。
まあ、決勝は、これまた久々の自由席のため、サーキットビジョンがなく、全体の流れがわかりにくかったものの、おそらく単調なレースだったんでしょう。
期待はできないものの応援していたアロンソは、予選アタックの後、観客から思わず拍手が。(本人も過去の鈴鹿での予選アタック史上最高の走りとのコメント。観客にも伝わったのでしょう。)
決勝も、クルマの性能を考えれば信じられない位置を走っていましたが、ストレートであっさり抜かれまくる姿にこれまた涙が出そうになりました。
録画を見ていないので詳しくはわかりませんが、場内放送からも無線で「GP2!」と叫んでいたというのが伝えられていました。
ロン・デニスが苦言を呈していましたが、おそらく、あれは、ホンダの八郷社長に向けたものだったんだと思います。
20年以上前のホンダなら、「絶対に世界一のエンジン(今ならパワーユニット)を作ってやる!」と社長以下奮起したと思うのですが、今のホンダにその気概があるのかはよくわかりません。そもそも、新社長がF1に思い入れがあるのかすらわかりません。
マクラーレンも、ウィリアムズレベル(か、下手すりゃそれ以下)の1.5流チームになっている今、責任のなすりあいやっている場合じゃないんだろうと思いますが、アロンソの残りのドライバー人生は刻々と減っていく一方です。
何とか、来年後半には表彰台争いを、再来年にはチャンピオン争いができるクルマを作ってほしいものです。
Posted at 2015/09/28 23:39:03 | |
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モータースポーツ | 日記