
日付変わって日曜になりましたが、昨日の土曜日に、生まれて初めてアルファロメオに乗りました。
まあ、いつものごとく試乗なのですが、きっかけは、ジュリエッタのキャンペーンを長澤まさみさんがやっているのをきっかけに、アルファのメールマガジンに登録したことで、そのメールマガジンでジュリエッタの試乗キャンペーンをやっているという案内が来たのです。
で、ラテン車好きを気取っていながら、「アルファって触ったことすらないなあ」と思い、ちょっと敷居が高いと思っていたアルファに乗るチャンスと思い、試乗に申し込んでいたのです。
で、いつものごとく次男とともに試乗に出かけました。
応対してくれたのは、入社したばかりという若い営業の方。
正直、アルファに対する知識はまだまだという感もなきにしもあらずでしたが、私自身もアルファに対する思い入れはさほどないので、それ程気にはなりませんでした。
30分ほど営業トークをした後、やっと試乗。(ちなみに、グレードは現在13年モデルの在庫処分中らしいスポルティバでした。しかし、13年モデルまでは、なんと、ジュリエッタだけで5グレードもあったとのこと。ゴルフでも5~6グレードしかないのに、思い切ったことをしたものです。)
しかし、営業の方「私が最初運転して、途中で交代いたします。」とのこと。
以前、このディーラーでパンダ乗った時はそんなことなかったので、「もしや、試乗キャンペーンということで、そこそこ長距離乗れるのかな?」と思ったのですが、結果的には、試乗コースはパンダの時と同様で、びっくりするほど短距離試乗になりました。
また、夏休みの土曜日ということからか、やたらと渋滞していて、「アクセルを踏んだ!」という感覚は、1回のみ。ステアリングを切って曲がったのは交差点1か所のみという寂しい試乗となりました。
で、初めてのアルファだったのですが、元々イタリア車の経験が乏しいので、イタ車らしさ、アルファらしさって何なのかが分からないのですが、新米営業マンさん曰く、「しなり」感がアルファらしさだとのこと。
確かに、18インチの40タイヤを履いていたのに、すごくしなやかで、といって、昨今のVWのようなダンパーで抑え込むようなフラット感でもなく、といって、一昔前のフランス車のようなふんわり感とも違い、営業さんが言うように、鋼がしなるように路面の凸凹を吸収しつついなすみたいな感覚の乗り味でした。
この乗り味が、旧来からのアルファらしさなのか、新世代のアルファらしさなのかはよくわかりません。
若い頃に雑誌で読んだイタ車らしさというと、エンジンは元気に回りつつも、ハンドリングや乗り心地は結構ナマクラな感じという印象だったような記憶がありますので、昨今のフランス車と同様、随分ドイツ車らしくなってきた中に、旧来からのアルファらしいエッセンスが残っているという感じなのかもしれません。
そういえば、エンジンについては、ほとんど踏めなかったのでよくわかりませんが、昨今のダウンサイジングターボらしく、小排気量(1.4L)ながら必要十分という感じでした。
あと、トランスミッションはDCTでしたが、電光石火のVWとも違い、また、ルノーやフォードと比較してものんびりシフトする感じでした。
全体的な印象としては、フランス車、それもルノー車の乗り味にハマってしまっている私にとっては、「買うか?」と言われれば、買わないでしょうけど、あのスタイルは唯一無二のものですし、乗り味は、VWやプジョーよりも好きな乗り味でした。ま、エクステリアにしてもインテリアにしても、ルノーで言えばメガーヌと同クラスなんでしょうけど、明らかに上級クラスという感じもしました。
とはいえ、同じイタ車に乗るなら、私はパンダの方が断然好きだと思いました。
アルファに乗って「楽しい」とまでは思えないですが、パンダだと乗って「楽しい!!!」と思える気がしたからです。
でも、初めてアルファに乗ることができて貴重な体験ができました。
Posted at 2014/07/27 01:30:45 | |
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試乗(輸入車) | 日記