
先日のブログに書いた「ランチア・ランチ」というイベント。
その後も、イベントの様子がちょこちょこwebで紹介されています。
ランチアランチ2014開催…生誕30周年の「テーマ」が主役に[写真蔵](response)
カースコープ>ランチアのオーナーズミーティング「ランチア・ランチ 2014」 (webCG)
で、その写真を見ると、歴代の名車が続々と。
フルビア、ベータ、ベータ・モンテカルロ、037ラリー、デルタS4、デルタ16V、デドラ etc.
正規輸入が途絶えたのちのモデルも
リブラ、2代目デルタ、テージス、イプシロン etc.
そして、今回の主役であるテーマ。
少なくとも、80年代以降のランチアが8割か9割方写っているのですが、プリズマが写っていません。
デルタのセダン版だったプリズマ。
地味ながら、私をラテン車好きにしたクルマそのものです。
(以前も書いたことある内容ですが)初めて購入した自動車雑誌であるモーターマガジンの1985年4月号に、今でいうCセグ比較みたいな企画があり、アウディ80、VWジェッタ、アルファ33、ルノー9、ランチア・プリズマが取り上げられていました。
当時、ジャパンアズナンバー1と言われた時代。国産車が1番と思っていた子供(中2)の私にとっては、アルファロメオもルノーも知らないメーカーでしたし、ランチアはストラトスしか知りませんでした。
しかし、その評価の中の1つに、ドイツ車はじゃがいもとソーセージばっかり食ってる民族が作った家政婦のような車で、出来はいいかもしれないが面白くない。一方、ランチアは昼間は貴婦人、夜は娼婦のようだ!という内容があって、また、それ以外にもラテン車の評価が高かったことから、「クルマはラテンだ!」と刷り込まれてしまいました。
これで、私のその後の人生は決まったようなものです。
ですから、プリズマに対する思い入れは、人一倍強いのです。(実は、現車すら見たことがないかもしれませんが。)
しかし、web記事を見ると、参加がなかったか、ごくごく少数の参加だったかという状況だったのでしょうね。
でも、地味なのでweb記事では取り扱われなかっただけで、参加はあったものと信じたいです。(FBMでも、マスコミには取り上げられないですが、シトロエン・ビザあたりで参加されている方も多分いらっしゃるでしょう。)
あと、主役たるテーマ。
生誕30周年とのことですが、全く古びないのは凄いです。
さすが、ジウジアーロデザインというところでしょう。
このあたりは、スーパーカーではカウンタックが好きで、シュペール5に乗っていたガンディーニファンにとっても、ジウジアーロの偉大さを感じざるをえません。
でも、一時期、ランチアをマツダのオートザム店で(そして、シトロエンをユーノス店で)売っていたことを考えると、当時のマツダの無謀さが伝わってきますね。(関係ないですが、1年ぐらい前に、オートザム・クレフを見かけてびっくりしたことを思い出しました。)
Posted at 2014/10/30 00:08:49 | |
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