
新型スカイラインが発表されました。
V35とV36がインフィニティ(Gシリーズ)だったように、今回のV37もインフィニティ(Q50)です。
で、賛否両論(というか、「否」ばっかり?)なのが、インフィニティのバッジがそのまま取り付けられたフロントグリル(とステアリングホイール)でしょう!
スカイラインと書いてあるのは、ネット写真を見る限り、トランク部分のみのようです。
もともと日産ファンながら、日産に乗りたい車がないので日産車に乗ったことがないという屈折した日産ファンである私の率直な感想としては、バッジなんてどうでもいいじゃないの?ということです。
というか、むしろ、スカイラインという名前はもう捨てた方がすっきりするんじゃない?というものです。
これは、日産ファンといいつつ、既に今となっては実質的には「元」日産ファンであり、また、スカイラインに大して思い入れがない者の意見になると思いますが…。
中学生の時、自動車雑誌を買い始めた頃にちょうど発表されたのがR31の7thスカイラインでした。現在もお乗りのオーナーさんには失礼ながら、ひどいスカイラインだなと子供ながらに感じました。
その反動から出たのが次のR32でした。R32は、名車と言われつつも、これがまた、セダンながらスペースユーティリティは気にせず、ハンドリングのみを追求したようないびつな車だったのではないかと思います。
おそらく、R31もR32も両極端で、商品性には欠けていたんだと思います。(そこが日産車らしいんでしょうね。初代プリメーラも名車なんでしょうけど、本当にあれほどまでのハンドリングが必要だったのか?という疑問もあります。このことも、日産車の魅力なんでしょうね。)
といいつつ、新型が発表されるたびに、(古い世代の?)自動車好きにとってやっぱり気になるのがスカイライン。ネット社会になって以降、発表されるたびに、ネットでいろんな意見が飛び交うのがスカイライン。
こんなクルマは日本にはやっぱり無いわけで、それを考えると、スカイラインという名前を消すわけにはいかないんでしょうね。
一方で、そのことが、スカイラインを(そして日産を)苦しめているというのは皮肉なことなんでしょうけど…。
ま、色々言いつつも、スカイラインという名前が何とか残ったことは、やっぱりうれしくも感じます。本当に歴史と車名に重みを感じさせるクルマですね。
Posted at 2013/11/14 00:23:11 | |
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国産車 | 日記