
またまた、立ち読みネタになります。
現在発売されているベストカープラス(第27号)を読んでいると、特集内容が「総力大特集 Back to THE 1980's !!」というものでした。
懐かしい内容連発の中、企画モノとして、各メーカーごとに「'80年代忘れていませんCAR?」というページがありました。(日産901活動の裏話など興味深い内容もありました。)
で、ふと、日産のページを見ると、RZ-1など懐かしい車が載っていました。その中にオースター(JX)とスタンザ(FX)が紹介されていたのですが、企画の趣旨が「忘れていませんか?」なのにもかかわらず、兄弟車種であった「バイオレット・リベルタ」が載っていません!
3兄弟として誕生し、マイナーチェンジまでも持たず、バイオレット・リベルタは消滅し、オースター&スタンザ2兄弟となった悲運のクルマ。(運が無かったのか、実力が無かったのかは分かりませんが。)
自動車雑誌に「忘れていませんか?」という企画で兄弟車が取り上げられながらもなお忘れられてしまうバイオレット・リベルタってあまりにもかわいそうではありませんか!
当時、小学生で、日産ディーラーに毎週のように遊びに行っていたんですが、その頃発表されたのが、マッチのマーチや初代プレーリーやバイオレット・リベルタでした。(なぜ、毎週のようにディーラーに通っていたのか、また、(親が一緒だったかすら記憶にないのですが)そんな子供を営業の方がなぜ相手してくれたのか今となっては不思議です。)
バイオレット・リベルタのスタイルは、70年代後半~80年代前半のカクカクとしたデザインから80年代半ば~90年代の丸みを帯びたデザインに変わっていく時期の、ある意味先進的なデザインでした。(と思います。)
で、子供心に、いいな~と思って、家でカタログをいつも眺めていました。(当時出た初代プレーリーも好きでしたね。こっちは、愚直なくらい実用性しか考えていないようなデザインでしたが。)
そんな変な小学生だった私にとって、好きだったクルマが自動車雑誌の編集者すら忘れているという事実はちょっとショックでした。
この一つ前のバイオレットって、サファリラリーを4連覇しただけではなく、日産がもう少し欲を出して出場数を増やしていたら、81年?はマニファクチャラーズチャンピオンを取っていたともいわれる名車だったのですが。(販売面は?ですが。)
Posted at 2013/09/23 23:53:53 | |
トラックバック(0) |
国産車 | 日記