2013年10月18日
鈴鹿のF1日本GPも終わり、連休明けから現実に引き戻された日々を過ごしています。
本州ではF1速報の日本GP号が既に発売されてますよね。(九州では土曜日にしか発売されません。雑誌の発売が遅れるのはどの地域からになるんでしょうか?)
ところで、鈴鹿のF1観戦の際、すごいおじさんに出会ったのでそのことを書きたいと思います。
土曜日、指定席での観戦となったのですが、目の前にサインだらけのベストを着たおじさんが座っていました。
お持ちのカメラはライカ、それもレンジファインダー。フィルムの巻き取りレバーが着いていたので、銀塩カメラだったんだと思います。
なかなか、サーキットでは見かけないタイプの方でした。
隣に座るフレンドリーな青年が、そのおじさんと話を始めたので、私も会話に加わると、そのおじさん、初めて見たレースがあのスカイライン伝説の始まり、第2回日本グランプリだというのです。
それも、観客としてではなく、レースカメラマンとして。
その後もいろいろ話をしていると、JRPA(日本レース写真家協会)を立ち上げた一人で、ジョー・ホンダは後輩だとのこと。
その後、若い段階でフリーのレースカメラマンでは食っていけないと見切りをつけて、広告代理店に所属しながらトヨタのモータースポーツ活動を撮影してきたんだそうです。
ル・マンにも、パリ・ダカにも撮影に行ったそうですし、(トヨタの撮影をされていたとのことで話を聞くと)川合稔や福澤幸男とも知り合いだったとのこと。
亡くなったドライバーの話になって、「風戸(裕)も知っていたよ」とさらっと発言。すべてが私にとっては伝説。
富士の30度バンクの話など、貴重な話を聞かせてもらいました。
急に、昔の日本のレースの本が読みたくなりました。(日産ファンなので)R380、R381、R382のレースを見てみたかったですね。生まれる前や赤ちゃんの頃の時代ですが。
そういえば、レーシングオンで、「古の日本グランプリ」という特集号が発売されていましたが、購入してませんでした。今度購入しようと思います。
Posted at 2013/10/18 01:01:22 | |
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モータースポーツ | 日記