来年からF1のレギュレーションが大きく変わります。
最も大きな改正は、エンジンというかパワーユニットが1.6リットルV6ターボ+MGU-K&MGU-Hになることですが、細かいところで、意外な改正が行われることになりました。
びっくりしたのが、最終戦のポイントが2倍になるということです。
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=53370
これって、(若い人にはわからないでしょうけど)クイズダービーの「倍率ドン、更に倍!」(そして、「篠沢教授に全部」)みたいなもんじゃないでしょうか?
クイズダービーでなくとも、最近のバラエティ番組のクイズコーナーみたいに、最終問題だけで一発逆転みたいなもんなのでは?
いくらなんでも、これはいかがなもんでしょうか?
確かに、過去にも、それまでのチャンピオン争いの状況によって、ポイント制が変更されてきたことは多いです。
昔は、優勝が9ポイント、2位が6ポイントで、6位までが入賞でした。(鈴鹿のF1の時のトークショーで、中嶋と亜久里が「昔のF1は入賞が6位までだったから大変だったんだ」と言ってました。本当に6位以内に入るのは大変だったと思います。)
その後、優勝の価値を上げるために優勝が10ポイントになったかと思うと、8位まで入賞になったり、最近では、優勝が25ポイントになって10位までが入賞に変わったりと。
しかし、今回のポイント制度の改正はどうなんでしょう…。盛り上げるというだけで見れば面白いかもしれませんが、モナコやスパ、鈴鹿等の伝統あるコースでの優勝よりもアブダビでの優勝が2倍価値があるわけじゃないでしょう。
あと、細かい改正で、カーナンバーがドライバーごとに固定になります。
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=53371
2輪のGPでは普通のことのようですが、F1では、以前はチームではカーナンバーは固定で、有名どころでは、フェラーリが27、28番でしたし、ロータスは11、12番でした。
でも、ドライバーで固定というと、いまいちなじみがありません。
有名どころはどんなカーナンバーを選ぶのでしょうか?
それより、最近思うのが、スポンサー優先で、パッと見、カーナンバーがよくわからないことです。
年に1回の鈴鹿の際に写真を撮っていても、同一チームで、パッと見でどっちのドライバーかよくわかりません。
最近は、ヘルメットもサーキットごとに変えるドライバーもいますし、ヘルメットのカラーリングもメタリック系が多くて違いがわかりにくいんですよね。
わかりやすいのは、アロンソ、マッサ、ウェバーあたりです。ハミルトンとニコも、それぞれは、わかりやすいのですが、同一チームで黄色同士で、これまたパッと見では区別がつきにくいです。この2人は、ヘルメットではなく、グローブの色で見分けていました。ニコは真っ黄色のグローブを着けているので。
モータースポーツシーズンが終わって寂しいですが、早く、来年シーズンが開幕してほしいです。
Posted at 2013/12/11 00:48:46 | |
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