
これまでの人生、ホンダとはほとんど無縁な生活をしてきたのですが、先月の新型FITに続き、オデッセイに試乗してきました。
オデッセイ自体には、実質興味はないのですが、以前、広告で「試乗・体感インプレッションキャンペーン」というのを見ていて、ネットで試乗した感想を投稿すると、ダイソンのファンヒーター等が当たるというのを見たので試乗に行ってきた次第です。
で、本当は、先日のFITの試乗の際に一緒に試乗できたら手間が省けたのですが、さすがに冷やかし試乗を2連発というのは、おこがましすぎると思ってできなかったので、FITの時とは別のホンダディーラーに日付を変えて行ってきました。
このクラスのミニバンに乗ること自体ほとんど初めて(10年以上前に上司に家まで初代オデッセイで送ってもらったぐらい?)なので、比較対象がありませんが、試乗した印象は次のとおりです。
一番感動したのが、ホンダ独自の低床設計で、とにかく乗り込みやすいということでした。
また、シートも適度にソフトでありつつ、腰回りをしっかりと支えてくれる感じで、これも好印象でした。(2列目の独立タイプのシートは想像以上にソフトでしたが、疲れにくいタイプの柔らかさなのか、腰が痛くなってしまうタイプの柔らかさなのかはちょっと座っただけではわかりません。)
走り始めると、アクセルペダルが軽くて、ちょっとアクセルを踏んだだけでぐいっとクルマが加速する感じです。アクセルを乱暴に扱うと、同乗者は車酔いしてしまうのではないかというほどです。もう少し、じわっと加速するようなセッティングの方がいいような気がしました。
ちなみに、試乗車はアブソルートだったのですが、乗り心地は予想以上に良く、マンホールのような段差を乗り越えても、しっかりと衝撃を吸収してくれました。通常グレードなら、もっと柔らかいのでしょうか?
ただ、衝撃を受けた瞬間はしっかりと衝撃を吸収しているといえば吸収しているのですが、そのあと、ボディの上屋の揺れがかすかに続くといった印象を受けました。
しかし、全体的にはシートの座り心地も含めて乗り心地のいい車だとないう印象を持ちました。
私にとっては、オーディオレスで300万円以上もするクルマって、通常全く縁がないのですが、まあ、300万円も出すわけですから、これぐらい乗り心地がよくないと困るっちゃ困るという気もします。
しかし、ホンダとは通常全く無縁なので、以前のホンダ車との厳密な比較はできませんが、過去に事故時の代車として乗ったFIT(2代目)や試乗したことがあるフリードにおける経験からすると、ホンダ車はサスストロークが短く、なんか、爪先立ちして走っているような印象だったのですが、新型FITもそこそこ懐の深い乗り心地だと感じられましたし、今回のオデッセイもなかなかの乗り心地でした。
試乗の後、コンビニに立ち寄り、ちょっと「ベストカー」を立ち読みしたのですが、今回のオデッセイは、ショーワではなくザックスのダンパーを使用しているとのことでした。
今回の乗り心地のよさが、ザックスのダンパーからだけ来ているわけではないでしょうけど、系列と言っていいと思われるショーワのダンパーを使わず、ザックスのダンパーを使っているということだけでも、ホンダが変わってきたということを表しているのかもしれません。
前述のように、これまでのホンダというと、爪先立ちして走っているような気がして、どうしても好きになれませんでしたが、最新ホンダ車を2車試乗した結果、結構いいじゃん!と思いました。
しかし、インプレッションキャンペーンなんですが、感想を投稿しようとしたところ、「試乗して魅力的と思われた点をお聞かせください」って書いてありましたが、もし、魅力的な点がなかった場合は、実質的にはキャンペーンに申し込むことすらできないってことなんでしょうか?
Posted at 2013/12/15 00:33:38 | |
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試乗(国産車) | 日記