今日から、F1のテストが開幕しました。
ロータス以外のチームは参加。マルシャはトラブルで初日は参加していないようです。
これで、マルシャ以外の新車が発表されたことになります。
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=54105 トロロッソ
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=54106 ザウバー
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=54122 メルセデス
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=54123 レッドブル
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=54124 フォースインディア
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=54139 ケーターハム
意外だったのは、メルセデスもフェラーリ同様ローノーズを選択したことです。
一方、アリクイノーズも、トロロッソやフォースインディアまで来ると、いくら何でもひどいのではないかと思います。
気になるレッドブルは、空気を真ん中から分割するかのようなノーズ。これがどのような意味を持つかは、素人にはわかりません。
意外に面白いのが、可夢偉が駆る予定のケーターハムです。アリクイノーズも思いっきりとってつけた感ありありですが、素人目にもボディ下面に大量に空気が入りそうではあります。
今年は、ノーズのデザインに目が行きますが、フロントウィングの幅が狭くなり、これまでフロントタイヤが引き起こす渦流をウィングエレメントと翼端板で制御していたのが、やりにくくなっているようですから、フロントウィングの出来も大きいでしょうし、エキゾーストを空力に使えないので、サイドボンツーン周りの空気の流し方も大事になってきていると想像されます。
ちなみに、昨年、モータースポーツ誌でトヨタF1で空力デザインに関わっていた方が、2013年型新車の解説をしていたのですが、通常、サイドポンツーンのサイド下部の空気をいかにうまく流すかと考えてデザインしているチームが多いらしい(=リアディフューザーの効率アップ)のですが、フェラーリは昔からいったんフロントから流れてきた空気をサイドポンツーン前半部で横にはじくように流すという考えでデザインしているとのこと。
で、今年のフェラーリのサイドポンツーンのデザインも昨年までと同じような考え方で作られているように見えます。
一方、F1GP特集の最新号で、森脇さんと元BSの浜島さんの対談が載っているのですが、昨年のアメリカGPで雨の走行があった際、レッドブルはサイドポンツーン周りの空気がきれいに流れていたのに、フェラーリはターニングベイン以降、サイドポンツーンから離れて空気が拡散していたのが雨しぶきで見えたというのです。
ということは、今年のフェラーリって、相変わらずサイドポンツーン周りの空気がうまく流れず、リアウィングやリアディフューザーの効率が劣っているということなのかもしれません。
なんとか、素人考えが外れて、アロンソがチャンピオンになることを祈っているのですが…。
ちなみに、現時点では、午前中の周回数は各チーム伸びていないようで、各チームのクルマの出来が予測できる状況にはないようです。
いずれにせよ、今年はパワーユニットも大きく変わり、テスト時のトラブルも多いでしょうから、テストの初期段階では、クルマの出来は評価できないかもしれませんが、面白いシーズンになることを祈っています。
Posted at 2014/01/29 00:48:15 | |
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