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2014年05月24日 イイね!

エクストレイル試乗しました(日産ル・マン最高峰クラス復帰記念)

エクストレイル試乗しました(日産ル・マン最高峰クラス復帰記念) ヨーロッパでパルサーが復帰し、また、昨日は、日産がル・マンの最高峰クラスであるLMP1クラスに来年から参戦するという突然のニュースが舞い込むという中、元々日産ファンである私にとっては、久しぶりに日産のことが気になる週末となりました。

 という訳で、勢いで久しぶりにクルマの試乗に行きました。
 ル・マン復帰記念ということなら、せいぜいスカイラインあたりを狙うのが筋だったかもしれませんが、500万円近くするハイブリッドセダンとなると、全く縁がないカテゴリーになりますので、以前から気になっていた新型エクストレイルの試乗をしました。(スカイラインの2Lターボが出たらぜひ乗ってみたいですが。)

 エクストレイルというと、もう3代目になりますが、2代目エクストレイルは、カングー1でAT積み換えを経験し、後半は車検費用もかさんでいた我が家にとっては、もし国産車にするとした場合の次期候補車の一つということで、カングー1の買い替えを検討しているときにちょっとだけ試乗をしたことがあります。

 また、2代目エクストレイルの兄弟車(いとこぐらいの関係?)だったデュアリスは、発売当初、ザックスダンパー装着が評判で高評価だったことから、デュアリスにも販売当初の数年前にちょっとだけ試乗したことがあります。

 初代キャッシュカイことデュアリスは、サスペンションストロークの長い懐の深い足回り、また、フランス車を彷彿とさせるシートがお気に入りでした。(途中から、ザックスのダンパーではなくなったようですが、非ザックス装着車の足回りは経験したことがありません。)

 一方、2代目エクストレイルも、(SUVなので、ある意味当たり前かもしれませんが)サスストロークの長い足回りが好印象でした。
 個人的には、モデル末期ながら、平凡なパワートレーンを除くとCX-5や新型フォレスターにも決して負けてはいなかったと思います。

 で、新型エクストレイルですが、大きく変わったエクステリア回りは、初代、2代目に強い思い入れがない立場で見ると悪くないと思いましたが、日本ではエクストレイルのイメージは初代以来の伝統の角ばったイメージでしょうから、もう少し、2代目までのイメージを残せなかったのかな?と思いました。(多くの人がそう思っているのではないでしょうか?)

 それと、サイズが一回り大きくなっているので、パッと見「でかっ!」と思います。全幅1820mmあるので相当な大きさです。(って、カングー2も同等サイズですが)

 乗り込むと、フロントシートは、腰回りを意外ににソフトかつしっかりと支えてくれて、好印象です。(クラスが違うとはいえ、代車のカローラのシートとは大違いでした。)
 試乗車は2列シートでしたが、後部座席の足元は非常に広く、家族で乗っても広々しているだろうなとの印象を持ちました。

 早速試乗をさせてもらったのですが、デュアリスで感じた印象に近く、懐の深いサスペンションストロークの長い足回りで、街中のちょい乗りではありますが、しなやかかつフラットな乗り心地でした。
 ダンパーで無理やりフラットに保っているというより、しなやかに路面の凸凹をいなしながらフラットさを保つという、好みに近い乗り味で気に入りました。(そういえば、ジュークにも近いものを感じました。)
 1年半ほど前に試乗したCX-5、フォレスターよりも個人的には好きな乗り味でした。(マツダもスバルも、今、走りを売りにしているので、もう少し固めというか、コツコツ来る感じでしたので。)

 パワートレーンは、日産のスタンダードたる普通のNAエンジンにCVTの組み合わせですが、CVTに不自然さは感じられず、悪くないと思います。
 あと半年ぐらいするとハイブリッドが出るらしいですが、SUVなので、ハイブリッドよりも先代でも人気だったクリーンディーゼルを残せばよかったのにと思いました。

 この新型エクストレイル、英国の主要雑誌「What Car?」で、読者が選ぶカー・オブ・ザ・イヤーみたいな企画(英語が不得手なので、多分そんな企画だと思います。)で、1位を獲得しただけのことはあります。
 ちなみに、雑誌が選ぶカー・オブ・ザ・イヤーは、兄弟車であるキャッシュカイでした。

 日産も、欧州向けや米国向けでもライバルがドイツ御三家あたりになるインフィニティだと、気合が入っていいクルマを作るのに、新興国向けだと一気に気が抜けてしまい(力を抜いているというか)、パッとしません。
 今や、ミニバンを除けば、国際市場のおこぼれをもらうような状態となっている日本の日産ファンにとっては、もどかしいところがあるのは否めません。

 いみじくも、今月のdriver誌で、「日産復権への狼煙 祝80周年 あの頃の元気を取り戻せ!」という企画の特集が組まれていて、「最新モデルで感じる日産車のいま 『いいんだけど つまらない!?』」という表題の記事が掲載されていますが、面白いと感じられる日産車は一部の車種のみ。あとは、乗ってみれば悪くはないけどというクルマ(ティアナやシルフィ)とか、乗る気すらしないクルマ(ラティオ)が増えています。
 日産好き(なのに買ったことはないのですが)としては、国際市場でガチンコで戦うクルマ以外も、企画からクルマそのもの出来まで含めて力を込めて作ってほしいものです。
 そうすれば、マツダのように、サイズはとても日本向けとは言えなくても、クルマ好きに認められるクルマが日本市場に向けて発売されるようになるのではないかと思います。
Posted at 2014/05/24 14:49:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗(国産車) | 日記

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