
連休も雪。
なかなか出かける気分になれなかったのですが、アルファのメルマガでキャンペーンやっているというのを見て、雪が解けたのを見計らってディーラーに行ってみました。(都市高が通行止めで大渋滞でしたが)
アルファに乗るのは(というか触ること自体)ほとんどなく、唯一の経験は、何年か前のジュリエッタの試乗のみです。
当然、昔々のFRの時代も知りませんし、といってスッドの水平対向エンジンなんて見たことすらありません。
街中で見たことがあるのは、FRでは75やスパイダーまで、FFなら164以降というところです。
ですから、”アルファロメオらしさ”というものが何たるかは全くわかりません。
そんな状況で試乗させてもらったのがジュリアでした。
グレードは”スーパー”でした。(”ジュリア・スペル”とは言わないんですね。)
見た目は、顔以外はいたってフツー。イタ車らしい華やかさやちょっとしたクセというかある意味アグリーさもありません。サイドビューもリアもBMWにも見えかねない雰囲気です。
内装は鮮やかな本革シートで、イタ車らしさが感じられましたが、液晶パネルは細かな細工があった昔のイタ車とは全然違う雰囲気でした。
すでにエンジンがかけてあったのですが、エンジンもいたって静か。ジェントルそのものです。
走り出すと、乗り心地の良さが強く印象に残りました。
以前乗ったジュリエッタは、フロアがしなるような印象を感じたのですが、ジュリアはクルマ全体がしっかりとしていて、そして足がスムーズに動いているという印象です。
まあ、こんな高価なクルマに乗る機会は過去にほとんどなく、いいとか悪いとか言うのはおこがましいのですが、わずかな試乗経験があるBMW3シリーズ、アウディA4と比較しても非常にしなやかですごくいいクルマだと感じました。
営業の方の話では、クワドリフォリオ(3LのV6ターボで510PS)をあらかじめ想定してシャシーを設計したとのことで、2Lターボなんて余裕なんでしょう。
ちなみに、ハンドリングの良し悪しなんてわかるような腕の持ち主ではありませんが、交差点を曲がろうとステアリングを切ると、すいっとフロントが入っていくような感覚を受けました。
これが単にフロントが軽いからなのか、FRだからなのか、アルファの味なのかはよくわかりません。
しかし、最近評価の高いメガーヌGTと同じようなパワーながら、(クラスも価格も違いますが)メガーヌがじゃじゃ馬感が強いのに対して、アルファには余裕と落ち着きが感じられました。
これまで書いてきたようにすごく好きなクルマだと思ったのですが、これが旧来からのアルファ好きの方にとっていいクルマなのかはわかりません。私にとっては、メガーヌGTがいいクルマって言われても全くピンと来ないように。
Posted at 2018/02/13 23:24:24 | |
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試乗(輸入車) | 日記