
先週、フィットの試乗の後、立ち寄ったトヨタのディーラーで、待ちぼうけをくらった後、「今度、試乗車があるときにどうぞ」と追い返されたので(ちょっと、誇張気味ですが)、行ってきましたトヨタのディーラーに!
ま、行った店は、先週寄った店とは違いますが。
元々アクアの試乗は、興味本位だったのですが、今回の試乗のテーマはただ一つ。
先週立ち寄ったトヨタの営業が言うように「フィットもいいクルマだけど、ま、『トヨタを買っておけば間違いないですから』」と言うほど、アクアは間違いないクルマなのか?ということです。
ディーラーの駐車場にカングーを入れると、丁寧に「オーライ、オーライ」と車庫入れの案内をしていただきました。
ベテランっぽい営業の方も、終始丁寧な対応で、先週の店の若僧営業とは打って変わって、「こういう丁寧な対応をする営業の方たちが”営業のトヨタ”を支えてきたんだろうな」と感じられました。
「アクアに興味があるんですが…。」と言うと、早速「試乗車を見てみませんか?」と言われ、運転席に座ってステアリングを握っていると、「試乗しませんか?」と言われ、あれよあれよと試乗をすることになりました。
で、乗ってみた結果は、ある意味、先週の営業が言ったように、まあ、間違いはないクルマだとは思いました。
乗り心地もまあまあ、室内の広さも異常に広いフィットと比べれば狭いですが、見た目やたらと幅広で車高が低く見える割には、十分な室内の広さでした。
シートの座り心地も、1か月ぐらい前に乗ったカローラハイブリッドよりはマシのような気がしました。売れ筋よりもちょっと外れつつあるカローラと、フィットに対抗するために気合を入れて作ったアクアの差が出ているような気がしました。ま、長距離の運転に耐えられるレベルかどうかは疑問ですが、10分程度の試乗で「これは参った…。」というほど悪いわけではなくという印象でした。
ちょっと気になったのが、昔のトヨタは、中身では手を抜いても、客の目に触れる部分にはそこそこ金をかけていたのではないかと思いますが、ダッシュボードの質感は、一昔前の欧州車のベーシックカーレベルまで落ちているように思えました。ポロや208、ルーテシアの質感がそこそこのレベルまでは上がってきている現在、トヨタにしては…。と感じました。
結論としては、古き良きトヨタの80点主義のクルマで、人に薦めて失敗はない代わりに、クルマ好きには物足りないという印象でした。そういう面で、トヨタらしいクルマと言えるんじゃないでしょうか?
最後に、今回の営業の方は、さすがにベテランの方で、フィットの話をしても、ホンダをけなす様な発言は一切されませんでした。
Posted at 2013/11/24 17:37:27 | |
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試乗(国産車) | 日記