
日本GPから1日。(まだ、録画を見ておりませんが。)
ジュール・ビアンキの容態については、手術後、自発呼吸しているという情報もあれば、人工呼吸器により呼吸しているという情報もあるなど、情報が錯そうしており、また、チーム・マルシアからの情報も限定的で、とにかく心配です。(タイトル画像は、ビアンキのものです。)
しかし、今回のF1を見ていて、つくづく現代のF1(に限らず、オリンピック等の巨大スポーツイベント)は、放送権に縛られているんだなと感じました。
そもそも、昔のF1日本GPは、13時とか13時半にはスタートしていたと記憶しています。
大学時代は、今回と同じ経路で帰って、帰りの電車の中で日本シリーズラジオで聞いていましたし(当時は西武全盛期。デーゲームでの開催でした。)、17時半からのフジ系東海テレビのニュースの中のスポーツニュースでF1の結果を下宿で見ていましたから。
それがヨーロッパにおける放映時間に合わせてアジア・オセアニアにおける開催時間がどんどん遅くなっていって、今や日本GPは15時からです。
これでは、今回のような雨でレースて遅延すると、月曜日に仕事に行けるかドキドキもんです。
さらに、今回思ったのが、最近は決勝は秋晴れの中での開催が多かったので考え付かなかったのですが、表彰式が終わるころには夕日がきれいで、たそがれ時となっています。
これが、今回のようなウェットレースともなると、17時近くはもう暗くて危険です。
また、開催時間をずらすという手もあったのでしょうけど(結果的には2度目のスタート後が一番雨が少なかったのですが)、放送権のことを考慮すると、それは許されないんだと思います。
あまりにF1が商業的に巨大化していき、客の入らない需要のない国でやたらと新規開催し、伝統あるヨーロッパでも、今やフランスGPが無くなって何年だろう?という状況です。
そろそろ、バーニーにはお引き取り願って、もう少し観客のことを考えた(そして、放映権よりドライバーの安全を第一に考えた)レースをやってほしいです。
ちなみに今年の鈴鹿は、観客数7万人強とのこと。(同じ日にタイで初開催されたスーパーGTの方が客が入っているなんて!)
最盛期には、金曜日に8万人、日曜日には15万人も来場していたことを思うと、寂しいものがあります。(場内移動は本当に楽々になりましたが。)
さすがに、チケットが中価格帯でも3万円以上するとなると、F1バカ以外見に行かないですよね。家族で遠くから宿泊して観戦すると、数十万円飛んでいくわけですから。
エキゾーストノートうんぬん以前に考えることがあるんじゃないかと思います。
ところで、ネットを見ていてびっくりしたのが、アンドレア・デ・チェザリスがバイクの事故で亡くなったというニュースです。
ちょうど、今年のF1には、ナイジェル・マンセルが来場していて、トークショーも開かれていたのですが、トークショー前にイベントブースで、マンセルが活躍してた時代のF1の映像が流されていました。
その中に、1989年のカナダGPの表彰式の映像があったのですが、優勝したティエリー・ブーツェンの横で、3位のデ・チェザリス(多分、スクーデリア・イタリア?)が笑ってしまうほど興奮して、また、喜んでいました。この映像を見て、「ホントに、懐かしい~」と思っていたところだったので、デ・チェザリスの死にはびっくりしました。
ちなみに、この1989年のブーツェンの勝利は、NAになって初めてのルノーエンジンの勝利だったと思います。
そういえば、ポールリカールでのフランスGPの映像も流れていました。
今や、ポールリカールはテストトラックというイメージですが、南欧の雰囲気たっぷりで、すごく雰囲気が良かったです。
ミストラルストレートからシーニュに入っていくところなんて最高だったのですが。
Posted at 2014/10/07 00:46:52 | |
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