
308に続き試乗させていただいたのがC4ピカソ(グランドの方)です。(こちらも長文です。)
シトロエンには、ちょっと前にDS3に試乗させてもらったことがありますが、DS3は、随分前に、ちょい乗りした先代のC3、C4ピカソ、C5とは異質のクルマという印象を持ちました。
といって、私はシトロエンの経験値は、そのちょい乗りの3車種+エグザンティアの試乗程度しかありません。
という訳で、プジョーと同様、シトロエンらしさやハイドロとバネの違いを語るほどの経験も知識もないというのが実状で、いわゆるステレオタイプのフランス車らしさという観点でのものの見方になります。
で、308に続き土砂降りの中の試乗となったのがC4ピカソ。
土砂降りなので、慌てて運転席に飛び乗った瞬間に感じたのが、「あ、フランス車だ!」ということ。(さすがに、ふ~んわりはしてませんが、ふわっとした感じ。)
前述のようにシトロエン経験値が少ないので、これがまさしくシトロエン!なのか、昔に比べるとシトロエンらしさを失ったと思うべきなのかはわかりませんが、私にとっては、十分フランス車らしさを感じられましたし、随分前に試乗したC3を思い出しました。(先代C4ピカソと比べて云々できるほどのC4ピカソの記憶はありません。)
インパネは、液晶ディスプレイで、正直見にくいと思いました。(これを「変!」と思うのか、「シトロエンらしい」と思うべきかはこれまたわかりません。)
走り出すと、足の動きがこれまたフランス車!という動き。
今どき、世間一般的には308の方がいいクルマというのかもしれませんが、80年代のフランス車が理想という私にとっては、ソフトなシート、ゆったりとしたソフトな乗り心地のC4ピカソは相当気に入りました。
パワートレインは1.6Lターボに6速AT。自然に走ってくれて特段の問題はありません。
ちなみに、こちらも気になったのが、アイドリングストップからのスタートのクルマの動きです。(308と同じ動き出しをします。)
スタイルについては、先代C4ピカソが好きだったこともあり、初めて写真で見たときは、「なんか変なクルマ・・・」と思ってましたが、その後、メディア等で何度も見るうちに慣れてきて実車を見たときには、さほど違和感は感じませんでしたし、積極的に好きと思えるスタイルでした。
なお、ショートピカソについては、展示車として置いてありました。
単にスタイル的にはショートがまとまっているようにも見えますが、個人的には、広々感が感じられるグランドピカソの方が好みですね。まだまだ、家族で出かけることも多いので。もう少しして家族構成が変わってきたら違った目で見えるでしょうが。
一気に308とC4ピカソの試乗を終えましたが、最新プジョーの出来の良さを感じる一方で、やっぱり昔ながらのフランス車テイストが感じられるクルマが好きなんだと再認識しました。
で、(DS3では感じられませんでしたが)シトロエンは、やっぱり憧れのクルマだと感じました。
とはいえ、308はベーシックグレードが280万円。C4ピカソは350万円から。
うちの家計では両車とも新車購入はちょっと無理ですね。
でも、バネでアイシン製のATのC4ピカソなら、中古でも安心して乗れそうなので、将来中古ででもいいかもしれませんね。(将来は、子供と一緒に出かける機会も減って、1セグメント小さいクルマで十分になっているかもしれませんが。)
Posted at 2014/11/30 23:24:48 | |
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試乗(フランス車) | 日記