
現在乗っているカングーも来月末で登録から2年。
12カ月点検の際にはコーティングのメンテも行うため代車が必要となりますし、さすがに劣化が進んできたワイパー交換についてアームごと交換するのか、ブレードのみ交換するのか検討するため、ディーラーに事前の打合せに行ってきました。
実は、打合せのもう一つの目的は、ルーテシアの0.9LターボMTの試乗に行くことでしたが、外に出ているとのことで今回の試乗はかないませんでした。
そこで、もう一つ気になっていたキャプチャーに試乗してきました。
「なぜ今キャプチャーなのか?」といいますと、輸入開始時にキャプチャーに試乗させてもらったことがあるのですが、リアの突き上げが気になっていました。
ベースのルーテシアが、昔ながらの”フランス車!”というふんわり感はほとんど感じられない一方で、道路の凸凹を絶妙にいなしていくルノーらしいフラット感があって、新世代ルノーという雰囲気を感じさせてくれるのに対して、キャプチャーはリアが跳ねる感じがして「やっぱり、ルーテシアがベースといっても、荷物を載せるクリオ・エステートがベースだからある程度荷重がかかる状態でないとダメなのかな?」と思っていました。
しかし、その後、みんカラでキャプチャーのオーナーさんがブログでタイヤ空気圧を標準に下げたら乗り心地が良くなったとおっしゃっていて、また、ディーラー自身のブログでも、ゴツゴツ感があったけど試乗車の空気圧が設定よりも高めだったということが書かれていました。
そこで、空気圧が適正に設定されたキャプチャーってどうなんだろうとずっと思っていたのです。
試乗した結果としては、ずいぶん突き上げが減っていて、ルノーライドと言える乗り心地になっていました。
まあ、シュペール5やクリオ1のようなふんわり感はないですし、クリオ2のようなねっとり感もないですが、(昔に比べれば随分静かですし、実際静かなのですが)何となくドタバタしているように感じられて、実はフラットという独特の”いなし”が感じられる乗り心地は感じられました。
ただ、試乗車は、交換できるシートカバーが売りのインテンスだったのですが、シートがちょっと硬めで腰の辺りがちょっと落ち着かないという印象は初試乗の時と変わりませんでした。
シートについては、交換シートカバーがないZENの方が柔らからしいですし、乗り心地もホイール径が小さなZENの方が、より”らしい”とも聞きますので、ルノーらしさを求めるならZENがいいのかもしれません。
でも、キャプチャーの大きな魅力の一つであるツートンカラーはインテンスしかないんですよね。
この辺りが、キャプチャーを選ぶ時の難しさという気がします。
Posted at 2015/01/18 00:37:43 | |
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試乗(ルノー) | 日記