
先週の日曜日、FIAT/ALFAのディーラーの前を偶然通りかかったら、500Xの試乗車が置いてあったので、早速お店に立ち寄りました。
で、乗った印象を先に書かせていただきますと、正直印象に残らないクルマでした。だからこそ、試乗してブログ投稿まで10日間も放置していたのですが。
ほとんど予備知識なく実車を見たのですが、パッと見の印象は、500を名乗るにしてはデカすぎないか?というものです。
もともと、FIATはそんなこと承知の上なんでしょうけど。
で、試乗したいと申し伝えると、「いいですよ!」との快い返事。
しかし、ディーラーからしばらくは、営業さんが運転するとのこと。このこと自体は、以前もこのお店では体験したので、気にならなかったのですが、何が困ったかと言いますと、この営業さんの運転が荒すぎて、本当に小さな路地にもかかわらず、発信するや否や全開で加速!もう、横に乗っていて人が飛び出してこないかハラハラするし、5分程度ながら車酔いしそうになりました。(もしかすると、「イタ車なんて回してナンボ」と盲目的に信じていて、路地ですらそれを実践されていたのかもしれませんが、ちょっと理解できない運転でした。)
その後、やっと自らステアリングを握ることができました。
エンジンもスムーズ。DCTのトランスミッションもスムーズ。乗り心地は、柔らかくもなく硬いでもなく、といってすごくフラット感を保つって感じでもなく、印象に残らない感じでした。
という訳で、印象に残ったのは、営業さんの運転で、クルマ自体の印象は希薄でした。
イタ車の経験が乏しいのですが、以前乗ったパンダはすごく好みでしたし、ジュリエッタもなかなかいいねと思ったのに対して、500Xは曰く表現しがたいクルマでした。
これが、FCAとして、ジープの新型SUVとプラットフォームを共有化したからなのか?それとも、イタ車って元々こんなものなのか?その辺は私の経験ではわかりません。
というのが試乗した印象・感想なのですが、もう一つ思ったのが、500のデザインをモチーフにする必要があるのか?ということでした。
これが、最新のイタリアンデザインで、パッと見ただけで「おおっ!」と思わせてくれるデザインだったら、すごく印象深かったように思います。
しかし、500の見た目の割には、デカいし、500のツインエアが醸し出す雰囲気とは全く違うパワートレーンですし(クラスが違うので当たり前ですが)、なんかすきっとしないんですよね。
まあ、ミニが、ミニをモチーフにしたデザインで手を変え品を変えして当たっているので、500も同様の路線で行くのでしょうけど(既に500Lもありますし)、個人的には全く違うデザインで勝負してほしかったと思います。
Posted at 2015/11/03 23:51:48 | |
トラックバック(0) |
試乗(輸入車) | 日記