
納車から2年6カ月経過し、ディーラーに行った帰り道。通りかかった某住宅機器の展示場で、ヤナセフェアが行われていました。
ふらっと立ち寄ったところ、「どんなお車にご興味がありますか?」と聞かれたのですが、ヤナセで取り扱っているドイツ御三家+GMにものすごく興味があるクルマは正直なく、以前からちょっとだけ気になっていたBMWのミニバンである2シリーズのグランツアラーを見せてもらうことにしました。
あらかじめ、「FRにも、スポーツセダンにも興味はありません。家族構成からミニバンに興味があります。」と伝えたうえで説明を受けました。
しかし、ここはBMWの営業マン。グランツアラーは内心認めたくないのか、5人乗りのアクティブツアラーを勧めてきます。「FRとまでは言わないけれど、せめて少しでもスポーティなクルマがいい」とどうしても思ってしまうのかもしれません。
いろいろと説明を受けたのち、試乗を勧められたので、喜んで試乗をさせていただきました。
試乗車は、2Lのクリーンディーゼルのタイプ。
FRにもスポーツセダンだけでなく、ストレート6エンジンにも興味がない私には、むしろ好都合。昨今のクリーンディーゼルエンジンを体験できました。
さすがに最新のディーゼルエンジン。事前に教えてもらわなかったら、ディーゼルとは気づかなかったかもしれません。(「やたらと低回転でシフトアップするんだな~」と感じただけかもしれません。試乗後、車外でエンジン音を聞いたらやっぱりディーゼルでしたが)
試乗した印象は、普通にすごくいいクルマ。
乗り心地も路面の凸凹を感じさせないぐらいフラットですし、ディーゼルの低速トルクでぐいぐい進みます。
しかし、最後に試乗してもう何年も経つトゥーランと比べて格段にいいクルマなのか?と言われると大して変わらないような気がします。
人生の中でBMWと無縁な生活を送ってきた私のような者にとっては、BMWといえばスポーティな”高級車”。その高級車というイメージからすると、なんとも普通のようにも感じたのです。
一方、(オプションをつければ400万を超えるでしょうけど)300万円台で”高級車”BMWが手に入るという考え方も出来るのですが。
以前、メルセデスのBクラスに試乗した時にも思ったのですが、高級車ブランドのBシリーズや2シリーズがずば抜けて素晴らしいと感じさせないところが、VWの凄さなのかな?と感じました。
ちなみに、2シリーズのグランツアラーは、販売は好調とのことで、国内在庫がないグレードや色を選ぶと、半年待ちだそうです。
この購入層が旧来からのBMWの客層なのか、他メーカーからの移行なのかは気になるところです。
BMWにさほどの興味がないので、いつも以上にまとまりのない文章となってしまいましたが、まとめとしては、2シリーズグランツアラーはいいクルマだということ、そして、VWトゥーランも負けじといいクルマだ(という記憶がある)ということ、しかし、急に話は飛びますが、この手のクルマを買えるだけの収入があるなら、私だったらシトロエンのC4グランドピカソが欲しいということです。
Posted at 2015/09/06 20:19:49 | |
トラックバック(0) |
試乗(輸入車) | 日記