
先週、6カ月点検に行ってきたのですが、当初はプジョー・シトロエンに行って、C3と3008に試乗して帰りたいと思っていました。
しかしながら、撤退間近の当地のディーラーには試乗車どころか、展示車すら置いてありませんでした。(このディーラーとの相性は、最後まで悪いままでした。(笑))
ちょっと残念な気持ちの中、国産車の試乗でもして帰ろうと、まず立ち寄ったのは日産。
お目当ては、大人気のノートe-powerです。
ノート自体は、デビュー直後にスーパーチャージャーモデルに乗ったことがあるのですが、足が常にドッタンバッタンしていた印象があります。
一方、日産が「ひと踏み惚れ」とPRするe-powerはどうなのか?気になるところでした。
早速試乗の希望を伝えたところ、売れ筋のクルマでもあり、営業の方も快く準備をしていただきました。
スイッチをオンにして発進しようとしたところ、エンジンがかかりました。意外な印象を受けましたが、信号で停止したところエンジンオフ。青信号となって発進した時は、エンジンオフのままでした。
その後、すぐエンジンはかかったのですが、定速で回っているののと、ロードノイズに加えてエアコンの音もするので、エンジン音はほとんど気にならないレベルでした。
あと、日産の言う「ひと踏み惚れ」については、さすがに一回り大きいリーフと同じ出力のモーターを積んでいるだけあって、グイッと走り出します。確かに気持ちのいい走りです。
私はスタイル以外リーフは大好きなクルマです。(バッテリーの寿命については?ですが)
そのリーフとの比較も踏まえ、日産の言う「電気自動車の新しい形」というのは、あながち言い過ぎではないという気がしました。工学的には単なるシリーズハイブリッドかもしれませんが、少なくとも街乗りでの走行感覚は電気自動車そのものという感じです。(高速だと、エンジンの回転数が高まって「エンジン回ってる!」という感覚が強くなるかもしれませんが)
また、ワンべダルドライブについては、最初は違和感があったのですが、途中から慣れてきました。慣れたら戻れないというほど便利なのかどうかは短時間の試乗ではわかりませんでした。
一方、足回りですが、ドタバタ感はなくなったものの、いたって普通という印象。
ルノーのように足回りの良さで”ほしい”と思わせるものは残念ながらありません。ルノーもクリオ3からクリオ4になった際に随分足回りが良くなったように、日産も欧州では新型マイクラが発表されていますから、(新型マーチがあるのかわかりませんが)マーチなりノートなりの新型が出れば、足回りもよくなるのかもしれません。(新型うんぬんよりも、日産が日本市場に出すクルマに、どこまで気合を入れて開発するかにかかっているのかもしれませんが)
Posted at 2017/09/09 20:49:26 | |
トラックバック(0) |
試乗(国産車) | 日記