ケンサク

インターネットの検索会社が
中国から撤退するってことで話題になってる

中国の反応は様々だけど
あまり惜しむ声は無いらしい

中国では
政治絡みで撤退する会社は
あまり支持されないみたいだ

ちょっと前（かなり前？）に
天安門事件ってのが有った時には

まだ国外から中国へ
進出している会社は少ない中

治安の悪化に怯えて
一旦撤退した会社は
それ以前にかなり販売シェアを持っていたとしても
戻って来た時には殆どシェアが復活しなかったとか

たとえ
国のやり方に不満が有ったとしても
人民と共に戦う姿勢を見せないと
受け入れられないみたいだ

そういう気持ちは良く分かる気がする


ネットでの検索という分野においては
モロに言論統制的な制約を受けるというのは

問題だという以前に
かわいそうになってしまうが

中国の人にとっては
海外の検索会社が撤退しても
あまり不便にも感じないのかもしれない


日本での最近のネット検索というものは
技術的にかなり進歩している感が有って

多少字が違っていたり
送り仮名が違っていたり
方言混じりだったり
平仮名でもカタカナでも

欲しい検索結果が
予想以上に広く引っかかってくれる

ちょっと
スポンサー絡みの
検索結果になっているような
気もするけれど

前の方をちょっととばせば
それなりにインテンションを避けた結果が得られる


でもたぶん
中国においては
そもそも漢字の並びだけだから
どこの検索会社を使ったとしても
大差無い結果が得られてしまうのではなかろうか

それはそれで便利なようで
そもそも文章のニュアンスに
細かい差がつかないってことで

言葉の乱れとかいろいろ言われたりもするけれど
文化の発達という面で
自由度が高いってことでもあるんじゃないかな