えぼかぁごのブログ一覧

今日は朝から電車が不通

周りの路線も悪循環で大混雑

ようやく乗った電車の中は雨模様のせいもあって
窓ばかりか広告の金具にまでびっしり結露するほど
過飽和水蒸気状態



途中の駅でちょっとイビツに圧縮されて
あ～これは”普段使わない筋肉”で体を支えてるから～めっちゃしんどい～
てなことを思っていて

次の駅でちょっと体勢を変えられてやれやれと思ったけれど
既に”いつもの筋肉”が役立たずになっていることを自覚する羽目となり

会社に着いた時にはもう１日が終わった気分だったよ

帰りの電車に乗る駅では
改札からホームに下りる階段が
電車の後ろ寄りに有る

従って、階段を下りたところで電車を待てば
ホームに入って来る電車はかなりのスピードで
目の前を通り過ぎる

今日の帰りはどういうわけだか
ホームには人がまばらで
乗車口の表示の有る場所で列ができることなく
一人で電車を待っていた

ほどなく電車がホームに入って来る時
つい後ろを振り返ったら

隣りの乗車口のところで
同じく一人で待っていて同じように振り返ったおじさんと
一瞬目が合った

すぐに忘れてしまうのだろうけれど
今はちょっと気になるのは誰も同じみたい

傘が壊れて手間取ったのと
風に逆らって歩くのが大変だったせいか
駅に着いた時にはいつもの電車が既に到着していて
ホームへの階段を下りてすぐのドアへ
足早に乗り込んだ

電車は圧縮されるほどではないけれど
それなりに混みあっていて
ドアの脇の手すりにつかまって立っていた

次の駅で数人が乗り込んで来て
最後の人が乗り込んだ後にドアの方へ向き直ってこちらに背を向けた時
えっ？！と思った

乗り込んで来る時から多少の違和感は有ったけど・・・

あぁこれが・・・

噂には聞いたことがある・・・

こんなに風が強いのに
髪の毛の１本たりとも微動だにしないぞっ！て感じ

こんな状態になるのかぁ・・・

なんとなく周りの人も注目している雰囲気

そんな雰囲気を察したのか
その人はドアに体を密着させたまま
ゆ～っくりと横を向き
さらにゆ～っくりと回転してドアに背中を向けた

いや、そこそこ混んでいるんだから
わざわざ他人と密着して向き合う姿勢をとらなくても・・・



笑っちゃいかんけど・・・

耳たぶに大量の黒い粉を載せたままにしておくのは反則だよ

今朝家を出る時は曇り空

会社に着く頃にはぱらぱらと雨

帰りには本降りになっていた

｢今日は傘持って来なかったんですよ～
コンビニで傘買わなくっちゃ｣
って言ってる後輩に
先日忘れて帰った傘を貸してあげて

カバンの中から別の折り畳み傘を取り出し会社を出た

駅までは大した雨ではなかったけれど

電車に乗って多摩川を渡る頃には
電車の窓ガラスを叩く雨音が聞こえるほどの激しい雨

時折り窓の外が一瞬明るくなって
電車の音とは違う音が響いて来るから
かなりの雷雨になってしまった

駅に着けば
ホームに降りる前に濡れてしまうくらいに激しい雨

アナウンスは
｢本日は雨のため傘のお忘れ物が多くなっております・・・｣

さすがにこの天気で電車に傘を忘れる人も無いだろ・・・


ちょっと暖かくなって
今朝はコートを着て行くかどうか悩んだけれど

着て出て良かった

家に着いたらコートの上の方まで水滴まみれだった


そろそろ春だね

帰りの電車で

隣に立っているオジサンが読んでいたのは
楽譜だった

文庫本サイズの楽譜ってのは初めて見た

パートがいくつかに分かれているところを見ると
クラシックの楽譜だろうか

昔の記憶をたどりつつ数えながらであれば
一つ一つの音符がﾄﾞなのかミなのかソなのかくらいは
読みとれるだろうけど
メロディなんて読み取れない

規則正しくページをめくるオジサンの体は
電車の揺れとはちょっとちがうリズムで揺れていたから
メロディが頭の中に流れているのだろう

おそらく私には想像もできない世界に浸っているのだろう

オジサンはとても楽しそうな表情だった