えぼかぁごのブログ一覧

「すみません、○○へはこっちの電車でいいですか？」
とホームで声をかけられた

結構、同じような経験は多い

たまに平日の昼間なんかに電車を利用する時には
かなりの確率でこんなことを聞かれるような気がする

イナカモノだから良く分かるけど
やっぱり首都圏の電車は分かりにくい

電車の路線も多いし
駅の間隔が短い分、駅が膨大に存在する

初めての場所へ出かける時に
○○線に乗って○○で○○線に乗り換えて○○で降りて○番出口で出て・・・
なんてことを乗り換え案内とかを駆使して念入りに調べて行くのだけれど
いざ乗り換えの駅のホームに着いてから○○方面と××方面って書かれていても
どっちも聞き覚えが無くて
事前に○○行きに乗るということを調べていたとしても
その行き先ははるか遠くだから割と近い場所が方面として表示されているので
全く行き先と結びつかなかったりする
地下鉄なんかじゃどっちの方角なのかもさっぱり分からないし

ホームが一つで右と左が上りと下りの場合なら
ホームのどこかに停車駅が細かく書かれた表示板が有るので
それを見て判断すれば良いのだけれど

ホームが二つに分かれている場合はどちらの階段に向かって良いか分からず
一旦どちらかのホームに下りて確認する羽目になることも

最悪なのは改札から分かれて○○方面専用改札となっている場合
二者択一ならこっちと判断できる場合も有るが
一方だけだと確信がもてないことは多くて
こういう改札に限って無人改札だし
間違って入るとあとが面倒だから
確信が持てるための案内表示を探してさまようことになりかねない

従って、他人に聞いたこともない駅名を訪ねられても答えられないことも多い
いや～この辺詳しくないので～と言いながら
乗り込んだ電車に表示してある路線図でその電車がその駅に行くことを確認してしまうと
とっても罪悪感がつのる

都会の人は冷たくて道を聞いても教えてくれないって思った経験の有る人も多いと思うけど
実際のところ分からないって場合は結構有るんだろう


ちょっと前に通勤電車に珍しく親子連れが乗り込んで来て
そのちっちゃな男の子が
「ママ～やっぱり大宮行きは混んでるね～鉄道博物館できたからね～」って叫んでたけど
こういう子に聞いたら細かく的確に案内してくれるのかなぁ
（ソノデンシャニノッテタサラリーマンガゼンインテツドウハクブツカンニムカッテタラチョットブキミダヨネ）

帰りの電車

吊り革につかまって立っていて

ちょっと離れた席が空いて
オバサンが座った

前に立っているオジサンが
荷物を渡していたので
おそらくご夫婦なんだろうけど

風体がなんだか変だった

見た目に全くコダワリが無いというか

周りになんと言われても全く気にしていないんだろうというか

夫婦そろって
とりあえず寒いからその辺のものをとにかく羽織ってるというか

もう少し汚ければどちらもホームレスにしか見えないというか

きっとご近所では変人で通っているに違いないって雰囲気が漂っていた

加えて夫婦それぞれが
全く同じ携帯を握り締めていて

WILLCOMのW-Zero3ってやつで
スライド式のキーボードを備えた多機能の携帯

これがまた似合わない

で、それぞれが全く無言のままで
その携帯を一心に操作していて

なんとなく片方が集中して操作した後に
もう一方が集中して操作しているようなリズム感が有って

もしかしてこの二人はメールで会話しているのかな？
って感じだった

それはそれで
その二人に似合ってる感じだったが

一時その多機能の携帯っていいかもって
思っていたことも有ったので

なんとなく買わなくて良かったかもって思った

自分の降りる駅に着いて
電車の外から振り返ると
オバサンの携帯画面が見えた

何かのゲームの画面だった

さすがにメールで会話しているわけではなかった

ちょっとホッとした




＊ちなみに写真はオートサロンでディアブロが履いていたホイール
　カッコイイって思ったけどあのタイヤサイズだから似合ってるんだろう

金曜日の朝の通勤電車

吊り革につかまって立っていて

途中の駅でさらに混んできたので

もう少し詰めようと
自分の足元と
前の座席に座っている女性の足元との
隙間を確認するために下を向いたら

変な形の靴が目に入った

靴の先端に変な突起が有る・・・

何だこれは？

じ～っと見て
なんとなく分かった

元々は
最近たまに見かける
先端が妙に長細い皮靴で
本来の足のサイズより３～４cmくらい長いってやつらしい

元々は全体がスラリとしたデザインなのだけれど
人間の足ってそういう形をしているわけではない

靴に負けて外反母趾とかになって
靴に合った形状に足が進化？することも有るようだけれど

この女性の場合は足の方が勝ったらしく
靴が大きく変形してしまったようだ

変形後の靴の形から見て
この女性の足は外反母趾になることもなく
健康的な？大地を踏みしめるタイプの足みたい

くわえて一見して恰幅もよいので
ちょっとヒールが高くて
先端が長細い靴を履けば

靴が足になじむのに
そう長い時間はかからないであろうことも容易に想像できた

結果的に大地を踏みしめるタイプの足の先端に
元々の長細い先端部分だけがかろうじて残ったようで

そしてその変形を免れた先端部分が
「私は元々はあのスラリとしたステキなデザインの靴だったのよ～」
って虚しく主張している



私なんぞは
足元（に限らないけど）のオシャレなんてものには全く無頓着なせいか

自分の足と全く形の違う靴を履く理由は理解できないし

バラエティ番組なんかで
病気自慢の一つみたいに
「私、外反母趾なんです～」
って言う神経が良く分からないし

たぶんそういう足をナマで見せられたら
正直なところ
気色悪～
って思いっきりひいてしまいそうな気がする


その一方で
「ハイヒールの絵を描け」
って言われたら

間違いなく
先端が尖がったタイプの絵を描きそうだ

本来のヒトの足の形に合ったハイヒールって
うまく想像できないし何だか不自然に思える

いや、ハイヒール自体が不自然なのだろうけれど



クルマのパーツもそうだけれど

単品ではすんごくカッコイイと思ったものが
装着すると今一つってことは良く有る

自分自身はそのパーツ自身の魅力にヤラレてしまっているので
最初はなかなか気付かないけれど

装着状態で初めて目にする他人には
すんごく滑稽だったりすることは良く有る

自分自身でも
パーツを買って直ぐに装着してしまうと
なかなか正しい評価ができないけれど

何かで忙しかったりして
すぐには装着できないでいると
ちょっと冷静になることができて

やっぱりこのクルマには似合わないかも
って思ってお蔵入りしているパーツもいくつか有るんだよねぇ


ホイール選びも同じように難しいよねぇ

帰りの電車

ちょっと混んでいたけれど

奥の方に空いている場所が有ったので
奥へ進むと

空いていたのには理由が有った

酔っているらしい青年が一人

吊り革につかまって眠っているらしく

ぐにゃりぐにゃりと
三人分くらいのスペースを使って

舞いを舞っていた


酔っ払いは年中いるけれど

こういう風にぐでんぐでんになっている人は
冬場しかいないような気がする

夏場はビールを飲む人が多くて
冬場はちょっと体が温まるような
日本酒とか焼酎とかを飲む人が多いのだろうか

アルコール濃度の高い酒を飲んで
暖房の効いた電車の中で
眠くなってしまうのか

これも都会の風物詩なのかもしれない


周りで立っている人は少し距離をとることができるけれど

一番迷惑をこうむるのはその前に座っている人

今日、その不幸な席に座っていたのは若いサラリーマン

携帯をいじりながらちょっといやな顔をしていたけれど
そのうちに酔っ払いの舞いが一段と激しさを増してくると
我慢できなくなったようで

携帯で酔っ払いを突っついていた

電車の中で酔っ払いを突っつくというのは都会では許されるルールなんだろうか

以前にも忘年会シーズンに同じような光景を見たことが有る


都会にも本格的な冬シーズンの到来らしい

今日は仕事の進捗が今一つで
ちょっと遅い電車で家路に

遅い時間でも混んでいる電車

通勤時間帯は
あまり話しをしている人は
いないのだけれど


今日は背中の方で
女性二人が話しをしていた

都会の電車で会社関係の話をする人って
どういうわけだか結構大きな声で話をする人が多いような気がする

プライベートの事ではないから気にならないのだろうか？

そんな事大きな声で話す内容ではないのでは？
って思えるようなことも
酔っぱらっているのか結構大声で話す人が多い

まして派遣の人達はまるでヒトゴトのようにとんでもないことを
大声で話していたりする

こういう感じで企業の不祥事が明るみに出るのかなぁなんて思うこともある

今日大声で話をしている女性も派遣の人みたいで
派遣先の上司が気配りが足りないみたいなことを
しゃべっていた

おそらくその車両の半分くらいの人は
その女性の主張をはっきりと聞き取れたであろう

そして
お前に気配りをうんぬんする資格はねぇ！
って思ったんじゃなかろうか

その女性の気配り能力はともかくとして

女性が何かを主張する時の抑揚とか声の周波数とかって
どうも生理的に受け付けない

主張している内容自体は理解できるものであったとしても
どうにも頭がキンキンしてしまう

ということで
次の駅でちょっと多くの人が降りたところで
逃れるように奥の方へ移動

やや酔っぱらってゴキゲンらしき
おじさんの前に立った

次の駅に近づいて

｢まもなく○○です｣
というアナウンスが流れると
前のおじさんが立ち上がった

あ、ラッキー
今日は座って帰れる

と思ったのだが

そのおじさんは立ち上がったまま
ドアの方へ移動する気配が無い

たしかにちょっと混んでいるので
するっと移動できるのではないのだけれど

あまり近距離でおじさんと向かい合っているのは好きではない

まして、そのおじさんが移動しやすいように
ちょっと背中で後ろの人を押して空間を作った体勢を維持するのは
ちょっと辛いんですけど

酔っぱらっているから
乗り過ごさないようにとりあえずアナウンスで立ち上がったってことだろうか？

しかし
このおじさんと微妙な距離をキープした体勢が
その席に座る意志は有りませんと解釈されたのか

駅について
ようやくおじさんが右側のドアへ向けて動き出すのに
きれいにリンクして
左に立っていたおばさんがその席にするりと座った

ん～

都会で生きて行くには
俺ってかなり要領悪いんだろうなぁ

とちょっと落ち込んだところで
アナウンスが・・・

｢本日は○○駅で人身事故が有ったためにダイヤが乱れており
本日に限りこの電車は××駅で運転を打ち切りとさせていただきます
ご迷惑をおかけしますが横浜方面へお越しの方は
次の電車にお乗換え下さい・・・｣

てことでウチの駅の２つ手前で運転打ち切りに・・・・orz

こういう場合は次の電車はメチャ混みになるし
そこで一旦降りてメシでも食ってからゆっくり帰ることにしよう

ということで運転打ち切りになった駅を出たら・・・・雨（泣）

こりゃぁのんびり食ってたら本降りになっちゃうかなぁ
と思いつつ軽く急ぎ足で目的の店へ

店の扉を開けようとしたら
ちょうど出て来たおじさんが
店の前に展示してあったお勧めメニューのサンプルを指差して
｢コレ美味しかったよ～｣

あっ、そ、そうなんですか～（汗）

でも今日は食べたいメニューは決まってるんだよねぇ
それはともかく
どうも最近は店に入る時におじさんに声を掛けられることが多いなぁ



満腹感と満足感を得て店を出たら幸い雨は上がっていた


普通にサラリーマンしてると
１日な～んにも無いことが殆どだけど
他愛も無いことでも色々有った珍しい日だった


こんな日も有る