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先日クラッチフルードを交換したパジェロ君

おかげであんなにひどかった
クラッチジャダーの現象は消えた

若干の兆候は残っているけど
しばらく盛大にジャダーを起こしていたから
その影響が残っているのかも

もうかなりの回数の発進を
色々な条件でこなしたけれど

途中でクラッチを切りたくなるような
激しいジャダーが出る気配は無い


ということで
クラッチジャダーが出たり
ギアが入りにくいとかいう問題が出たら
とりあえずクラッチフルードを交換することをお勧めします

ＥＶＯみたいにエンジンルームの温度が上がりがちな場合は
あらかじめブレーキフルード同様にＤＯＴ４に交換しておいた方が
良いのかも



ところが
クラッチジャダーが収まったというのに

発進時に思わず
クラッチを切ってしばらく待ってクラッチを再度つなぎたくなる現象が
別に出てきてしまった

以前から
そろそろヤバイと思っていたパワステのベルトが鳴きはじめた

昨年ベルトを交換して
最近ちょっと鳴きはじめたから
思いっきりベルトを張ってみたけど

エンジン始動直後に
ハンドルをきると激しく鳴きはじめてしまった

もう完全にプーリーが磨耗してしまって
ベルトを張れなくなってしまったみたいだ

プ－リーだけの交換はできないみたいだし
パワステポンプごと交換かなぁ？


たまに雨の日なんかに
交差点で鳴かせてるクルマを見かけては
ちゃんと整備しろよなぁ
なんて思ってたのに

自分のクルマがこんなことになろうとは

今日はパジェロ君の
クラッチフルード交換にチャレンジ

先ずは
一人で作業するために
ワンウェイバルブを準備

以前
エボワゴンのウォッシャーノズルを
拡散タイプに変更した時に余ったやつ

本当は交換すべきだったんだろうけど
付いてる場所がフードインシュレータの裏だったから
交換をサボったやつ


そのワンウェイバルブをビニールチューブの真ん中に接続して
タイラップで縛っておく


パジェロの下に潜り込んで
エンジンとミッションの合わせ部付近にある
シリンダーを探す

油圧配管が来ているからすぐに分かる

そのシリンダに付いてるニップルを探す

ブレーキのエア抜きをやったことが有る人にはお馴染みの
小さなゴムキャップをかぶったニップル

ゴムキャップを外して
根元の六角ナットにメガネレンチをかけておいて

ビニールチューブを差し込む

ワンウェイバルブからフルードが出て行く方向になるように

どうもこのワンウェイバルブはちょっと開弁圧が高そうなので
ニップルの根元でチューブをタイラップで縛っておく

チューブの先を適当なペットボトルに差し込んで
六角ナットを緩める


これで準備ＯＫ

ラダーフレームの奥なので
狭くて結構大変


エンジンルームの
マスターシリンダーのキャップを開け

場所が狭いので
別の細身のペットボトルを半分に切って
差し込んで漏斗代わりにしておく


クラッチペダルを踏み込む

普段ペダルを踏み込むのと同じくらいの抵抗が有ったけど
マスターシリンダの液はちょっとだけ減って
ペットボトルにも色の付いた液がちょっとだけ垂れて来た

さらに何度かペダルを踏み込んで
液が減ったら新しいフルードを注ぎ込む

何度もペダルを踏み込んでも
なかなか減っていかないので

もしかして
マスターシリンダが駄目なのかも
と不安をおぼえつつ

再度クルマの下ヘ潜り込んで
ナットをもう少し緩めたら

ペダルが殆ど抵抗無く踏めて
液も確実に多く減って行く

ナットの緩め方が足りなかっただけだった




ということで
ミネラルウォータのペットボトルには麦茶が溜まった

コーヒーが溜まるのかと思っていたけど

２０年２０万ｋｍ以上
経過したにしてはキレイ？

焼けるわけでもないし
磨耗粉が入るわけでもないから
色としてはこんなものか？



これくらい流しておけば
殆どフルードは入れ替わったんじゃないかと思うけど

さて
これでクラッチジャダーは治るでしょうか？

最近
パジェロ君はクラッチジャダーが出てる

半年ほど前にエボワゴンの方も
クラッチジャダーが出てクラッチを交換したばかり

パジェロにしてもエボワゴンにしても
さほどクラッチに過酷な運転をしているとは
思わないし

実はエボワゴンの交換したクラッチは
さほど傷んでいたわけでもなかった


何か別に原因が有るのだろうか？

エボワゴンはクラッチ交換直後にも
若干ジャダーっぽい現象が有った


ネットで調べても
クラッチが変形しているとか
フライホイールだとか
オイルが漏れているんだとか

良く聞く原因しか引っかからないんだけど


もしかすると
クラッチフルードなんじゃないかな


なんとなく冷えている時は出にくいような気がするし

実はパジェロのクラッチフルードなんて
名指しで交換を依頼したことは無いので
もしかすると一度も交換されていないのかもしれない

エボワゴンにしても
クラッチフルードの交換を依頼したことは無いので
一度も交換されてない


クラッチフルードが劣化して
温度が上がった時にベーパーが発生したら
半クラの時に多少押し戻されてるってことも有るかもしれない

ただブレーキと違って
それほど温度が上がるとは思えないのだけれど


ネット情報だと
スバル車は結構ジャダーの出ることが多いみたいで

対策としてクラッチの油圧配管をかなり長くしてるみたいだから
熱害を逃れようとしたのか
液量を増やして劣化速度を落としたのか


とりあえず
費用もそうかからないはずだから
クラッチフルードを交換してみて様子を見たい

しかし
ブレーキフルードと同じ要領で交換となると
自分でやるのはちょっと難しいかな

多少のエア噛みを覚悟して
チャレンジしてみるか

鈴鹿へ向かう途中

パジェロのオドメータは全て２が並んだ

０．１ｋｍまで表示されるので７個の２

年代から行けば３や４が並んでもいいところ

ようやくの２並び

はたして３並びは見れるだろうか

越後湯沢から会津方面へ
走ったこの日

初代パジェロを５台は見かけた

はるか昔には当たり前なことだったけど

ここ数年は
遠出をしてもめったに出会うことは無いし

複数の台数と出会うことなんて
かなり前にしか記憶が無い

雪国方面にはまだ
密かに生息しているみたいだ

そして
出会ったパジェロは
どれもピカピカに磨かれていて
とても大事にされてる感じだった



この写真はちょっと変なんだけど
月と金星の写真を撮った時に
露出をかなりオーバーに設定して
そのままだったから

かなりの枚数を無駄にしてしまったうちの一枚

今回パジェロの写真撮ったのはこれしかなかった