
ヴィーナスラインで朝日でも見ようかと
日曜未明から中央道を北上
諏訪湖SAで休憩がてらの充電
どのルートで行こうかなと思いつつ
ふと空を見上げたら
晴天だと思いこんでたのに星が無い
天気予報をチェックしたら
長野県地方には濃霧注意報が出てた
それでも9時頃には晴れマークっぽいので
この際
標高の高い美ヶ原へ行くことに
ヴィーナスラインを通って
標高を上げて行くと
次第に視界不良になってきた
場所によっては数m先も見えないような濃霧
ヘッドランプに浮かび上がる
無数の細かい水滴
これはもう雲の中ですな
ヘッドランプのLEDは
こういう濃霧ではホワイトアウトしやすい感じ
通常時濃霧ではハイビームの方が
ホワイトアウトしやすいんだけど
このクルマのハイビームは通常のハロゲンのせいか
ちょっと黄色っぽくって
ロービームよりちょっと見やすい場合もある
思い切って
フォグランプのみにしてみると
実は一番濃霧の影響が少なくなるんだけど
いかんせん光量が足りなくて数m前くらいしか見えない
暫くフォグランプだけで走ったりもしたけど
濃霧は野生動物には関係ないので
道の真ん中に突っ立ってる鹿とか狸とか狐とかがいて
フォグランプ走行は断念
雪道では
LEDのヘッドランプは氷着で使い物にならない可能性があるから
フォグランプは通常電球のままにしておいたけど
少しW数の高い黄色電球にでもしてみようかなぁ
濃霧の時にしか使わないフォグランプだから
こういう時に役立つようにしておかないと
フォグランプは対向車に見えればそれで良いって話もあるけど
多少はこちらの視界にも貢献してほしい
ヘッドランプの光軸も
私の好みよりはちょっと高めな感じもするから
もう少し低めに調整した方が良いかもしれない
濃霧の中で
速度を落として30~40km/hくらいで走っていると
エンジンの音が気になります
最初は
こんな時間にヘリでも飛んでるのかと思った
急坂なので
昇り始めてかなり早い時点で
諏訪湖でチャージした電池は空っぽになって
エンジンが頑張って発電してる
良く抑えられてはいるんだけど
周りが物音一つしない真夜中の山道だと
こういう音はなんだか気になります
たぶん2000回転一定くらいでの高負荷運転のせいか
隣の部屋で誰かがうがいでもしているような・・・・・・
いっそのこと
V8とか水平対向エンジンのようなデロデロデロって音に
チューンしたらマシなんだろうか?
基本的に回転数が変化しないってのも
CVTの違和感みたいなことに感じるのかな?
回転数は変わらないけど
負荷によって音の大きさだけが変化するんだね
いっそのこと
チャージモードにして
常にフルチャージにしてみたらマシだったかな?
通常ではあまり使わない運転条件ではあるけど
聞きなれない音で
これが正常な音なのかどうかの
判断さえつかないから
よけいに気持ち悪いね
もう少し遮音を頑張るのが得策なのかな?
標高の高い急な山道を登る能力的には
低速の範囲ではあるけど
通常のガソリン車よりはとてもスムーズでパワフル感がありますね
つづら折り的なタイトコーナーの連続での
加減速はとても楽しいですなぁ
ちょっと
Aピラーとサイドミラーがタイトコーナーの先を見るのに邪魔だけど
それくらいハイペースで走れるってことで
などということを
色々考えているうちに
標高1900m越えの山本小屋駐車場へ
真冬にしか来たことなかったけど
夏は宿泊客で満杯なんだね
ここももちろん雲の中状態
仮眠して
日の出の時刻を過ぎてもこの状態
また仮眠して
9時頃に多少霧が薄くなって
向こう側の丘が見えてきた
霧は多少薄くなっても
上空には厚い雲が有って
時おり小雨もぱらついてきたので
山を下りることに
標高1900mから
和田宿の方まで下りて行くと
空っぽだったBattは30km分くらい復活しました
もっともこの後
和田峠を昇るのにあっという間に使い切ることになるんだけど
和田宿の道の駅的な施設では
巣立ち前のツバメのヒナが
このあたりはまだそんな季節
和田峠で電気を使いきったので
諏訪湖のほとりのセルフスタンドで充電

何故かここはセルフスタンドなのに
充電は店員さんしか操作できない決まり
連絡先と車両情報を書かされる代わりに無料でした
調べてみると
松本市は早い時期からEV関連に助成してるみたいで
コンビニなんかも全国的にファミマは充電器を広く設置してるけど
松本では他のコンビニにも充電器が結構有る
松本は電気自動車に優しい街みたいです
もっとも地形的にはすぐにBattを消費してしまってあまり優しくないんだけど
充電設備はどんどん使ってあげないといけませんね
諏訪湖から西に向かって
乗鞍高原温泉へ
温泉目的だけど
ここにも充電設備が有るみたいで
駐車場を探してみたけどそれらしいのが見当たらない
ちょっとうろうろして
あきらめかけた頃
観光センターの向かいの空地の奥の小屋にリーフを発見

ここに充電器がありました
二台のリーフはここの観光センターが管理しているレンタカーでした
2時間で2千円とのこと
EVだから乗鞍のマイカー規制区間に入れるのかと思ったら
それはやっぱりできないんだって
そうするとここでEVレンタカーを借りるのは微妙だなぁ
この付近だけをうろうろするのにレンタカーを借りる意味は
あまり無いような気がするし
ここから松本市内を観光に行くとすると
満充電だとリーフだって回生ブレーキは効かないんだろうから
延々とブレーキ踏んでないといけないし
ここまで最後に返却するのに急坂を登って来るとすると
松本から帰る段階で何km走れることになっていたら
大丈夫なんだろうか?
一度借りてチャレンジしてみようかな?
とか考えて
恐怖のB0固定を回避すべく
8割を目標に充電することに

ここの機械は初期型で
五島列島で使ったレバーが二つ付いてて
接続がちょっと難しいタイプ
充電可能時間は1時間で無料
ここも松本市だよね
30分ほどで8割ちょっとになったので充電ストップ

充電を終えてクルマを動かした直後にi 3がやって来た
早めに切り上げててちょうど良かったし
充電中に温泉行ってなくて良かった
こちらが立ち寄り温泉「湯けむり館」
以前は駐車場の道をはさんだ向かいにあったんだけど
移設してリニューアルしてた
昔の暖炉のある休憩室が好きだったんだけどね

ここは
硫黄の香りが強い乳白色のお湯で
温泉入った~感が強いので好みです
露天風呂からは
乗鞍が見えてたけど
方角的にはリニューアル後も見えると思う
この日は残念ながら雲が低くて乗鞍は見えなかったけど
温泉入ったら
帰りがけにお蕎麦屋さんへ
大抵閉店が早いのでなかなかありつけないんだけど
どうにかまだ開いてる店がありました
全く飾り気無し
お茶を飲んで待ちます
天ぷら盛り合わせ
山の中らしくへたに海老とかなくて地元の野菜ばかりなところが良いです
おろしそばをいただきました

蕎麦湯も出てきて
この器で美味しくいただけました
松本へ下ります
ずっと山には雲がかかった一日でした
乗鞍から松本ICまで
殆どBattは使いませんでした
というか
ほぼ満充電になってしまったみたい
満充電になって
いきなり回生ブレーキが抜けるんだろうかと
ちょっとビクビクしながら運転してたけど
どうも
満充電に近づくと
B5から順番に変化が無くなる感じに思えました
あるところで
B4→B5で変化がなくなり
次に
B3→B4で変化がなくなるって感じかな
今回のケースではB2くらいまでは効いてた感じでした
もちろん
更に下りが続くのであればどこかでB0状態になるんだろうけど
変化としてはできるだけ小さくなるような制御になってるみたいですね
駒ヶ岳SA
充電設備が有ったけど
先客のアウトランダーが充電中だったので
休憩だけで再スタート
自宅到着前に
もう一度休憩して
ちょっとだけ充電
期待した晴天には恵まれなかったけど
その分エアコンは使わず
涼しい山間の爽やかな空気を
窓とサンルーフ全開で満喫した避暑な一日でした
なんだか
ドライブ途中の充電が
宝探しかスタンプラリーかみたいな感覚に陥りつつあるようです
この地域の急速充電器は制覇したみたいなことが
分かるアプリでもあれば使ってみたい気がしますが
そんなのは無いのかな
あっそれと
以前は自宅を燃料満タンで出発して
乗鞍高原温泉に来ると
タンクの半分を切っていて
高速で給油するのがイヤだから
松本市内で給油してから高速に乗ってたんだけど
今回は西宮で給油した燃料が
帰り着いてもまだまだ給油する気にはならない程度に残ってて
給油時にリセットしたトリップは900kmの手前になってる
それなりにたしかに充電もしてるけど
なんか
凄いなぁ~
トータルの燃費を
どの数字で表すのが一番良いのか良く分からなくて
なんかうまく表現できないもやもや感があるんだけど
凄いんじゃないのかなぁ
Posted at 2015/08/25 00:58:24 | |
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