えぼかぁごのブログ一覧

仙台から帰って

自宅付近のコンビニでちょっと買い物をして
エボゴンに乗り込もうとしたところで声を掛けられた。

小柄な初老の男性。
｢川崎の方へは行かれませんか？｣

いや～川崎の方へは行きませんけど・・・
どっちかというとそっちから来たので・・・

夜１１時、交通機関が無い時間帯ではないが、何か事情が有るのか？？
身なりも比較的きちんとしているし、困っている様子なので一応話を聞いてみた。
川崎はクルマならそう遠いわけではないし、こんな時間にお年寄りを放り出すのもなぁ
と思って、川崎までなら近いから、と乗せてあげることにした。

何かと物騒な時代ではあるけれど、強盗には見えないし。

ひどく恐縮しながらも助かった～という表情で乗り込んで来たおじさんは
エボゴンが走り出すと、いきさつを話し始めた。

６５歳で年金暮らし（国民年金で月７万円の収入）なのだけれど、
月末になって生活費が苦しくなって
何かの広告を見て日当１万円の新聞の勧誘員の仕事が有るということで
埼玉の東松山から横浜までやって来たらしい。

仕事の説明を受けて、飛び込みで勧誘員をやらされたけれど１件も契約が取れなくて
報酬無しで放り出されたらしい。

本来、歩合制だったのかも知れないが、問い合わせた時にはそういう説明は無かったそうで
結果的に１１０円しか持っていないのだと・・・

じゃあ、駅まで行っても電車に乗れないじゃないですか・・・

そこは駅員と交渉して着払いで何とかしてもらえると思う・・・と、

最悪、池袋まで行けば知り合いがいるから・・・とも

東松山まで乗っけて行くのが一番簡単なのだけれど、こんな時間にそこまでは・・・

とりあえず持っていた小銭を渡してあげた。
さっきのコンビニで千円札が尽きたのを覚えていたのでまさか万札を出すのも・・・
東松山までは行けるかどうか分らないが池袋までは確実に行けるだけの百円玉は有った。

年金が入ったら返すから住所と名前を、と言われたけれど
返して欲しいとも思わないし、今の時代、個人情報を教える方がリスクも高いだろう。
ということで何とかそのまま川崎駅前で降りてもらった。

後で調べたら、やはり東松山まで帰るにはちょっと足りなかったようだし
その時間からは終電になって帰りつけなかったようだ。

うまく池袋のお知り合いになんとかしてもらえていれば良いのだけれど・・・

こういう場合はどういう対応がベストなのだろうか？


こういうヒッチハイク？に出会ったのはこれが３度目。

数年前、うちの近所で財布を無くして半日歩いてるという若者は目的地が横浜市内だったので
家の近所まで送り届けた。

さらに数年前には高速のパーキングで、駅で財布を掏られて九州から北海道まで
ヒッチハイクして帰る途中というおじさんを途中のパーキングまで乗せた。

断りきれない性格を見抜かれるのだろうか？

クルマに乗せるだけなら抵抗は無いのだが。
（困っている人限定だけど。行き先の紙を持って親指立ててるヒッチハイカーは乗せない主義）

今年から新しい予選方式となったＳ耐

ＡドライバーとＢドライバーが
各１５分間走行し両者のベストタイムを
合算してタイムを競う。

オーリンズレーシングはＡ，Ｂ共に
速いドライバーが揃っているのだから
楽勝かと思いきや

オーリンズランサーの木下選手はうまくクリアラップをとれず1'53.768
Ａドラのトップはフジツボインプレッサの１'52.327

期待のＺＥＬＳエボワゴンは、西村選手が予選の時間終了に気付かず時間外走行をしてしまい
ペナルティをくらってベストラップを無効とされ１'55.563
なかなかアクシデントから解放してもらえないエボワゴン。


Ｂドラの走行枠ではにわか雨の降る中で中谷選手が好走して１’52.517
フジツボインプレッサは１’53.918
合算したら0.04秒差でインプレッサがポールポジションを獲得。

ＺＥＬＳエボワゴンは菊地選手が１’53.266とベストタイムだけでみれば３番手の好タイムを
叩き出したものの合算すると５位となった。


昨年までの予選方式よりは盛り上がったものの合算しての順位が明確になるのに時間を要して
タイムリーな盛り上がりはなかなかできなかったけれどまあ去年までの予選よりはマシかも。


エボワゴンもまあ実力を発揮できたようだし、明日の決勝の天気は曇り時々雨というところで
目の離せない面白いレースになりそうだが・・・

私は泣く泣く帰宅。

エボゴンが表彰台に上がることを祈ります。
（スタッフ不足でしょーもないチョンボが出ないようスタッフの皆さん頑張って下さいね！）

Ｓ耐の予選

今年から２名のドライバーのタイムを
合算して順位を決定することになった。

しかも、予選の順位に対して
シリーズランキングのポイントも
与えられる。

耐久レースでは予選順位はあまり重要ではなかったのだが、
今年からは予選も必死で走る必要が出てきた。

昨年までだと時間枠の中で良い条件の時間帯で走ろうとするあまり、
予選時間帯のうちのほんのわずかの時間だけ走行しているという光景で
見ている方にはちっとも面白くなかったのだが、

少なくとも今回は予選の時間帯一杯を使って走るようになりコース上は賑やかだった。

それでも、１５分の２回だけだけど。

しかも、途中で雨も降り出したりして初の試みはちょっと混乱しつつも
プロモーション的には良い方向へ向かった・・・のかな？

時間の合算だから、観客にもチームメンバーにさえ
リアルタイムで順位が分かりにくいところはちょっと問題か？