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最近のコンパクトデジカメには
"顔認識機能"なんてものが当たり前になっている

今度は"個人認識機能"なんてものが出て来た

登録した人の顔を優先して
ピントや明るさを調整してくれるらしい

へぇ～凄い機能だねぇ～と一瞬思ったけど

そんな機能デジカメとして必要なんだろうか？
顔認識さえあれば大抵まともな写真になるだろうし

誰かの顔を登録したところで
ちょっと横を向いても認識してくれるとはとても思えない

その機能がちゃんと機能してる～と感動できることって有るんだろうか？


と思ったところで
はたと気付いた


このカメラの本当の機能は
"自分の大切な人の顔の画像を登録して持ち歩ける"ことだということに


誰かの写真を撮るということはその相手のためよりも
撮っている自分の自己満足であることが多い

その意味では自己満足を写真を撮る以上に満たせるということから
ただの"顔認識"よりも重要な機能ということになりえる


そのうちに
｢このカメラ"個人認識機能"が付いてんだよ～登録させてくんない？｣
なんてことを言い出す奴が出てきて

｢アタシ彼のカメラに"登録"されてんの～｣
と喜ぶ女の子が出てくるんだろうか？


でも
｢ちょっと！このデジカメに登録されてる女は誰なのよ！｣
てなことにもなるのかも