えぼかぁごのブログ一覧

富士山のスケールを感じるのは
もちろん近くでその大きさを直接感じる
というのが一つ

もう一つは
はるか遠くから見えた時に
富士山だけがツンと突き出ているのを
目にする時

富士の五合目付近に
｢天地の境｣と表示された場所が有る

丁度その高さくらいまでちょっと澱んだ空気

そこまではいかにも人間が汚したかのような色の霞がかかって
まさに人の力の及ぶ範囲が｢地｣で

それより上には雲一つない澄み切った｢天｣

富士山だけが｢天｣に向かってツンと突き出している

思い切り引いて見た時に
本当にスケールの大きなものだけがその大きさを感じさせる



ようやくそんな写真が撮れた～って感じ

達磨山からの夕景

予想どおり
あまり激しい夕焼けはなかったけど
富士山の雪はほんのりと紅く



富士山の麓はもう夜が始まっているけど

富士山の上半分はまだ夕方


この頃には
冷たい風が強く吹き始め

一気に体感温度が下がって
鼻水ズルズル

小春日和から一気に真冬

オフ会も解散近く

食事場所を探して北上する頃には
富士山の麓付近の雲もほぼ晴れて来た

沼津IC近くで食事して解散しようかって
ことになったので

我慢できずに
申し訳ないけどその場で離脱させてもらうことに

時間は午後３時を回ったところ
とって返して達磨山へ

晴れすぎて夕焼けはあまり期待できないかもしれないけど
夕日が沈む時刻の達磨山からの富士山を見たかった

オフ会二日目のメインは大室山

伊豆高原を造り出した噴火口跡

まるで大地の吹き出物みたいに
見事なお椀型の山

毎年山焼きが行われるそうで
大きな木が生えていないので
よけいにお椀型の姿が強調されてる

遠くに富士山

南には大島の姿も見えるけど
上空には雲一つないのに
低いところにだけ雲が有って

富士山も大島も頭の部分だけが見える

この後に伊豆スカイラインへ向かうんだけど
景色の良い場所（たぶん有ると思うんだけど）
その前に修善寺方向へ下りてしまって
個人的にはちょっとフラストレーション

伊豆オフ会二日目は
前日の雨と打って変わって
上空には雲一つ無い快晴


宿を出てすぐのお土産屋さん？
｢かえる家｣に立ち寄る

バリ風複合アミューズメント・ドライブインという
良く分からない施設

店の前には足湯

中には伊豆のお土産に｢カエル｣グッズにバリ雑貨
食事もできて店の外にはバリ風庭園

バリではカエルは雨をもたらす神としてとか
子孫繁栄の象徴として親しまれ
カエルの像があちこちに有るらしい


雰囲気は面白いけど
伊豆とは何の関係も無いよね？

どうして伊豆とか箱根とかには
良く分からない博物館とか美術館とか多いんだろう？


お土産もありきたりかなぁと素通りして

バリ雑貨の方を眺めていて

何故か｢お香セット｣に目がとまる

お香って好きなのかなぁ

前にもどこかでお土産に買ったような

石に彫刻した香炉？が安い割にはいいんじゃないかなとレジへ

筆箱みたいに箱状になっていて
蓋の部分に網目状の穴が彫られていて
中にぶっといお線香状のお香を入れると
煙が外に出て来るという構造

まあ置いておくだけでも
ちょっとエスニックな香りが漂いそう

手造り風なだけあって
ちょっと箱の閉まりが悪いので
店員さんが在庫をいくつか出して来て
どれも閉まりは悪いけど
良さそうなのを選んでくれと

あまり気にはならないけれど
一応閉まりの良さそうなのを手にとってみて
蓋をちょっと開けてみようとすると
閉まりが良い分簡単に開かない

ちょっと強めに力を入れて見ると

バキッ
（というよりもうちょっと鈍いザクに近い音）

あ！？

ヒンジが壊れた？というかヒンジを取り付けた部分の石がもろく崩れたみたい

あせる程には値段が張るものでもなく
というかあまりにも安い値段に納得というか

店員さんもある程度予期していたらしく
｢あ～いいですいいです他のを選んで下さい｣と

あぁそういうものなんだねと納得しつつ
壊れてもまだ売る気なのもどうなんだろうか
でもやっぱりこの値段だからこんなものなんだ
石と言っても極端に柔らかい加工も簡単なものなんだねぇ

となんだか瞬時に納得


普通に街で見かけても手は出さない気もするけど

観光地だとなんとなく買ってしまったのは
旅先の開放感ってものなんだろうか

だから伊豆とか箱根には
良く分からない美術館や博物館の存在にも
あまり違和感を感じないのかな