えぼかぁごのブログ一覧

瓢湖を離れたのは
お昼頃

何か美味しいものでも
食べてから帰ろうかと
思ったけど

久々に朝から
美味しいご飯を
お腹一杯食べたせいか

なかなかお腹もすかなくて

そのまま高速へ

長野の手前では
ちょっと雪も降ったけれど

愛知へ戻ると
いい天気で

もう日が沈むところ




帰りついたら先ずは洗車場へ

今回は凍ってなかったからしっかり洗車できた

湖を離れて
駐車場へ向かう時

家族連れとすれ違った

お孫さんが
お婆ちゃんを背負ってた



湖には
子供連れの若い家族も多かったけれど
かなり年配の人も多くて

小さい子供と同じように
歓声をあげる老夫婦も多かった



瓢湖は
白鳥の湖として
一部には有名だけれど

ことさら
観光地として地元がアピールしているようでもない

渡り鳥を保護するという意味では
あまり観光客が殺到しても困るところ



地元の人達は
その辺を分かったうえで
小さい頃から時おり湖を訪れて
渡り鳥とふれあい

年をとっても
その姿や仕草に癒され元気をもらう



周りの農家は
田んぼに餌を取りに来る鳥達に
何かしら気を使ってるところもあるだろう





白鳥の湖を囲む町の人達は
厳しい冬の訪れとともに
はるか遠い国から毎年やって来る渡り鳥に
そっと寄り添うように暮らし
お互いに支え合って冬を越す


あの
宿の女将さんがいつまでも手を振っていた姿は
この湖の存在が少なからず影響しているような気がした

鳥達に餌をあげてるお客さん達が
「１１時になったら戻って来る・・・」
てなことを言ってるのを
何度か聞いた

ふ～ん
お昼頃になったら
餌取りに行った鳥達が
戻って来るのかなぁって思ってたら
ちょっと違ってた


１１時ちょっと前

突然
目の前の鳥達が右側に向かって
移動を始めた


あっという間に
目の前の鳥はいなくなった


このおじさんの姿が見えたら
餌場に集まるらしい


１９５０年に
この瓢湖に姿を見せた白鳥に餌をあげ始めた白鳥おじさんは
その後息子さんが後を継いだらしいけれど
高齢になって
約20年前に引退したらしく

餌やり自体は
ここの管理事務所が続けていたらしいけれど

今年から
かつての白鳥おじさんスタイルを復活させたんだとか


このおじさんが撒く餌は
パンくずみたいだ





フォトギャラリー
　瓢湖（その２４）
　瓢湖（その２５）
　瓢湖（その２６）
　瓢湖（その２７）

１０時を回って
日が射して暖かくなって来ると

飛び立つ白鳥が増えて
湖面はとてもにぎやかに


１０ｋｇはあるという
白鳥の飛び立つ姿は
なかなか大変そうだ




正面から見るととてもユーモラス




見ていて全然飽きない





（しつこいほどの）
フォトギャラリー
　瓢湖（その５）
　瓢湖（その６）
　瓢湖（その７）
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　瓢湖（その２２）
　瓢湖（その２３）

白鳥に餌を与えていて
面白かったのは

幼鳥に餌を投げると
決まって口を開け
首を伸ばして
空中の餌をキャッチしようとすること


ところが
餌はとても軽いので
すぐに失速して下に落ちる

すると
水面に近い鴨達が
一斉に集まって
あっという間に餌を食べつくす

だから
白鳥の幼鳥は殆ど餌にありつけず
せつなそうな目をして
こちらを見上げる

何度やっても同じ



これが成鳥になると
餌を投げても口を開けることはなく

冷静に餌の行方を追って
水面に落ちたところを
ちゃんと食べる

しかも
寄って来る鴨達を突っついて
追い払ったり

そのうえで
こちらを見上げて
もっとよこせって感じで鳴く

いやあれはもう吠えるに近い感じ





大人になるって
こういうことなのかな