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讃岐うどんツアー

次に向かったのは｢なかむら｣

ここは、薬味のネギを客が畑から
取って来たという伝説の店・・・らしい。

もう製麺所は売り切れの可能性があるので
普通？にうどん屋を狙う。


近くまで来たところで前方に写真のような見事な山。

その前からちょっと不思議に思っていたのだが、基本は真っ平らな平野なのに
ところどころにポッコリとこんな感じの山が見える。

標高は４００ｍくらいだろうか、調べると｢讃岐富士｣と呼ばれる山がいくつかあるらしい。

この場所から見渡すと遠くに５つくらいこんな形の山が見える。

で、ちょっとまだ充分にお腹も空いていないのでそこに有ったコンビニの駐車場に入って撮影。


撮影を終えて｢なかむら｣へ行くと・・・

｢たった今、売り切れました｣

ガ～ン！！

写真なんか撮ってる場合じゃなかった、
つ～か、まだ１１時なんですけど・・・

さらに、もう１軒を目指したけれど・・・・

そこも既に売り切れ・・・


どうやら有名な？店は午前中に売り切れるらしい（日曜日だし？）


ということで早くも｢讃岐うどんツアー｣は終了してしまった。

天ぷらトッピングバージョンを食べたかったのに・・・・シクシク

目的のために使った食費は２５０円

旅費は・・・・・（泣）

池上製麺所が推奨していた
ス・テ・キな駐車場（そう書いてあった）

河川敷の駐車場。

パジェロで行って良かった。
エボゴンだったらちょっと下りるのに
躊躇しただろう。

ちなみに、今回１日で初代パジェロに１０台は遭遇した。

ディーゼル規制が無いことも影響しているのだろうが、多すぎる。
それ以前にクロカン率が高すぎる。

雪が降るわけでもないだろうし、スキー好きが多いとも思えず不思議だったのだが
どうも河川敷を利用することが日常的に多いのではないだろうか？

河川敷を利用することが多い生活、それを基準としたクルマ選びというのも
なんだか楽しそうに思えた。

次に向かったのは｢池上製麺所｣

おばあちゃんがあまりにも有名に
なりすぎてすごい行列らしいし
クルマを駐める場所もないという
噂だったのでどうしようかと思ったのだが
一応、行ってみることに。


近くまで来たところでカーナビで周辺の駐車場を検索したら、
何やらスーパーの駐車場が１ヶ所だけ表示された。

一応そこへ向かうと、スーパーはまだ開店前。
ただし、入り口に｢池上へのお客様の駐車お断り｣と大きな看板。
しかもスーパー開店前なのに警備員が２人、睨みを効かしている。

そりゃそうだね～

と、そこをあきらめて周辺を走っていると、裏手に川沿いの土手の道が、

店からは離れていそうだけど、ちょっとクルマを駐められそうなスペースも
有ったので、とりあえずそこにクルマを置いて店の方向へ歩いてみた。

２００ｍほど歩いたところで土手の上に数人の人だかり。

有った。

土手の下にＴＶで見たことある風景。

１０人ほどがたむろしているけれどそれほど並んでいるわけじゃないんだ～
と思ったら、９時開店と思ったら１０時～だった。
１時間早かった。

店の周りには、｢駐車禁止｣とか｢私有地につき立ち入り禁止｣とかの張り紙だらけ
近所と険悪なムードなのかとも思えたが、張り紙が全て同じタイプの作りだった
ところを見ると、店側が気を使って貼ったのかも。

店には、｢クルマは土手に駐めずに河川敷の駐車場へ｣みたいな張り紙も。

なんだ、駐車場有ったんだ。

今のうちにと急いでクルマに戻って河川敷へ移動。

店に戻ると、３０人くらいの行列ができていた。

列の後ろに並んでしばらく待っていると、結局９時半頃には開店。

数人ずつ店の中へ。

ここのシステムは、最初に注文をして金を払ってあとはセルフらしい。

うどん１玉７０円！　安っ！
卵１個３０円！
天ぷら１個１００円

うどん１つと卵１個にした。

名物お婆ちゃんは最初の集金係りをやってた。
もう麺は打ってないのかな？

ここは｢ぬくい｣が標準らしい。

丼に茹で上がったうどん１玉をもらい、卵を自分で割って、卵の分量に応じた量の出汁醤油を
ポンプ式のシャンプー容器みたいなやつから丼に注ぎ、ネギをトッピング。

ちょっとかきまぜると卵が半熟状に固まる。

これもウマイ～！

普通ならものを食うような雰囲気の場所ではないはずなのだけれど・・・

かなり満足度は高い。不思議。


食べ終わった頃には写真のように行列が伸びてた。

まだ本来の開店時間前なんだけど・・・・

時間間違えて良かった・・・・

さぁ！次へ行くぞ！！

四国へ渡った一番の目的地はココ

讃岐うどんを食べに来たのだ！

讃岐うどんのハシゴをするのだ！！

世間は三連休だし、
早期売り切れ必至なので早朝狙い。

先ずはうどん屋というよりは製麺所
日曜日は定休の店が多いけど
日曜日も開いてて早朝７時からやっている｢池内うどん店｣へ

途中、関西ナンバーの黄色いＦＩＡＴと並走。

何となくこんな時間にこんな方向へ向かうのは目的地が同じなのでは？
と思ったらやはり・・・・

早朝の田舎道の路肩にクルマが並んでいる。

屋島で予定外に時間をくったので、既に開店時間は過ぎている。

店の表には看板らしい看板も無く、家と家の間の狭い隙間の向こうに何やら人の気配。

恐る恐る入って行くと（普通ならただの不法侵入にしか見えない）丼を抱えた人が数人。
順番を待つ人が数人。

メニューなんて洒落たものはなく｢うどん１玉１５０円｣の張り紙のみ。

中を覗くと・・・蕎麦の麺しか見えない。
うどんはもう売り切れか？と思ったら奥の方に有るらしい。

ここでは蕎麦と一緒に食すのが特徴らしいが、先は長いので
｢ぬくいうどん１つ｣
と注文。

丼にゆでたうどん１玉と生醤油をかけ、ネギをぱらりと入れたものを渡された。

かろうじて空いてる席に座り、麺に醤油をからませてすすると・・・・

ん～んまい！！

うどんもナマものだったんだ～

もちもちっとした食感に醤油が良く合う。

昔はうどんってあんまり好きではなかったけれど、あれはうどんではなかったんだな～

ちょっと失敗したのは、ここは冷たいのがスタンダードらしく、
１０玉くらいを一度にゆでて冷水で冷やしていて、
｢ぬくい｣を注文すると冷水のうどんを取り出して茹でがまで再度温める方式。
つまり二度茹でになって、最初の食感がちょっと悪かったこと。

店によって食べさせ方が違うのでベストな注文するのは難しい。

さぁ、次へ急いで移動しなくては・・・

屋島の頂上付近の駐車場にクルマを駐めて
どこか景色のイイ場所は無いかな～と
カメラを持って歩いていたら、

早朝ウォーキングに来たと思しき
地元のおっちゃんが、
道端で立ちションをしながら
声をかけてきた。

｢お兄ちゃん、写真撮るなら・・・・・（中略）・・・・・・・絶対、撮りなさい！
今しか撮れないから！｣

何でも屋島寺の宝物殿と月の位置関係が特殊な条件となるらしい。

ということで１０分ほど早足で歩いて撮ったのがこの写真。

確かにこの位置関係でしかも満月という条件は年に数時間のできごとだろう。

相手が屋島の源平合戦にまつわる宝物殿なのでなにか因縁めいたものが有っても良さそうな
気もしないではないが、建物は新しいしなぁ・・・

特殊な条件の割には他に写真撮ってる人なんていなかった・・・

何かイイことでも有るかしらん？？？