えぼかぁごのブログ一覧

門司港から１０号線を南下して
今夜の宿泊地に決めた道の駅へ

駐車場はかなり埋まっていた
道の駅の売店なんかは大体５時には
閉まってしまうので
それ以後にいる車両は車中泊が目的

九州だからそのまま寝ても大丈夫かと思ったけど
夜は意外に冷え込んだ


朝５時過ぎには目が覚めた

明るくなったし
周りのクルマも活動を始めた

こちらも顔を洗って移動開始

昨日飛行機待ちの間に見つけた
６時からやってる立ち寄り温泉｢卜仙の郷｣を目指して
山の方へ

廃校になった小学校跡地に造ったという施設は
地元の集会所っぽい感じで

早朝のお客さんは完全に地元のお年よりの皆さんって感じで
お風呂の中では挨拶や地元の話題が飛び交う

お客は４～５人だけど
屋内の大きな浴槽と露天風呂が一つ

露天風呂で山のヒンヤリとした空気が気持ちイイ



さっぱりしてクルマへ戻り
タオルを干さなきゃと思ったらタオルが無い

立ち寄り温泉用にと富山の薬屋で買った｢ケロリン｣のタオルがぁ～

施設に戻って受け付けで忘れ物をしたと告げると快く通してくれた

原因は簡単

ここのシステムは基本は脱衣篭に脱いで
貴重品は横のコインロッカーに入れるので

財布とかの入った上着はコインロッカーに脱いで
下着は脱衣篭に脱いだ

出る時はタオルを脱衣篭に置いて下着を身に付け
コインロッカーを開けて上着を着たので
タオルが脱衣篭に置き去りになってしまった


やれやれと帰ろうとしたら
ロビーで休憩中の地元のおじいちゃんが声をかけてきた

｢忘れ物は有ったかい？｣

何で知ってるの？

｢ここは忘れ物が多いんだ、ホラ｣と指差す先には
忘れ物のタオルの山

システム的に忘れ物をし易いんじゃないかな？

普段はしかも早朝だと地元の人達ばかりだから
余所者の行動は目立つんだろう

逆にいつも来る地元の人が来ないと
どうしたんだろうってことになるのかも
こういう温泉は社会的にはいいシステムだとも思えた