えぼかぁごのブログ一覧

安芸の宮島では

色々行きたいところも有ったけど

弥山登山で時間を費やした

それはそれで満足だし

朱塗りの大鳥居を見れただけで
満足感は高い


朱塗りの大鳥居なんて
平安神宮とか他の神社にも有るけれど
鳥居を見ただけで満足ってことにはならない

海の上ってだけで
かなり特別な存在だ


弥山の頂上の展望台の
一番端っこでちょっとした台に乗ると
海岸に立つ大鳥居がかろうじて見える

たぶん頂上の巨岩の上からも
かろうじて見えるんじゃないかな


もしかすると
頂上からぎりぎり見えるように
鳥居の位置を決めたのかも


それくらい特別な存在なんじゃなかろうか



残りの宮島フォトギャラ
　その２
　その３
　その４
　その５
　その６

角島を後に美祢ＩＣへ戻り
近くの秋芳洞を見学

美祢へは度々来る機会が有ったけれど
すぐそばの秋芳洞を訪れるのは
小学校の修学旅行以来だった



さて
この日の宿は宮島口

厳島神社がライトアップされているのを見たくて
宮島に宿を探してみたけど

ライトアップされた鳥居が見えるホテルは
かなりいい宿泊料金が必要

色々探すと
対岸でナイトクルーズ付きの海側の部屋で
比較的リーズナブルなプランを発見


チェックインは７時過ぎ
海側の最上階で見晴らしはバッチリ

あたりはもう真っ暗だったけど
対岸にライトアップされた鳥居は見当たらず

客室係に
鳥居は何処？って聞いたら

今は見えないけれど
朝にはバッチリ見えますよ
と謎？の答え

答えはナイトクルーズに出て分かった

中国自動車道の美祢ＩＣから
角島へ向かうと

道路の案内板には
｢角島｣の文字はなかなか出て来ない

角島の直前まで
｢特牛｣方面へ向かうことになる

｢特牛｣という地名も珍しいし
併記してある読みのローマ字は｢kottoi｣

とても読めない

かなりいわく付きの地名なんだろうと思って
検索してみたら

｢ことい｣牛の意と出て来た

｢ことい｣とは強く大きいとかいう意味らしい


うちの両親は
人を例えるのに
｢こって牛のような・・・｣
という表現を使うことが有って

てっきり両親の田舎の特殊な方言だと思っていたが

｢こって牛｣という表現は
西日本では広く使われていて
（もちろん酪農関係者とか農村地区限定だと思うけど）

｢こっとい｣は｢こって牛｣と同じ語源みたいだ


今なら
人の特徴を表現するのに
有名人なんかに例えたりするけれど

昔は
家畜の性格に例えれば
全国共通で通じたのかも



今となっては
｢特牛｣と書かれると
松阪牛みたいな美味しい牛肉を想像してしまうけど

角島のキャンプ場から
見上げた空


海を渡って来た風が
陸地にぶつかって
独特の気流が発生するのか


尖ったクチバシ
湾曲した首
広げた翼
この３点セットがちゃんと揃って
鶴の飛行姿のように見えた

しかも複数


もしかしてここは｢鶴島｣？

土曜日の長距離ドライブの
目的地は角島大橋

マリンブルーの海と
微妙な曲線を描いて伸びる
一本の道

どちらが欠けても
ここまで有名にはならなかっただろう



角島には観光地らしい観光地が有るわけではないので
本来は只の生活道路のはずなのだけれど

こんなに人が集まることを狙って
この橋を作ったのだろうか？

高速からかなり距離が有るのに
主に九州方面からかなりの観光客

高速からもっと近ければ
もっと凄いことになっているのだろう


橋という人工物によって
観光ネタとなってしまったけれど

これ以上
人の手で観光開発されずに
きれいな海が維持されて欲しいものだ