えぼかぁごのブログ一覧

今回乗船したのはこの船

フロントで銀色に輝く翼が
航行中は９０度下に曲がって
水中で翼になり船を浮き上がらせる
という仕掛け

本来ならフェリーにエボゴン乗っけて
出かけたいところだけど
費用もかなりかかる

だけど今回は
運賃が高いからエボゴンを持っていかない
というわけではなく別に理由がある



ちなみにジェットフォイルの乗り心地は
ちょっと気流の乱れた状態の飛行機みたいな感じ

天候に恵まれて白波が全く見えない状態だったから
かなりの好条件での話ってことになるかもしれないけど
船っぽい長周期の揺れは殆ど感じない

最高速度は８０ｋｍ/h程度らしい

岸壁を離れてしばらくしたところで
「本船はこれより高速航行に入ります・・・・・」
なんてアナウンスが有るのがカッコイイって思ったけど

甲板に出て回りを見るってことができないのがちょっと寂しい

長崎港の旅客桟橋に停泊している船は

殆どが双胴船だった

しかも
この手前の船は
これから私が行こうとしている
五島列島行きらしい

五島列島行きの船って
基本的に大型フェリーだけだとばっかり思ってた

大型フェリーだと時間がかかるから
旅客専用のジェットフォイルが就航したのは知っていたけど
それも随分昔の話

ジェットフォイルよりは遅いけど大型フェリーよりは速くて
ジェットフォイルほど運賃も高くないってところか

これにしても良かったかなぁ
でも日帰りだから運賃高くても速い方でないとちょっときついんだよね

帰省の翌朝は
大抵かなり遅くまで寝ているんだけど

今回は早朝から起き出して港へ

クルマを旅客ターミナルの駐車場へ

一日最大２８８０円だって

最大料金が設定してあるのはいいとしても

高い



ただし注意書きが有って

船で行った先の港に有る機械に駐車券を通すと
半額になるらしい

なるほど良いシステムだ

それでも高いけど

長崎は平地が少ないから
駐車料金も高いのかねぇ

やっぱり１０００円を切るようでないと
気楽に離島へ観光に行こうって気にはなれないなぁ

高速とはえらい違いだ

とはいえ
これから行く先は観光客が少ないからこそ
美しい自然が残っているようなところだから
観光客がわんさか来られても困るところなんだけどね

ゴールデンウィークが始まって

いつものように実家へ帰省

実家にたどりついた時にはもう日が暮れていた

うちの母は最近は
日が暮れた後はチャイムを鳴らしても
基本的に対応しない

それはそれで高齢者の一人暮らしにはその方が安心なので

いつもはこちらで鍵を開けて入るんだけど


今回は実家の鍵を持って来るのを忘れてしまって
ちょっと苦労するハメに

まぁ仕方が無いやね

埋没林博物館のロビーに
大木の輪切りが展示してあって

その年輪ができた時代の
歴史的事件が表示されたものが有った

我々が歴史の教科書でしか知らない
はるか昔の事件が表示してあるんだけど
かなり外側の年輪だけが
我々の知っている時代にできたもので

その木の生きていた期間が
いかに長いものかというのを表現していて
うまい展示だなと感心した



北陸ツアーから戻って荷物を整理し

恐竜博物館でもらって来た
そこが定期的に発行している冊子をめくっていたら

昨年の特別展示のテーマが
｢恐竜は花を見たか？｣というものであったことが書かれていた

今はそこらじゅうに花が有るけど
よく有る恐竜の絵の背景にはシダ植物が生い茂っている

たしかにその時代にはまだ花を咲かせる植物は無かったのかもしれない
随分昔に恐竜は生きていたんだねぇ
と感心したのだが


｢恐竜は花を見たか？｣の答えは
｢花を見た恐竜もいたし見なかった恐竜もいた｣

恐竜は大きな隕石が地球に衝突したことが原因で
突然滅亡したと言われているけれど

地球上にまだ花を咲かす植物が出現する前から恐竜はいて
植物が進化して花を咲かすものが出現するまでの長い間
地球上で繁栄していたってこと


人類は大量の生物を絶滅させたとも言われてるけど
この先どこまで永く繁栄できるのか怪しいことを思えば
やっぱり恐竜って凄いなぁ