えぼかぁごのブログ一覧

実家から自宅に戻って
たくさんの荷物を抱えて
郵便受けを開け年賀状の束と
ちょっと遅いご対面

あれっ？

なんか多いんじゃないか？

と思いつつ
そのまま部屋に入り
荷物を簡単に片づけ
お茶でもいれて
年賀状の束をひっくり返すと

あ、あれっ？

束の一つは宛名が違う
隣の部屋宛てだ

集合住宅とはいえ
配達する時には部屋の番号順に入れていくわけではないだろうから
建物全体分の束の中からそれぞれの部屋の番号に入れることになるから
間違って入れてしまったんだろう

今日の日付はもう４日

隣の住人が帰省していたならまだいいけれど
元日に自宅で過ごしていたなら
さぞや淋しい正月になってしまったことだろう

とはいえ
隣の人と言っても
引っ越して来た時にご挨拶して以来
言葉を交わすことは殆ど無かったから

ウチのポストに間違って入ってましたよ～
なんてわざわざ告げることもなく
隣の人のポストに入れておいた

実家へ帰る時は帰る時で
今度は母はどういう状態になっているんだろうかと
複雑な心境なんだけど

実家から戻る時も戻る時で
なかなか複雑な心境になる

事前に何日に戻るよ
って話をしておいても
母はもうあまり日付の感覚が無いので
明確に認識しているわけではないみたい


戻る前日には
明日帰るからお土産買いに出るねと宣言し

その日の夜には
明日帰るから姉夫婦と揃って外食
というのがこのところのお決まりのスケジュール

それでも当日の朝に
今日は帰るからねと告げると

えっ？今日帰るの？と驚かれる

たぶん
記憶の引き出しがスムーズには開かないのと
基本的に変化の無い毎日を長いこと過ごして
１日１日の区切りが明確ではないから
スケジュールの目盛が薄くなって消えかかってるんだと思う



いざ帰るという時には
以前からわざわざクルマのところまで見送りに出て来る

この日は母はあまり調子は良くなかったようで
ベッドから立ち上がるのにかなり苦労していたけれど
「あら、今日は立てないわハハハ」と
あまり悲壮感が無いのはいいことなのか

極力歩いては欲しいのだけれど
立ち上がるのにも苦労している時には
わざわざ外まで出て来られても
ちゃんと戻れるのかとどうしても気になってしまう

家を出てからミラーで見ていると
道を渡って反対側へ歩いて行くのが見える

外に出たついでに向かいのお宅にでも用事が有るのかと思っていたけど
どうも角を曲がったクルマを最後まで見届けるために道を渡っているみたいだ

次に帰るのは５月になる予定

暖かくなったら少し歩かないとねと言い残して来たけど
せめて九州は暖冬であって欲しいとか身勝手に思ったりする

母は元々食の細い人だったけど
高齢になってさらに食は細くなっているようだ

それでも
私が帰った時には
姉夫婦と一緒に外食するのは
楽しみにしているみたいで

普段食べるよりは
ちょっと多めに食べることができてるように見える


そもそも
今では毎日の食事が
基本的に宅配のお弁当にねってしまっているので

日々メニューは変わるとはいえ
毎日毎日同じ容器で
メニューは違っても
基本的に同じような味に感じてしまうはずで
食欲がでないのは無理も無い

私が帰った時には
大したものはできないにしても
一応温かいものを一品作り
宅配のお弁当のおかずも別の器に移して温めて出すと
まあそこそこ食べてくれる

今回は
ご飯も土鍋を持ち込んで炊いてみた

お米は佐賀の「夢しずく」というブランド

「キヌヒカリ」と「ひとめぼれ」の交配によって生まれた品種で
濃厚な甘味と口当たりの柔らかさが特徴

元々美味しいお米というのもあるけれど
炊きたてでいつもとは違った味だから
結構気に入ってもらえたようで良かった



最近は色々な銘柄が簡単に手に入るから

普通の家でも
一度に買う米の量を減らして
その都度銘柄を変えてみると
日々の食事が楽しくなると思う

最近ではおせちは買うものになりつつある

それもそのはずで

おせち料理は正月で店が休むことを前提に
日持ちのする料理の必要性が有った

今どきは料理に日持ちがするニーズは殆ど無いから
日頃その手の料理を自ら作ることはないわけで

一方で
新年を祝うお目出度い食事でもあるから
それぞれが長寿や繁栄とか色々な意味をこめられつつ
全体としては見た目にも華やかにというニーズもあるだろう



うちの母は
かつては当然のごとく
毎年立派なおせちを手作りしていたけれど

もはや普段の食事すら作れなくなってしまっているので
数年前からおせちも購入している



買ったからと言って
さほど喜んで食べるわけでもないけれど

やはりこれがないと
正月気分は味わえないわけで

セットの状態で買えるってことは
うちの実家みたいな場合では
ありがたい限りだ



世間では
ネットで発注したおせちが
大晦日に届かなかったとか
見本と随分違ったとかで
問題になってるケースも有るみたいだけど

スーパーとかで
５ｃｍ角くらいのパックで単品販売して
好きなのを選んで何種類か買って
専用のケースに詰めるとおせちの出来上がり
ってな販売形式をとれば
結構いけると思うんだけどどうだろう？

お土産を買ったついでに
電器店に立ち寄った


実家では
母はラジオばかりでTVは殆ど見ない

母の部屋のTVが壊れたままで
以前に新しいTVを持って行ったけど
電波が地デジ対応していなこともあって
新しいTVは私が持って帰ってしまったし

良く考えると
新しいTVはアナログチューナーも装備していたから
アナログのまま使うことにしておけば
良かったのかもしれない



それはともかく
私が実家で寝泊まりしている部屋のTVも
そろそろ地デジ対応しなければと思った

というのも
自宅で暇にまかせて久々にアナログ放送を見ていたら
画面の上下のテロップが煩わしい

「ご覧の放送は７月になると見れなくなります・・・」とか
なんとなくCMもアナログ放送専用に脅迫めいたものが
流されている感じもしてうっとうしい

かと言って
私が実家に帰った時にしか見ないTVを
豪華な（高価な）大画面に買い替えるのも
無駄な気がして

地デジ用のチューナーだけ買えばいいや
って思ったんだけど

一軒目にはそれらしいチューナーが見当たらず

数件覗いて
ようやく隅っこに置いてあるチューナーを発見

かなりコンパクトなものが２種類

良く見るとどう見ても元は同じでどちらかがOEM品っぽい

価格は￥５０００ちょっと

BSは無いけど
まあこれで充分だろうと
とりあえず購入



帰って早速つないでみたら

アンテナの方向に問題が有るのか
何故かNHK総合だけが全く入らず

NHKの教育はしっかり入る

同じNHKで電波の発信元が違うなんてことが有るのかなぁ

アンテナを調整してもらうのも面倒なので
次に来た時に室内アンテナでも試してみるか



TV本体とチューナーの両方の電源をON－OFFするのが
面倒くさくなるかなと思ったけど

チューナーのリモコンでTVの電源や音量も調整できるようになっているので
意外にさほど不便は感じない



世間では
仕方なく大画面TVに買い替えてるみたいだし
電器店も当然のことながら薄型TVを推しているわけだけど

少なくとも２台目以後のTVの地デジ化は
チューナーだけで充分だよね