2011年03月22日
これまでも色々言われて来たことだけど
せっかくの救援物資が
なかなか避難場所にうまく届かないらしい
受け入れ側の態勢が崩壊しているし
輸送ルートは海も陸も寸断され
しかも範囲は広範囲
今回は三陸海岸の被害が甚大すぎて
その付近へ物資が集中しがちだけれど
逆に
被害が限定的な
茨城とか栃木とかが忘れられていたり
数日後に地震が発生した長野の村も忘れられている
被災地以外の都府県は
支援する気は満々だけど
受け入れ側の体制が整うまでは
じっと待っている状態
ローカルニュースを見ていると
○○市から姉妹都市の□□市へ派遣された消防隊が帰って来たとか
支援物資を送るトラックをしたてて出発式をやったとか
だったら
市町村レベルで災害発生時に救済するシステムを
日本全国で構築したらどうだろう
小さな町村レベルまで同じくらいの大きさの姉妹都市を複数作り
災害が発生したら
先ず行政の災害対策本部レベルで乗り込んで
崩壊した行政機能を仮設して代行する
そのうえで
被災者への支援を進める
救援物資を送ることから
ボランティアの派遣
医療体制のバックアップ
最終的な予算は国が補償する
救援側の行政の災害に対する経験値も増える
助けて欲しいという声以上に
助けたいという声が強く感じられる今回の災害の状況を
うまく利用できるのではないだろうか
政府が役に立たないという状況も
今回はプラスにも思える
Posted at 2011/03/23 00:26:15 | |
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2011年03月22日
今日は職場の健康診断で
胸部X線で50マイクロシーベルト
胃の造影撮影で200マイクロシーベルト
近日中には
定期健診でCTの予定で
700マイクロシーベルト被曝する予定
世間では
いよいよ食品に影響が出て来たってことで大騒ぎ
風評被害を心配されているけれど
風評被害は元が報道される限り
精神論で避けられるわけもない
他の選択肢が有る以上わざわざリスクの有る方を選択する理由は無い
でもせめて
野菜の放射線量を公表するんだったら
洗浄後にはここまで落ちるって値を合わせて公表すべきだったんじゃないかな
どうも
強い放射線を浴びると
放射線を浴びたものが放射線を発するようになると誤解している人が多いような
原発に水を散布したヘリコプターとか
放水した消防車とか
もう使えないって思ってる人って多いみたい
原発付近の放射線レベルは
むき出しになっている使用済み核燃料からの直接の放射線とか
そこから洩れ出た放射性の気体や微粒子が浮遊して
そいつらが放射線を出しているからで
そこで放射線を浴びたとしても
そこを離れればヘリも消防車も放射線レベルは殆ど無くなる
残っているとすれば放射性の微粒子が付着しているからで
洗えば落ちる
野菜だって
放射性の微粒子が付着しているだけだから
洗えば落ちる
もちろんかなり小さな微粒子だから
野菜を微粒子が落ちるまでゴシゴシ洗うってわけにはいかないから
普通に洗って基準値を下回る値になることを合わせて公表すれば
風評被害はかなり小さくてすむと思う
牛乳は残念ながら洗うわけにはいかないけど
牛乳に入り込む放射性ヨウ素の半減期は8日くらいと短いから
原発の事故が収束すれば
かなり早いタイミングで基準値を下回るはずということを
合わせて公表すべきだったと思う
本当は
かつて世界中で核実験が盛んだった60~70年代には
日本の大気中の放射性物質量は現在の基準値の1000倍くらいだったとか
当時の日本人は毎日1ベクレル以上の放射性物質を食事から摂り続けていたとか
公表したら多少は安心しそうな気もするけど
そういうわけにもいかないか
ずっとガンの死亡率は高いわけだから
ほら見ろやっぱり危険なんだってことになるかな
セシウムは人間は必要としていないから
食物と共に口から入ってもそのまま短時間で体外に排出される
ヨウ素は人間の甲状腺に蓄積されるけど
40歳以上は甲状腺ホルモンをあまり造らなくなるようで
もはやヨウ素を必要としないから貯め込むことは殆ど無い
育ち盛りの子供や妊婦さん、乳幼児を含め
これから子供を作る可能性の有る若い人は
できるだけ放射性物質を摂取しないにこしたことはない
いっそのこと
年代別の食品というか食品成分基準を作ったらどうだろう
乳幼児や妊婦さん向けは
放射性物質の含有許容量を限りなくゼロにして
ちょっとお値段は高く
40代以上向けは
放射性物質の含有許容量をちょっと緩くして
(いわゆる政府の言う、直ちに人の健康に影響の無いレベル)
その代わりちょっと安いと
放射性物質の基準だけだと納得してもらえないから
40代以上向けはメタボ対策効果の有る成分が強化されているとか
そっちの方を前面に押し出して
良く見比べると放射性物質の許容値が大きいとか
そういうことでもしないと
風評被害なんてなくならない
あっ
昔かいわれ大根の風評被害対策で
かいわれ大根サラダを食べた
パフォーマンスしか能が無い政治家の
牛乳一気飲みも必要だなぁ
誰だったっけ?
まさか
かいわれは食えても牛乳は飲めないとは言わないよね
Posted at 2011/03/22 23:58:44 | |
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2011年03月20日
そろそろ
地震のニュースも
一時期ほどチャンネルを占領することは
少なくなってきた
定時のニュースは
まだまだ地震関連が多いけど
そんな中に飛び込んで来たのは
リビア空爆のニュース
ちょっと前には慎重論が強くて
リビア側は反抗勢力と停戦の意思を見せていたはず
それなのに
フランスはいきなりの空爆
アメリカにいたっては巡航ミサイルを100発以上も打ち込んだとか
日本では地震の情報ばかりで
世界の状況がどう変化していたのか
ちょっと掴みにくい一週間だったから
余計に突然という印象が強いのだが
直感的には日本の地震の余波って気がする
つまり
日本の原発事故が世界をかけめぐり
勝手な憶測も含め
原発は危険だという認識が世界に広がり
原発不要論を叫ぶ国もちらほら見え
とりあえず早い段階で原発を止める国も出てくるはず
そうなれば
日本のように計画停電とか
突然の大規模停電とか
おぼろげに見えかけていた
真っ暗な未来予想図を日本が世界に示してしまったのかもしれない
おのずと
各国は当面のエネルギーを確保する必要があり
世界的に見ても大きなウェイトを占めていたリビアをおさえに入ったとしか思えない
イラク戦争だって
石油の利権絡みであったことは今では常識
リビアにも
人道的な介入とか言ってるんだろうけど
どう見ても石油狙い
少しでも利権を得たいとか
内戦なんかで大事な石油を燃やされたら困るってな思惑が
今回ほど露骨に見えることも珍しい
まさしく
日本からの津波がアフリカまで届いたっていうか
地球の裏側まで突き抜けたっていうか
昨日まで
資源の無い日本をうらめしく思っていたけど
資源が無くて良かったのかもって気もして来る
今後
石油にも原子力にも頼らないエネルギーを目指して
新しい道を切り開かなければならないし
その必要性を身をもって実感したこの国は
ある意味一番未来に近い
かもしれない
Posted at 2011/03/20 12:45:37 | |
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2011年03月19日
地震関連
特に原発関連の情報は気にかかるのだが
民放のワイドショー的な番組や
妙にドキュメンタリータッチの番組や
少ない情報をもとにあまり意味の無い解説をする
専門家を名乗るどこかの大学教授や
専門ということになってる記者のコメントも聞いていられない
どこかヒトゴトのような印象を与える
なんちゃら委員会や担当大臣達の記者会見も見たくない
なんとか見ていられるのは
淡々と状況を報じるNHKの定時ニュースと
官房長官の記者会見くらい
官房長官の記者会見も
官房長官が発表している間はいいとして
記者からの質問の時間は酷いものだと感じる
中でも
その時の発表に関してではなく
首相の失言ともとれるコメント
それも伝聞でのものに関してどう思いますかなんて
こんな時期にどうでもいいだろう
そんなことは
事態が落ち着いてからいくらでもやればいいことで
そもそも
不眠不休で対応せざるをえない政府関係者が
言葉をきちんと選んでしゃべる余裕なんか無いはず
そんな失言をこんな時期に報道すること自体
被災者をいたずらに不安に陥れるだけだし
これだけの数の被災者がいる状況では
馬鹿な質問で官房長官の時間を数十秒無駄にすることは
被災者への対応が遅れることを意味するから
間接的にに被災者の生命のいくつかを奪うことにもなりかねない
ということを自覚するべきだと思う
Posted at 2011/03/19 22:59:43 | |
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2011年03月19日
職場で
プレゼンテーションのスキルアップのため
自由なテーマで短いプレゼンをやることになり
元々準備しかけていたテーマはお蔵入りにして
時節がら原発についてをやってみた
一応理系の人間ではあるが
数日で資料をかき集めたところで
自分自身でも充分に理解できたとは言い難い
それでも
一般に誤解されているだろうなというところを重点に
1時間のプレゼンをやってみたけど
元々1時間程度のプレゼンで理解してもらえる内容ではないし
一つ説明するごとに
じゃぁ今起きていることはどう理解したらいいんだ
ってな質問が出てしまうので
説明したい内容の2割も説明できなかった
まさに現在の日本の縮図を見ているかのようだった
数日調べた程度の資料の範囲では
かなり楽観的な内容のプレゼンも可能だし
かなり深刻な印象を与えるプレゼンも可能
ネット上に広がる関連情報も
まさにどちらかに寄った印象の情報があふれていて
かなり調べこまないと中立的な目で自分で判断するのはとても難しい
あらためて今回色々と調べてみて思ったのは
過去の重大事故であるチェルノブイリやスリーマイル原発事故っていうのは
数日調べた程度での印象であることを断わっておくが
もちろん重大事故には間違いないが
印象に残っているよりは大した事故ではなかったことに驚いた
チェルノブイリは
短時間ではあるけれど定格出力以上の出力まで上がった状態で
コントロール不能となっているし
原子炉の構造から見ても
明らかに福島原発では起こりえない桁違いに酷い事故で
福島原発を今後どう間違った処理をしたとしても
チェルノブイリの状態にすることは
そう意図したとしても無理に思える
とはいえ
チェルノブイリでは事故が起きた段階では
その場にいた作業者は即死ではなく
数週間後に死亡しているので
核爆発に至ったものだと思い込んでいたけど
核爆発という表現は必ずしも正確ではないようにも思えた
スリーマイルにいたっては
結果的に圧力容器に亀裂が入ったために
放射性物質が地中に漏れ出した可能性が有るけれど
事故発生の時点で明確になった
大気中へ漏れ出した放射性物質は微量で
福島原発が圧力弁を開放した段階で
周辺住民への影響という観点だけなら
スリーマイルと同等になっている気がする
もう一つ驚いたのは
チェルノブイリで拡散した放射性物質は
広島原発の500倍とか言われているけれど
これまで人類が核実験等でバラまいた放射性物質の
千分の一から一万分の一にすぎないらしい
誤差が大きいのは
各国の核実験の概要が正確に公表されていないから
だからといって
福島原発問題が大したことないと言っているわけではない
たとえ一人にでも健康被害が出るのであれば
本人と家族にとって致命的な大問題であることに変わりはない
Posted at 2011/03/19 22:26:50 | |
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