
紅葉の季節もそろそろフィナーレを迎えているが……
毎年都内の紅葉の名所を回っているが、京都に比べるとお寺の紅葉の名所は少ない。
最初は『イチヨウ並木』だが、今年は11月になっても気温が高い日が多く、例年に比べると2週間程イチョウの黄葉が遅い。
去年訪れたのは定番の『神宮外苑』
更に『国会議事堂』
そして『東京大学の本郷キャンパス』
やはり一番ロケーションが良く印象に残っているのは『東京大学』
東京大学は銀杏の葉が校章になっていて、キャンパス内はまるで『イチョウのジャングル』のような光景が広がっている。
学内には歴史的な重要文化財にも指定されている建造物が立ち並ぶが……

団体客以外は事前の申込みの必要は無く自由に見学できる。
キャンパスには計11箇所の門のどこからでも入ることができるが……
一番便利なのは地下鉄南北線の『東大前駅』で、仕事場からも10分とアクセスが良い🚇

地下鉄駅の隣は東京大学の敷地であり、こちらは農学部がある弥生キャンパスの『農正門』
農学部の校舎になるが、黄葉したイチョウが見頃を迎えていて……
平日の午後で時折授業が終わった学生さんが通り過ぎるくらいの静かな空間だった。
この校舎前の銀杏並木の側にあるのがわんこの銅像🐕
犬の名前は『ハチ』日本で最も有名な犬『忠犬ハチ公』と同一人物ではなく『同一犬』である🐕

その飼い主が東京大学農学部の上野教授だった。
上野教授は53歳という若さで亡くなってしまったが、帰らぬ主人を出迎えるために10年に渡り渋谷駅に通い続けたという逸話は、映画やドラマにもなりあまりにも有名だが……
2015年にここ東大の農学部キャンパスに上野博士とハチの銅像が造られていた。
これは出張から帰ってきた上野氏をハチが迎えているところを再現したそうです。

主人との再会を喜んで飛びついているハチとそれを優しく受け止める上野氏の姿が良く表現されている。
今回のブログとは全く関係ない話題ですが、ハチ公に負けない程の犬が茨城県にいたことはあまり知られていないが……
ハチ公と同じように『忠犬タロー』の銅像が石岡駅前に建てられています。
茨城県の石岡駅で飼い主の女の子とはぐれ…

それから17年間、毎日彼女に会うために石岡駅に通い続けた『保護犬のタロー』
このタローの物語が映画化されて現在公開中です🎞️
茨城県内では先行上映されていて既に観賞済みですが……

有名な俳優はあまり出演しておらず、石岡市民の方が多く出演して手作り感溢れる映画でした。
愛犬家の方にも見て頂きたい映画ですが、1960年から1970年頃の旧車が数多く登場し……

タローと一緒に公道を走る光景は印象に残っているので、旧車好きの方にもおすすめします🛻🐕
次の目的地に移動します🚶
弥生キャンパスから本郷キャンパスへ移動する時は、門の外に出なくてもショートカットで行けることを去年発見していた。
本郷キャンパスは言問通りを挟み……

ドーバー海峡大橋と名付けられた歩道橋を渡ると工学部のキャンパスに行くことができる。
ここが工学部のキャンパスだがどうも様子が変?

イチョウ並木は人で溢れているが全て外国人のようだ。
樹齢200年の名物の大イチョウの前では記念撮影する外国人🕵🏿♂️🦸🏼♀️

中国人や韓国人ではなくて殆どが東南アジア系の人達のようだ。
大イチョウの下でもコスプレ姿の外国人達が記念撮影中📸
次の目的地に移動します🚶♂️
正門付近のイチョウ並木が一番綺麗な場所だが、どこから来たのか多くの外国人で溢れていて全く写真が撮れない💢

去年は殆ど人通りもなく貸切状態だったが、今年はどこに行っても当たり前のようにいる。
このあたりは法学部のキャンパスだが、ゴシック様式の建物の多くは関東大震災後の大正時代に建てられている。
茶褐色のレトロな造りの校舎に黄色く色付いた銀杏は良くマッチしている🆗
このイチョウ並木は300m程続き……
奥に見える建物が赤門と共に東京大学のシンボルの一つである『安田講堂』である。
今から半世紀前の1969年に学生と機動隊が抗争を繰り返した場所であるが……

少し黒くなった部分は、当時火炎瓶の炎で焼けたと思われる痕跡が生々しく残っていた🔥
安田講堂に隣接しているのが『心字池』

別名は『三四郎池』で夏目漱石の小説『三四郎』のモチーフになった池である。
深い森に囲まれて赤や黄色に染まった紅葉の景色を見ることができる。

Google mapにも掲載されているが、江戸時代このあたりに武家屋敷があったようで、心字池はもともと屋敷の庭園の池だったようです。
凛とした静かな空間の中で時折聞こえてくるのは『野鳥の囀り』と『$¥@♪⌘@△□¥?』
池の中の石の上には着物姿の尾根遺産🪨👘
どこから見ても外国人の尾根遺産だが、天下の東京大学も外国人に占領されてしまうのか?

尾根遺産‼️はしゃぎ過ぎて池に落ちないよう気をつけてね。
キャンバス内のあちこちにあるアーチ状のアーケードは、校舎間を移動できるようになっている。
中はトンネルのようになっていて灯りが無く真っ暗🌚

途中光を入れると重厚感のあるギリシャ風の彫刻が刻まれている。
アーケードの出口には色付いた銀杏が顔を覗かせている。
このアーチを潜ると医学部のキャンパスに出る。
このエリアはイチョウ並木がはないが、赤く色付いた広葉樹が彩りを加えている🍂
本日最後は国の重要文化財に指定されている『赤門』
赤門通りは数は少ないがイチョウ並木がある。

江戸時代将軍家の姫を正室に迎える記念に建てられたようです。
洋風の建造物が多い中、数少ない和風の朱色の門は凛とした佇まいで風格がある。
『赤門そばのイチョウ』キャンパス内のイチョウはまだ青葉が多い中この樹が一番綺麗に色付いていた。
時刻は間も無く1時半🕜赤門を後にして次の目的地に移動します🚶♂️
たどり着いたのは本郷キャンバスを出て春日通り沿いにある『焼きそばまるしょう』

自家製麺のソース焼きそばが人気のお店だが、詳細は次回のソース焼きそばグランプリでレポートします。
夜の部は新宿御苑で開催されていた『NAKED紅葉の新宿御苑2023』

新宿御苑の美しい紅葉と幻想的なライトアップが魅力のイベントである。
NAKED(ネイキッド)はライトアップやプロジェクションマッピング等の光のデジタルアートを用いてイベントを開催している会社である。

今年は大阪や京都等全国各地でデジタルアートのイベントが開催されている。
6時開始に合わせて新宿門の列に並んだが平日だったのでそれ程混雑していない感じ。

webチケットを取っていたが、入場券売り場に並ばなくて済むので便利である。
ネットの情報や入り口付近の案内板を見ると見所のスポットは以下の3カ所
☆全長約200mのプラタナス並木
☆都心随一のモミジスポット・『モミジ山』
☆池への反射が美しい『中の池』
入場すると提灯が置いてあり無料で借りることができるようだ。
園内は街灯がなく真っ暗だがこの提灯の灯りを目印に歩くとはぐれることはない。
園内の殆どの場所から見えるのがNTTドコモタワー
遠くに紅葉の並木が見えてきたが最初のスポットのプラタナス並木🌲
約200mにわたって左右対称に4列のプラタナス並木がある。
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黄金色に染まるプラタナスの並木道‼️
次は『モミジ山』の赤く色づくモミジのトンネル。
彩モミジ(いろどりモミジ)と称したライトアップはモミジ山全体が燃えるように赤や黄色に染まっています。
天高く聳え立つようなモミジは迫力満点💯
樹々の隙間からNTTドコモタワーが見えている。
最後は『中の池』
池に映る紅葉のリフレクションが美しい。
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時刻は間も無く7時🕖最後にNTTのタワーを撮って撤収します。