2006年03月08日
今朝、水着を干そうとベランダのアルミサッシ戸を空けたとたん、老猫のシロが飛び出してしまいました。
もともと半野良で、一昨年にこのマンションに引っ越す前に一戸建てに住んでいた時はよく近所を徘徊していました。
マンションに来てからは、最初の頃こそ、アルミサッシにつめを立てて開けようとしたり、洗濯物を干すたびに脱出の機会を窺っていましたが、窓からの眺望でかなり高いところにいるのは分かったためか、最近はサッシ戸を空けても無関心のように見えたので、ついうっかり油断をしてしまいました。
お隣さんとの防災壁の下部に10cm位の隙間が空いていて、万一飛び出したらここからお隣へ抜けてしまう、と前から懸念していたとおり、そこからスルスルとお隣のベランダへ逃げてしまいました。
幸い、もうひとつ先のお宅との防災壁のところには障害物が置かれていたようで、その先にはいけず、シロはしばらくお隣さんのベランダでうろうろしていました(お隣さんはお留守のようでした)。母が、私より慣れているからと登場し、好物のチーズでおびき寄せようとしますがなかなか寄ってきません。
10数分してやっと近寄ってきたところを母が首根っこを押さえて、私も足を掴んで防災壁の下の隙間をズルズルと力任せでこちら側へ引っ張り出しました。
ほんとに危ないところでした。牙が1本しか残っていないし、爪も先を切っているので出て行ってしまったら生きていけないでしょう。絶対に脱走させてしまってはいけません。飼い主の責任を感じました。
身体は臭いし洟垂れだし本当に人相が悪い奴ですが、いなくなってしまったらどんなに寂しいでしょう。シロよ、もうどこへも行かないでおくれ・・・。
Posted at 2006/03/08 23:36:25 | |
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シロ | ペット