懐かしの阪急電車3~戦前形電車
投稿日 : 2012年03月11日
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太平洋戦争前に製造された古い電車は、阪急では1982年を最後に引退しましたが、郊外の能勢電鉄に譲渡された物が1986年まで生き残っており、何度か撮影しておりました。
当時、ラッシュ時と支線限定で使用されていた500形電車です。1938~1943年の製造です。これは製造末期の527号車。残念ながら上りのみ客扱いし、下りは回送となってしまいました。
1983年8月19日、川西能勢口駅で撮影。
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同じく500形513ほか5両編成。客扱いしている写真を撮りたくて再出撃しましたが、残念ながら廃車が進んでおり撮影できませんでした。
1985年3月26日鶯の森駅で撮影。
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このほかにニュータウン造成に合わせて開通した支線があり、こちらはラッシュ時以外は戦前形電車の独壇場でした。外観も撮影していたのですが残念ながら紛失。これは走行中の323号車の運転室です。1935年製造なので、当時すでに車齢49年という古豪で、運転室の乗務員と話はできるし、室内の照明は白熱電球という今では考えられないものでした。1984年3月17日撮影。なお、323号車は戦前形電車が引退する1986年12月まで活躍しました。
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終点の日生中央駅を外から撮影したもの。ホームの向こうにはラッシュ時限定で使用される電車が休んでいました。
手前は戦後製の610系4連、奥は戦前製の500形5連と2連です。
駐車場の車たちも懐かしいものが見えます。
撮影日は3の写真と同じです。
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