エンジンスターター取り付け①MT車安全対策

【お断り】マニュアルミッション車には、エンジンスターターは取り付けできません。
万が一ギアが入っていた場合、エンジンがかかった瞬間に車が動き出す危険性があるからです。
実際にクルマが動いた事による死亡事故も起きています。
個人のメモとして残しますが【絶対に真似しないでください】

シフトが入った時にエンジンがかからないように…
フロアシフト部分への細工を施します。

まずは根元のゴム部分を避けるため、
嵩上げのゲタ用スペーサーを作りました。

高さ3センチ、長さ10センチ、厚さ12mmの板を加工。
真ん中の切り欠きは、シフトの横にある
黒いゴムの突起を避けるためです。
…慣れない木材加工で0.5時間消費…^^;

装着イメージはこんな感じ。
切り欠きが無いと、上手く密着しません。

ちょっと『ハの字』になりますが、
コレくらいなら特に問題ないかと。

後で金属と固定しますが、強力ボンドを使う予定です。

ゲタの上に、9mmの合板をかぶせます。
横110mm、縦160mm、
真ん中の穴は約30mm×30mm位にしました。
真ん中の穴部分を、10×20mmくらいから
現車合わせで徐々に広げたので、
なんと3時間以上かかりました(ーー;)

穴の大きさが決まったら、
ゲタ部分と釘やネジで接合しておきます。

ココでスイッチ登場。
スイッチからレバーが出ているタイプの…
正式名称不明ですが…
アキバの千石電商で350円/1個もしました(ーー;)

安全のための装備ですから、
多少値が張っても仕方ないですね。

こんな感じで、シフトが動いた時に
スイッチのレバーを確実に押すように調整していきます。

軸部分に、スポンジのリングを入れたところ、
いい感じで押してくれます。

当初の予定では、スイッチを各ポジションにセットする予定で
1速～5速＋Rで6個用意していたんですが…
写真の3個で済んじゃいました。
やり方によっては、2個で済むのかも知れませんが
安全確実に行く事にします。
2速、4速、Rは1個のスイッチで検知できます。


各々のスイッチが押されたときに回路が切れるように
プッシュオフ回路の端子に配線を接続。
回路は簡単に書いてみた図の通りです。

完成したスイッチユニット？の設置です。
写真のボンドでコペンの金属部分に貼り付けました。

接着強度が心配だったんですが、
丸1日放置したところ、
カナリ強固に接着されていて、
外れてしまう心配は無さそうです。
あ、接着前に金属部分はベンジンなどで
脱脂する事をオススメします。