
私の記憶に残る車と私が乗ってきた車の思い出を綴るシリーズの8回目です。
家内と一緒に『未来から内股でやって来た』
S110シルビア(早い話が家内の嫁入り道具の一つ)が5年持たずにガタがきはじめ、また子供が大きくなってきたり、私が通勤に使う様になったりと、ライフステージに合わなくなり、4ドア車への乗り換えを決めました。
候補としては、
デザイン的にも割りと好きだったマツダ・ファミリア
4mを切るサイズながら使い勝手が良さそうな
ホンダ・シャトル
デビュー時に一目ぼれしていた
いすゞ・FFジェミニ
各ディーラを周りましたが、
シャトルは、やはりセダン主流の時代でしたから、5ドアスタイルに決める勇気が無かった(笑)
ファミリアは、営業マンが初っ端から大幅値引きを出して来たので、『そんな安売りする程度の車なの?』って思い、却下!(笑)
ま、最初からジェミニに決めていた様なものですね。
ジェミニには、JT150ターボディーゼルに約4年、JT190ZZに約7年乗る事になるのですが、その辺りの話は
愛車紹介で紹介していますので割愛。
ジェミニは今でも良い車だったなーって思っています。
まず、デザイン・・・私の
セダン考にドンピシャの『ロングノーズ&ショートデッキ&ノッチバック』のカタチで、無意味なキャラクターラインが全く無く、樹脂メッキ部品の光物も全く無い、ホントにシンプルなデザインでした。
次に使い勝手の良さ・・・子供が幼稚園の頃から中学校に入る頃まで乗っていましたが、4mチョットのサイズでも家族4人での帰省も難なくこなしてくれましたし、十分な使い勝手でした。
それから、エンジン・・・最初のターボディーゼルは、1.5Lディーゼルとは思わせない元気なエンジンで、街中での使用では全く不満はありませんでした。 ただ流石に3ATでの高速走行は辛かったですね。
ZZのDOHCは、VTECが出るまで自然吸気エンジンで最高の出力を誇っていました。それもレギュラーで! ATのDレンジでも目一杯アクセルを踏み込めば一気にレッドゾーン手前の7200rpmまで回っていました。
その前がターボディーゼルで、更にその前が排ガス規制で腐った120ps(グロス)のZ型エンジンでしたから、全く別世界でした。
更に、いくら走っても腰痛が起きないレカロに、握り心地抜群のモモにBBSなどのアイテムも、本当に良いパーツとはこう言うものだという事を私に教えてくれました。
そんなお気に入りのジェミニでしたが、子供も大きくなり、ジェミニでは流石に狭く感じる様になってきて、たまに親が遊びに来ると車2台で移動する必要も出てきました。
で、当時ブームになっていたミニバン=イプサムに、不本意ながら(笑)乗り換える事になります。
しかし、その後すぐに子供たちは親と一緒に出かける事も少なくなり、イプサムの『7人乗り』が活躍する事は非常に少なかったのです・・・。
そのイプサムに10年も乗るのですが、私にとって『失われた10年』か!?(笑)
Posted at 2007/02/28 23:53:53 | |
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