近所の子

小学生の時、自分より2つ下でよく慕ってくれる可愛い双子がいた。
弟の方が画像の様なイメージを持っていた。

複雑な家庭であったが明るかった。

自分が社会人になる頃、住んでいた借家は空になっていた。



兄貴の方が20年ぐらい前70スープラで、洗車してると乗りつけた事があった。
弟は早く結婚して子ども産まれ、すぐパートナーとの関係は終わったと噂で知っていた。

この前、ずーっとその兄弟と交流のあった近所の4つ下の子が、実家に帰って来て、たまたま喋った。
開口1番出た言葉が、


「ケンちゃん、死んだんさ」



返事を失う言葉だった。
ずーっと忘れていたが、一気に画像の顔が蘇った。

子どもの頃はよく遊んだが、生活ステージも変わり、交わる事が無かったが、自分を慕ってくれた事を嬉しく思い出した。

ありがとう

ご冥福をお祈りいたします。