
いつの頃からか、僕はこの曲を好んで、この季節クルマの中でかけている。
若きあの日、そう、想いの丈を巡らせ恋焦がれたあの人に振られた日も、いつか穏やかな気持ちで、この曲を大切な人を思いながらクルマを走らせ家路に向かう日を夢見ていた。
24日のクリスマスイブ、お気に入りケーキ屋さん。
少し仕事があったんで、14時過ぎになってしまった。
子どもも自宅には居ないので、自分達と親の分のショートケーキが有れば充分。
しかし、売り切れだった。
この曲を聴きながら他の店へ、クリスマスの主役アイテムがすんなり手に入らず焦る自分に気がつく。
I sing this song
To pass the time away
Driving in my car
Driving home for Christmas♪
この歌を歌いながら自分を落ち着ける。

※画像はYouTubeより拝借
ショッピングモール、ケーキ屋が見当たらない、店員さんに尋ねると「ケーキ屋入って無いです」って。
また焦る。
検討をつけてまた走る、信号は赤、並ぶ車列、まさにDriving home for Christmas♪
先週、ハリス氏が、この曲のルーツを「できて10年ほど、発表する事なく、B面に入れて1988年に発表したら、イギリスのFMでB面のこの曲ばかりかかる様になり、定番のクリスマスソングになった」と番組で触れてました。
歌詞の内容と曲のヒットの仕方が妙にしっくりくるのは僕だけだろうか?
さて、検討をつけて向かったケーキ屋さんに到着。
長蛇の列。
「ダメだ」
店の駐車場から出て西へ200メートル。
「あっ、ココにもそういえばあったっけ」
店のショーウィンドウにショートケーキが並んだいるのが目に入る。
念願のケーキ、ゲット。
自宅の冷蔵庫に自分達のケーキをしまう。
箱を二つ持って、また出かける僕。
恋女房が「なんで二つ」と聴く。
「オヤジの分のとお母さん(女房の母)の分」
まんべんの笑み。
若きあの日、ほろ苦い記憶を思い出しながらまた僕は、クルマを走らせる。
Driving home for Christmas♪を聴きながら。
恋女房の事を思いながら使う時間。
そう、とても大切な時間。
今年のクリスマスイブでした。
Posted at 2022/12/27 02:41:45 | |
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