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ヒーターコアを交換したついでにラジエーター、CTS（クーラント温度センサー）も替えた。

何とか、エアコンユニットも整列し


エアコンダクトを配し


一週間ぶりにジェミニに火が入った。

オートエアコンは修理がメンドクサイ。
もっとメンテナンスしやすいように設計してくれ。
ヒーターコアを経年劣化でひび割れるプラスチックでなんか作るなよ。

千葉技研　謹製の全金属型ヒーターコア


ブロア、クーラーエバポレーター、暖房部分がなかなか仲良く整列しない。
外す前に重なり具合を記録しておくべきだった。


何回もやり直して、空調ユニットが並んだ…

最後の？課題、暖房時のクーラント臭。
ヒーターを使わない季節になって、クーラント臭を忘れていた。
ちょっと寒さを感じたある日、やはり臭った。
ヒーターコアが怪しいと確証した。
ばらしてみた。

画像ほぼ中央がヒーターコア。
外してみると、

やっぱり…
運休から1週間になろうか。

でも、何だか直せる気が湧かない（苦笑）

1台が旧車なら、旧車は大事に乗りたいし、何かと修理も多いのでもう一台の安心できる車があれば望ましい。
しかし、そのもう一台も旧車なら…


天正10年6月2日本能寺の変（FIT売却）からわずか一週間、クーペを補完する、コイツが来た。

コイツも初度登録から20年の中々の車齢である。

オーディオがカセットという、旧車である。
嬉しいことにカセットデッキの調子がよく、旧車のムードを盛り上げる。　

シンプル　イズ　ベスト　なインパネ。
説明書など読まなくても直感でとっさに操作できる。

農道のポルシェ　RRベースのパートタイム4WD
もう新車では手に入らない。最終版の生産完了からもう12年経つ。

パッと見、手を入れたほうがよさそうな所が購入初日からうかがわれる。
VIVIOと同じEN07エンジン。VIVIOのナンバーを切ったとしても、そのスピリッツは受け継いでいける。と考えると少し切なさが和らぐ。実際にはかなり補機の取り回しが違うので、また一から学び直しである。

JAバージョンだったようだ。こういうコラボ物も古き良き時代？


いざ走りだしてみると風に弱いし、940kgある車重に対して660ccのNAエンジンは正直荷が重い。ホイールベースが短いためか走行による振動も大きめで、快適とはいいがたい。高速で長距離を続けて走りたい、とは思わない。
過去、自分的に長続きした車は走りがいいこと。走っていて楽しいこと。
この車単独では、それには当てはまらない。FITを出して、もちろんおつりはきた。
でもFITは良い車だったなぁ、というのは隠しがたい事実だ（苦笑）
ただ、この車でなくてはできない性能もある。

積載力。
サブロクのコンパネが楽に積める、おいらにとっては理想の車である。

だから、クーペと存在がケンカしない。棲み分けがはっきりできる。
この2台を相互補完しながら、旧車を楽しんでいこうと思う。

VIVIO、FIT、GEMINI ３台合わせて88,800円の自動車税。
年1回のことだから払えないほどではないかもしれぬ。
平成の初めまで３ナンバー車1台で8万円台だったし。
うーん、しかし、これは今年限りにしたい。

VIVIOをやめても、それほど大差はない。
GEMINIは1.6Lで、1.5Lまでの枠に収まらないし、34年目の車だから重加算税・・・何だか罰金のような響きである。
しかもクーペで、これ1台で何でも、というわけにいかないから厄介である。
だが、今まで自分では経験してこなかったジャンルの車である。
GEMINIを排除することなどありえない。
FITをより古い軽自動車に置き換えても、燃費ではFITを上回る軽はなかなかないし、車齢を考えればFITを手放すのもお馬鹿である。
この矛盾に直面することはGEMINI導入時にわかっていたことだし。

GEMINIを連れて来た時、自分の車歴で一番動力性能の高い車であるし、加速の爽快さにはしびれた、しかし正直、エンストをはじめとするさまざまなプチ不具合も解決せねばならず、えらい車買っちまったな、VIVIOのほうが100倍マシとも思った。
購入時の出費だけで済むと思ったら大間違いなのだ。


117クーペのように、何はともあれスタイルとか
ロードスターや水平対向やロータリーエンジン車のようにそれでしか味わえないとか
直６のシルキースムーズを味わえるとか
FR車の決まるシフトフィールとか
明確な方針がないまま
漫然とISUZUマークのある車なら何でも、のような曖昧な気持ちでは維持などおぼつかない。

でも、最近になってやっとGEMINIと息が合ってきた。それはやはりエンジンの爽快感、這いつくばるような高速での安定感。自分の意志で運転を組み立てる介入感、直結感。

考えに考え？
…
…
…
…
FITを手放した。

クーペを補完する、対極的なボディ形状の軽自動車を導入することに決めた。
残念ながらそれはVIVIOではない。。。
実は、こちらも旧車になりつつある。修羅の道である。
実用だけで考えたら、絶対FIT一択であっただろう。
しかし、お馬鹿でもいい。「自分らしく生きる」ために。