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先日、大杉漣さんが亡くなり、「急性心不全」という名前がよく取り上げられています。


ただ、「急性心不全」と言っても、心臓が動かなくなったという状況を表しているものであり、実際の病名ではないです。

何かの病気が原因で、「心不全」の状態になるわけです。






心不全の定義とは。。。。。調べてみました。

心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。

出典：日本循環器学会

そして、心不全が急に起こるのが急性心不全。

急性心不全とは、「心臓に器質的および／あるいは機能的異常が生じて急速に心ポンプ機能の代償機転が破綻し、心室拡張末期圧の上昇や主要臓器への灌流不全を来たし、それに基づく症状や徴候が急性に出現、あるいは悪化した病態」をいう

出典：日本循環器学会急性心不全治療ガイドライン

心臓が止まるのは「結果」であって、「原因」ではありません。

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ニュースでは、心筋梗塞などの虚血性心疾患が取り上げられています。
しかし、心不全の原因になる病気は、他にもいろいろあるわけで、発表がない限り詳細は分かりませんね。


最近、テレビやラジオでCMが流れている「弁膜症」も心不全の原因になります。


これ、自覚症状が無い、もしくは軽い場合でも、心臓が無理しています。
長年放置して、気づいた頃には心臓が弱っていて、元に戻らない場合もあるそうですよ。
悪化する前に検診を。。。。。

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自分が昨年12月に入院したのも、弁膜症の一種、「僧帽弁閉鎖不全症」でした。
弁を支える腱索が切れて、突然発症したので、「急性心不全」でした。

日本循環器学会急性心不全治療ガイドラインによる急性心不全の病態分類によれば、

急性心原性肺水腫：呼吸困難や起座呼吸を認め、水泡音を聴取する。胸部X線で肺水腫像を認め、治療
前の酸素飽和度は90％未満であることが多い。

のようです。

まあ、急な息切れと、横になると苦しくて我慢できない（起座呼吸）状態で、まさか心臓とは思いませんでしたがね。

今日は病院を2か所。

まずは、妻の検査のお付き合いで、新潟大学病院へ。

病院を出たところで、屋上のヘリポートから、ドクターヘリが離陸。

こんなタイミングで見たのは初めてでした。




ソリ（脚）に取り付けてある、赤い板状のものは、雪上に着陸した時に沈まないようにする、スノーシュー。
雪国ならではの装備です。

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続いては、保険会社に提出するための診断書を依頼しに、私が入院していた新潟市民病院へ。
手続き後、病院の向かい側のタリーズコーヒーで一息。




まだ、歩くと疲れやすいです。

1月の入院、手術の請求書が送られてきました。

さすがに心臓手術すると高いですね。

まともに払ったら、三割負担でも百万円！！

限度額適用認定証を申請しておいて良かった。


明日、診察に行くので支払ってきます。
クレジットカードも使えるのね。

ってことは、認定証なしでカード払い百万円でカードのポイントを貯めて、あとから高額医療費の払い戻しをもらった方が得だった？

報告が遅くなりましたが、予定通りに1月29日に退院しました。

点滴や採血などから身の回りの世話まで気遣ってくれた看護師さん、治療と手術をしてくれた先生方、リハビリを指導したくださった理学療法士さん、その他多くの方々。。。

皆さんのお陰で今生かされているんだと思うと、感謝でいっぱいです。
もっともっといっぱい、お礼を言っておけばよかった。

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50日以上、この病院の建物から出ることなく過ごしました。
最初はベッドから降りることもできず。
その後もほとんど、フロアから出ることもできず。

この建物、BMW本社とイメージにてる？

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入院中、暇なときにラジオにメール投稿していたので、家に帰ったら、ラジオ局から記念品が届いていました。

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妻がケーキを買って、退院を祝ってくれました。