お花見ツーリングぅ~その1~
4月6日(土)
冷え込みが続き、なかなか開花が進まなかった県西部の桜も、漸くこの週末の温かさで満開となった模様。
しかしながら、予定していた友人の住む近所の太田川沿いはまだ五分咲き程度ということで見送り、満開だという秋葉ダムへと向かった。
船明ダムのあたりも満開のようだったが、なにやらケーサツ関係者?とおぼしき制服姿の人たちがうろうろしていて、ダムへの道の入り口にもパトカー置いて仁王立ちしてるので、なんだか知らないけど、危うきに近寄るべからずでスルー。
#後で調べたら、どうやら山火事があったらしい。
まずは、月旅行に行こう!
あと3kmで着くらしいし、
県道で行けちゃう月には、46世帯86人が暮らしているらしい。
水もあるから、
ノーマルスーツなしでも生活できるのか?f(^^;)
ほどなく、月面着陸成功!
そこは、ボート競技の練習準備に勤しむ高校生で賑わっていた。
月には橋も架かっており、名前もずばり月橋という。
しかもご丁寧に「ここは浜松市 月」と書かれている。
月は浜松市内に属するんだね~( ̄▽ ̄;)
さらに少し行くと、月の集落が現れた。
如何にも源氏の落人伝説が似合いそうな桜の里だった。
この時期だけなら住んでみたいかも。
天竜川が大きく蛇行を始めるあたりの県道360号沿いにも、桜舞い散る並木があった。
かなり長い間ここにいたが、1台もクルマが来なかったのも素晴らしい。
県道から逸れて堤防道路を行くと、鯉のぼりが泳ぐ横山小学校に出た。
いつもR152から見えている横山小学校の脇をすり抜け、秋葉街道へと戻る。
この先にトンネルが出来たことで、秋葉ダムまでのアクセスは格段に良くなったね。
というわけで、あっという間に秋葉ダムに到着。
秋葉ダムを渡るには、トンネル内の信号もない分岐を右折するという、なかなかスリリングな体験ができる。
ダム湖畔には、ちょうど満開の桜並木がずーっと続いていて爽快な風景が楽しめる。
早朝でまだ陽が当たってないのがちょっと残念なものの、湖岸を北上すると陽当たり良好なとこに出た。
望遠で引き寄せてみるが、コンデジの望遠側は解像度や発色がイマイチだねぇ。
ミラーレス一眼が欲しくなるぞぉ~(~_~;)
瀬尻橋まで行って対岸へと渡り、
R152を南下する。
桜のトンネルをオープンで走り抜ける。最高~♪
秋葉参道へと左折し、再び天竜川の対岸へと渡り、気田川沿いの県道286号線を行く。
ほどなくして河原に見事な桜並木が見えてくる。
どうやら小川の里オートキャンプ場のようだ。
キャンプ場に降りる道沿いに桜並木が満開で、キャンプ場内もずっと桜並木が続いている模様。
土曜の朝早くでキャンパーは誰もおらず、これは撮影チャンスと思いきや、無断駐車は許さないとキツく書かれているし、管理人らしきクルマも停まってたので、退散。
ここ、ディキャンプならひとり300円と格安なんだけど、キャンプとなると狭いオートサイトしかなくて4000円と高いんだよな。
でも、これだけ桜が見事ならこの時期限定でキャンプしてもいいかも。
気田川沿いに暫く行くと、右手の土手沿いの桜が見事なのが見えたが、どこから降りるのかがわからない。
仕方ないからさらに走ると、気田川を渡る橋が出現。
天竜環境事業所へ行く道だと書いてあるが、通行止めらしい。
でも、対岸には見事な桜並木が見えたので行ってみる。
舗装路を外れて川沿いの土手を行くと、桜並木に到着。
先ほどの舗装路の向こうには民家が何軒か軒を連ねていて、土手との間には畑が作られている。
やはり桜は人の生活に密着してるこういう所が似合う。
例によってだーれも来ないので、絶景独り占め。
ここで花見したら最高なのに、なんでだーれもいないんだろう?
土手の終点まで撮影しながら移動して舗装路へと戻ると、そこから先が通行止めとなっていた。昨年の台風の影響だろうけど、いろんなところで通行止めなのが驚きだ。
県道に戻り、秋葉神社前キャンプ場に立ち寄る。
ここはキャンパーで賑わっていた。
この時期ここでキャンプしたことないけど、場内に桜も咲いてるし、ふらっと予約なしで来られるから、来年以降お花見キャンプの候補地だな。
R362へ出て、久しぶりに快走路を走る。
のも束の間、見事な桜並木が気田川沿いに見えたのでまたしても寄り道。
秋葉の苑というグループホームの脇を抜けていくと、桜のトンネルへと出た。
桜のトンネルは、実は撮影にはむいていない。
というのは、どうしても桜の木の陰になってしまうのと、狭い道が多いのでクルマを止めてゆっくり撮影することができないのだ。それに流石にこういうところには人がたくさんやってくるんだな。
なので、ゆっくりと桜のトンネルをオープンで走らせて楽しむというのがいい。
R362を走っていると、路肩にK’Zロードと書かれた立て看板を目にする。
このときは、なんのこっちゃ?と思ってたのだけど、この後たまたま会ったオープンカー乗りの方々に教えてもらったのだが、フェアレディZの生みの親Mr.Kこと米国日産初代社長片山豊氏が、春野町出身だということで満100歳の記念にドライブコースが設定され、フェアレディZのミーティングが開催されたのが始まりで、それが今では旧車ミーティングに発展しているんだそうな。
ちなみに今年は5月26日(日)開催だそうです。https://kzroad.jimdo.com/
ろどすた乗りは、軽井沢ミーティングと被ってるから行きにくいけど、駐車場外れたら行こうかな。
日本一の大天狗面を過ぎた先の橋を渡ったところにも見事な桜が見えたので、ロードスターを滑り込ませる。
気田川沿いは、どこも満開でもう飽きてきちゃうくらい。
気田川の支流の杉川沿いにR362が向かうところに広場があり、ここの桜も見事だった。
ここも例によってだれもやってこず、独り占め。
ここから杉川沿いに走るが、やはり桜並木というのは人が植えたものなので、桜の姿はぱたっと消える。
そしてR362は国道から酷道へと姿を変える。
ここを通るのは相当久しぶりだが、もう10年以上経っているのだし、民家がないわけじゃないし、大井川沿いに抜けるには主要な道路なのだから、そこそこ改良されてるんじゃないか?と思いきや、甘かった。
最低限の整備に留めているようで、舗装も荒れてるし、改良されたようなところは認められなかった。
ブラインドコーナーの連続な上、先を見通さずに突っ走ってくる対向車が多くて辟易させられ、とっても疲れてしまった。
漸く大井川沿いまで辿り着くと、R362から分岐するR473は通行止め。
いたるところで昨年の台風被害の影響が続いてるようだ。
最もここは対岸の県道263が主要道なので問題はないんだけどね。
下泉駅を過ぎたところで小さな川沿いに見事な桜並木が見えたので、Uターン。
たしかこの道は不動の滝オートキャンプ場へと向かう道だなと思いながら、見事な桜並木を眺めながら進んでいくと、コペンとNAロードスターがとまってたので、手を振って一旦上流まで行く。
そうして戻ってきて、「いいところですねぇ」と声をかける。
聞けばNAの方は、三遠南信ロードスターの会のツーリングに参加したこともあるという。
3人で暫く談笑していると、カプチーノもやってきた。
やはりオープンカー乗りはこの時期、桜を求めて湧いてくるねぇ。
小一時間いろいろ楽しくお話しさせていただいて、気田川方面はどこも満開で素晴らしかったよと言うと、コペンとNAの二人組は、酷道R362は避けて、県道で行ってみようと向かって行った。
そういえば、途中に見えるお気に入りの、くのわき親水公園キャンプ場は、桜がけっこう咲いてるのが見えたので、ここもお花見キャンプによさそうだ。
一応、家山桜トンネルをくぐっておこうと対岸に渡りR473に入ると、人出は凄いし、肝心の桜は葉桜だし、全然撮影する価値なし、というかクルマ入れての撮影は難しいしね。
そんな花見客の渋滞に巻き込まれつつ、帰路に着いたのでした。
これにて、静岡県西部から中部にかけての桜活動は、無事終了。
来年はお花見キャンプがしたいなぁ。
おしまい