えー。
みなさま、この季節、ウルシとヘビ・ハチ・熊には気をつけましょう。
さきほどから右手の指先が、
かゆいっ!
ガキンチョ君の宿題の一環で、身近な植物を採取していました。
ええ、ええ、わが家のガキンチョ君ご本人は遊びほうけていまして、結局わたしら親の出番ですよ。
親不孝ものめっ!(笑
で、あまりコレという植物も見つからずウロウロしていたのですが、芯が紫色の小さな花がいくつもついた双葉のつる植物を見つけました。
「ウルシか?」と一瞬ためらったのですが、三つ葉ではないですし、私は子供の頃から多少ウルシへの耐性があって、葉をもんでもヘイチャラだったため、えいやっとツルを引きちぎりました。
それからパソコンのところへ戻り、ひとっきりすると、どうも右手の人差し指側面が。
・・・かゆい。え。なんか、赤くなってるんですけど。
「!」
あわてて軟膏を探すも、ない。うわーん(TT
ようやく探し出したときには、結構、赤い(笑
単なるプラシーボの可能性もあるのですが、とにかくウルシは一旦かぶれだすと長期戦になりやすいので、VG軟膏(亜鉛化軟膏です)を塗布し、医療用テープがないため絆創膏でベタベタ。
「おれ、ウルシに強いはずなんだけどな、はずなんだけどな。」
ツタウルシではなく、ツタウルシの
”仲間”だったのかしら(爆
年を重ねて体質も変わったのかな~。
免疫力過剰?
一時かゆくなっていた右足親指にも塗布し、現在はかゆみが消えてしまった。こちらは完全にプラシーボだった模様。
右手人差し指はまだ多少かゆみが残るものの、現在はかなり沈静化。ちょっと熱い。
炎症をおこしているらしい。たんなる蚊に刺されだと良いのですが・・・。
ちなみにVG軟膏は皮膚科で処方される薬品です。
なぜ持っているかといいますと、ガキンチョが皮膚炎にかかった際に処方されたものの残りです。
そうそう、ウルシによるかぶれは、ウルシオール及びラッコールと呼ばれる化学物質によるアレルギー反応が原因です。
東京大学大学院農学生命科学研究科附属科学の森教育研究センターの高徳氏らの研究によると、春から夏にかけてウルシオール・ラッコール含有量が高まり、冬は著しく減少するという。
また、地域偏差として秩父のヤマウルシはウルシオール・ラッコール含有量が他の試験地のより少ない数値を示したそうです。
さらに、秩父を除く他の試験地では、ヤマウルシの方がツタウルシよりもウルシオール・ラッコール量が多かったとのこと。
出典:
http://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/publish/gikan/H19/H19-26.pdf(PDF273KB)
なぜ秩父だけが特異な様相を示すのかは不明としているが、一般によく言われる「ツタウルシはウルシの仲間うちでも、かぶれ最強!」説は、他地域ではあまり当てはまらないようだ。
そう、
秩父だけを除いては…。
なんてこったい!
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Posted at
2009/08/22 20:09:07