2009年に埼玉県熊谷市内で発生した、小学校4年生男児のひき逃げ事件。
時効は10年。
しかし、こうした凶悪事件に時効は必要なのだろうか。犯人は今何をし、何を思っているのだろうか。
被害者本人ならびに遺族の人生を無茶苦茶にしておいて、犯人は罪を償うこともせず日常を装って生きようなどとは、どういう了見だろうか。
少年の父は事件以前に病没しており、少年は母親と二人暮らしだった。
彼は、懸命に働く母親への気遣いにあふれる優しい少年だったという。
そんな少年がひき逃げの凶行に会ったのは、書道教室からの帰り道だった。
彼の母は迎えに行こうと教室に電話をしたところ、すでに自転車で教室を出た後だったという。
事件発生から3年が過ぎた。
事件現場は幹線道路につながる道であることから県警は捜査範囲を拡大したが、事件の真相につながる物的証拠に乏しく、捜査は非常に困難に直面しているという。
少年の母は協力者とともに事件現場に立ち、道行く車両のナンバーを一台一台書き取り続けている。
そのナンバーを分類整理することで、犯人車両がどのような経路で通行したか、また、犯人の居住地等をプロファイリングするためだ。そのデータは、県警に提出された。
真相解明には、さらなる情報が重要だとして、県警などは情報を求めている。
事件詳細は、毎日.jpの記事に詳しい
「忘れない:ナンバー追跡2万台 現場に立ち続ける母(熊谷 小4男児ひき逃げ」
http://mainichi.jp/feature/news/20100523org00m040001000c2.html
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◇事件のあらまし◇
09年9月30日午後6時50分ごろ、埼玉県熊谷市本石(ほんごく)1の市道で、市立石原小4年の小関孝徳君がひき逃げされ死亡した。
タイヤ痕などから、ひいたのは排気量1800〜2000CCの車とみられる。埼玉県警は、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)容疑で捜査している。現場は国道17号につながる抜け道のため、県警は捜査範囲を拡大。輸出直前の中古車を神奈川まで追跡したこともある。事件直後、現場では雨が降った。.
出典:毎日.jp記事 編:フライフィッシャー
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Posted at
2012/10/05 17:24:06