最近、放射線関連の報道が著しく減ったような気がします。政治の世界も、政局ばかりで、復興は?放射線防護は?まったく・・・・。なお、秩父地域では国の示す暫定基準を上回る放射線量が一部のキノコ類から検出され、出荷・販売が中止されています。例年、野生のキノコを採取するのを楽しみになさってる観光客の方々がいらっしゃいますが、少なくとも数値が安定するまで、採取・飲食は避けてください。内部被爆は低線量でも影響が出る可能性が指摘されています。わが家の放射線防護策は、次のとおり。水:上水道は「安全」と自治体は申しており、統計値も公表されていますが、昨年は浄水場の汚泥から2mSvを越えていたこともあり、自宅にRO水を生成するための逆浸透膜浄水器を設置しています。主食:子供が共通して食べるものは特に注意しています。米類は、ネット経由で西日本のものを購入。野菜は比較的信用できるスーパーで産地を選別、肉類は基本的に海外産です。もちろん放射線問題だけではなく、残留農薬や重金属、食品そのものに由来する健康への影響も考えなければなりません。食の安全性は、実に根の深い問題です。地域:放射線量が高い地域に、できるだけ子供たちを連れてゆかないようにしています。群馬県庁付近より高濃度を示す地域が秩父にもあります。軽視はできません。その他:普段行かない場所へ行くときは、線量計を持参しています。また、計測した数値は、できるだけ公表しています。原発関連につきましては、当ブログ右下にある「ブログカテゴリー」欄の「危機管理(risk management) 」欄をご覧ください。