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2015年07月18日 イイね!

月に代わってお仕置きよ JMSDF阪神基地隊サマーフェスタ2015 第2弾

月に代わってお仕置きよ JMSDF阪神基地隊サマーフェスタ2015 第2弾第1弾からのつづき


艦橋に上がってきました
操舵輪が意外と小さいんですね

操舵輪左のパネルがボタンで速度を調整する速力通信機
スクリューが左右2軸あるのでボタンも左右個別に並んでます





方位環 コンパス

東西南北を方位角で表してます
北 0°/360°
東 90°
南 180°
西 270°




艦橋左舷側のウィングに出てみました
見学者がぞくぞく乗艦

基地の正面には六甲アイランド 
フェリー乗り場には神戸と大分を結ぶフェリー
「さんふらわあ」が停泊




ウィングにあるパネルで針路 速度 舵角 指示速力が確認できます

「停止」「最微速」「半速」「強速」「一~五戦速」「最大戦速」「一杯」などの表示があります

操舵室の速力ボタンにも書かれてます




左右両舷には士官の席があります
この日 左舷側に座るのは艦隊司令

赤一色のカバーは1等海佐




双眼鏡の紐も赤一色




右舷側に座るのは艦長

赤青の二色のカバーは2等海佐の艦長職
同じ2等海佐でも副長などの場合は青一色のカバーになるそうです




双眼鏡の紐も赤青の二色でした




前甲板方向

ファランクス VLS 主砲の状態がよく見えます




海図台 
その上には時刻 緯度 経度 方位角 速度などの表示器
無線機など




右舷ウィングには発光信号などで使用する信号探照灯

モールス信号を送るんでしょうか?






艦橋を後にし 梯子状の階段「ラッタル」を下りてチャフ装置のある
チャフ甲板へ




チャフロケットランチャー Mk36 SRBOC

敵航空機や対艦ミサイルなどの攻撃に対して
チャフ IR弾 電波妨害弾を発射しかく乱させます

チャフ 電波を反射する物体を散布 ミサイルのレーダーによる探知を妨害
IR弾 熱源を発射し赤外線誘導ミサイルの命中を回避
電波妨害弾 電波障害を引き起こす電波を発信




デコイランチャー(MOD)

自走式デコイ1型を発射
自艦とよく似たスクリュー音を発する囮魚雷(デコイ)を発射
自走して敵魚雷を誘引 誤爆させます




水上発射菅 (HOS-303)

Mk46魚雷 97式魚雷を発射可能
発射時には45度旋回して高圧空気により射出されます




出口は収納式の階段「舷梯」

ステルス性を考慮しハッチの中に収納




艦尾にはためく 自衛艦旗(軍艦旗) 

これを掲げる船舶は国際法上の軍艦としての特権が受けられます




十六条旭日旗
白と赤のコントラストが強すぎて注視すると目がチカチカするけど
美しいデザイン


海上自衛隊では旧海軍の文化・伝統である
金曜日のカレーや進水式で演奏される軍艦行進曲 
軍艦旗である旭日旗 などを引き継いでいます



さらに第3弾へつづく・・・

Posted at 2015/08/01 09:23:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味
2015年07月18日 イイね!

月に代わってお仕置きよ JMSDF阪神基地隊サマーフェスタ2015 第1弾

月に代わってお仕置きよ JMSDF阪神基地隊サマーフェスタ2015 第1弾海上自衛隊 阪神基地隊(神戸市東灘区)

大阪湾 紀伊水道などの警備・防衛が主任務です

サマーフェスタの前日(7月17日)西日本に接近・上陸した
台風11号の影響により中止になるかと思われましたが
予定どおり開催

しかし当日(7月18日)になってもJR神戸線の運転見合わせ
山陽自動車道 中国自動車道 第二神明道路が通行止めになるなど交通が大混乱一般道も激しい渋滞でした



そんな中でも開場前にはたくさんの人が並んでました






サマーフェスタ 今回の主役は
護衛艦一般公開





あきづき型護衛艦 3番艦
DD-117すずつき
第8護衛隊(佐世保)
排水量 満載6800トン

2014年3月に就役した新しい護衛艦です




甲板に上がって見学することができました

「すずつき」の名前は2代目にあたり
初代は日本帝国海軍時代の駆逐艦「涼月」

「さわやかに澄みきった秋の月」
が艦名の由来だそうです


風流でオシャレな艦名ですね




乗艦する前には小冊子が配布されて
武装装備や概要などの情報が書いてあります


ニックネームは「Sailor Moon」
「月の守護を受けた水兵」
を意味してるそうです

美少女戦士とは無関係なはず・・・





では乗艦 右舷中央から後方に向かうのが順路です

補給艦と並走しながら燃料を受油する洋上給油装置

補給艦からは他にも水や食料 弾薬なども航行しながら補給することができます






飛行甲板には哨戒ヘリコプター 
SH-60K ホワイトホーク


SH-60シーホークを基に海上自衛隊向けに開発したものがSH-60J 
SH-60KはSH-60Jから搭載機器 エンジンの変更だけではなく
機体形状までも変更されました

全長X全幅X全高 19.8mX16.4mX5.4m
エンジン出力 1870馬力X2基
全備重量 約11t
速力 約300km/h
乗員 4名




メインローターブレードの先端が特殊な形状をしてます

まず機体中心から外側にむけて10度上がり20度下がりさらに先端は50度下がって
この部分全体が40度の後退角が付く複雑な形状

このローターを採用したことによりSH-60Jから
ホバリング可能重量を1t引き上げることに成功




H-60系ヘリコプターの特徴 テールローターが傾いて取り付けられてます

艦船の狭い格納庫に収容するためメインローター 尾翼部分は折りたたみ式です





右舷側格納庫前には発着艦指揮所

発着艦管制官(LSO)が入りヘリコプターに指示を出します




哨戒ヘリコプターは常用1機装備ですが
格納庫には2機収容することができます

2機分のレールが見えますね




格納庫内部




アメリカの工具メーカー マックツールの大型キャビネットが
壁からベルトで固定されてました

インチサイズの工具に強みのあるアメリカ製のほうがいいのでしょうか?




90式艦対艦誘導弾(SSM-1B) 発射筒

陸上自衛隊で装備している88式地対艦ミサイルの改良・艦載型で
今まで主に使用されていたRGM-84ハープーンに代わり搭載された
国産初の艦対艦ミサイルです

射程 100km以上 
飛翔速度 亜音速
誘導方式 管制誘導+アクティブレーダー・ホーミング

3連装発射筒 左右1基ずつ計6発装備



前甲板へ移動

Mk 41垂直発射装置(VLS)

保管容器と発射筒を兼ねる複数のケースで構成され
ミサイルは弾頭を上にした保管状態から垂直方向に発射
空中で向きを変えて目標に向かうので
短時間に多くのミサイルを発射することが出来ます

対空ミサイル シースパロー
対潜ミサイル アスロック 等 32発搭載




高性能20mm機関砲 ファランクス

近接防御火器システム(CIWS)
敵の捜索 追尾 攻撃 撃墜までを完全自動で行うことが出来ます

発射速度 約4500発/分
砲身数 6本
砲身長 約152cm




62口径5インチ砲 Mk45 

アメリカBAEシステム社から
日本製鋼所でライセンス生産してます

口径 127mm
砲身長 62口径(口径127mmの62倍=約7.87m)
発射速度 約20発/分
最大射程 約37km




砲塔は最大170度旋回でき
砲身を65度~-15度まで傾けることが出来ます

砲塔が角ばってるのはステルス性能を考慮




艦橋構造物もステルス対策により傾斜した平面を多用
水平方向から放射されたレーダー波をそのまま水平方向に反射しないように
角度が付けられてます


FCS-3A(00式射撃指揮装置3型A)
艦橋上方の白く四角い平板状のものはフェイズドアレイレーダーアンテナ
斜め左右の前後に4個装備

目標を自動で捜索 探知 追尾し
対空ミサイル誘導管制 艦砲管制を行い同時多目標対処を可能とした
国産の射撃指揮装置




階段・・・  というか梯子を昇り艦橋へ



長いので第2弾につづく・・・

Posted at 2015/07/31 00:32:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味
2014年11月29日 イイね!

【ジョージ・ワシントン】これっきりですか  横須賀軍港めぐり

【ジョージ・ワシントン】これっきりですか  横須賀軍港めぐりアメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることが出来る
日本で唯一のクルージングツアー
「YOKOSUKA 軍港めぐり」




京浜急行 汐入駅から徒歩5分
ダイエーをキーテナントとしたショッピングモール 
「ショッパーズプラザ横須賀」
その港側にチケット売り場があります




チケットは当日券もありますが
週末などはスグに売り切れてしまうこともあるそうなので
インターネットによる事前予約をすると安心です




コースは


■アメリカ海軍横須賀軍事施設
在日米海軍司令部が置かれ およそ11隻の艦船が母港としています
また 郵便局 映画館 病院 学校 競技場などがあり
2万人以上が生活してる街です



■12号バース
全長約410mの航空母艦専用埠頭



■船越地区
海上自衛隊の全艦船・全航空機を指揮する司令部があり
その他にも 護衛艦隊司令部 潜水艦隊司令部 掃海隊群司令部などが置かれ
海上自衛隊の中枢を担ってます



■吉倉桟橋
10隻以上の護衛艦が係留出来る海上自衛隊の桟橋


など





乗船定員135名
ただし 雨天時の定員は86名です

そのうち事前予約は80名まで
晴天時には当日券が発券されます


雨天でも2階のデッキに上がることは出来ますが
傘の使用は禁止です




雨天時 傘など濡れたものを持ち込みそのままにしておくと
窓が曇り見づらくなるので
乗船時に渡されるビニール袋に入れるように推奨されます


見所は船の進行方向右側に集中してるので
早めに並び乗船位置は右側を確保するといいでしょう




汐入ターミナルより
約45分のクルージングに出航です

案内人が海上自衛隊やアメリカ海軍の艦船の種類や名前
役割などを分かりやすく実況解説
知識が無くても楽しくクルージングすることが出来ます



このとき 出航してスグに雨が上がったので すぐさま2階へ移動しました
もちろん2階でもスピーカーから案内人の解説が聞けるので
雨天以外は2階デッキがオススメです




横須賀本港 アメリカ海軍施設側より

アメリカ海軍 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦 12番艦
DDG-62 フィッツジェラルド
排水量 満載8362トン


イージスシステム搭載駆逐艦
スタンダードミサイルSM-3を搭載するミサイル防衛対応艦でもあります

イージス(Aegis)とは
ギリシャ神話の中で最高神ゼウスが娘アテナに与えたという盾である
アイギス(Aigis)のこと あらゆる邪悪を払うとされています


艦橋の前後に取り付けられた八角形で平面状のアンテナ
フェーズドアレイレーダー
最大探知距離は500km
同時に追尾できる目標数は200以上

ミサイル垂直発射装置に
艦隊防空ミサイル スタンダード
弾道弾迎撃ミサイル スタンダード3(SM-3)
巡航ミサイル トマホーク
対潜ミサイル アスロック

などを90発搭載






手前には
海上自衛隊 おやしお型潜水艦
排水量 水中3500トン


同型艦11隻が建造されましたが
潜水艦には艦番号や艦名は書かれてません


前級はるしお型まで続いた涙滴型船型から葉巻型船型へ
新技術にあわせて根本から設計を見なおした新世代の潜水艦

葉巻型船型により中央部から前方へ移動した6門の魚雷発射菅から
89式魚雷
対艦ミサイル ハープーン
を発射可能


白煙が上がってるのは
通常動力型潜水艦なので
ディーゼルエンジンで発電機を回し
蓄電池に充電してるところです






おやしお型潜水艦x3


海上自衛隊の潜水艦は
アメリカ海軍側に係留してました


潜水艦隊の基地は横須賀の他には
広島県の呉市にあります





コッチも同型艦が2隻並んでます


左は
アメリカ海軍 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦 8番艦
CG-54 アンティータム
排水量 満載9600 トン


右は
アメリカ海軍 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦 21番艦
CG-67 シャイロー
排水量 満載9600 トン


タイコンデロガ級は
アメリカ海軍が新世代の防空戦闘システムとして開発した
イージスシステムを初めて搭載したミサイル巡洋艦
登場以来現在に至るまで最有力の防空艦として
空母打撃群の対空防御を担っている


ミサイル巡洋艦だがスプルーアンス級駆逐艦をベースに設計
計画当初はミサイル駆逐艦に分類していたが
イージスシステムの非常に強力な情報収集・分析 指揮・統制(C4I)能力と
優れた対空監視能力により
艦隊の防空指揮所として運用することが構想されたことから
1番艦の建造途中でミサイル巡洋艦に艦種変更された




最初からフェーズドアレイレーダーを搭載することを前提に設計された
アーレイ・バーク級と違いスプルーアンス級の船体を使用するという制約上
レーダーアンテナを前後に分離して配置し上部構造物を大型化
艦の安定性が良くありません


タイコンデロガ級のイージスシステムは
アーレイ・バーク級のものよりも大型で状況把握力に優れたものとなっているが
これは本級が防空中枢艦として指揮統制能力を強化したためです


ミサイル垂直発射装置に
艦隊防空ミサイル スタンダード
弾道弾迎撃ミサイル スタンダード3(SM-3)
巡航ミサイル トマホーク
対潜ミサイル アスロック

などを122発搭載






アメリカ海軍 ニミッツ級航空母艦 6番艦
CVN-73 ジョージ・ワシントン
排水量 満載10万4178トン


アメリカ国外の基地を事実上の母港として配備される唯一の空母
また日本に配備された初の原子力空母です




全長  333 m
全幅  76.8 m
喫水  12.5 m

加圧水型原子炉を2基搭載し
4基の蒸気タービンで4基のスクリューを回します
合計出力 26万馬力 
最大速度 30ノット以上

乗員は
仕官・兵員 3200名
航空要員 2480名




搭載機は第5空母航空団(CVW-5)所属
垂直尾翼に「NF」の記号が付いてます(テールコード)


F/A-18E・F 戦闘攻撃機  スーパーホーネット
EA-18G 電子戦機  グラウラー
E-2C2000 早期警戒機  ホークアイ
MH-60S 多用途・補給支援ヘリコプター  ナイトホーク
MH-60R 統合多用途艦載ヘリコプター  シーホーク
C-2A 艦上輸送機  グレイハウンド

など 85機

第5空母航空団は厚木海軍飛行場(神奈川県綾瀬市・大和市)に所属
離着陸訓練が行なわれています




空母の飛行甲板は243m
4基のカタパルトを備え
フル装備のF/A-18戦闘攻撃機を2秒で
260km/hまで加速させることが出来ます

空母への着艦は「制御された墜落」というほどの難しさ
アレスティング・ワイヤーと言う伸縮するワイヤーに
航空機から伸びる棒状のアレスティング・フックを引っ掛けて停止させるため衝撃も激しいそうです

艦載機を発艦させる時は艦首を風上に向け
最高速で航行します

イメージとしては凧揚げの要領ですね


ジョージ・ワシントンは整備や燃料棒交換など
数年がかりの大規模整備実施のため 同じニミッツ級航空母艦
CVN-76 ロナルド・レーガン と交代すると発表があり
横須賀で見れるのは2015年までとなる模様

燃料棒の交換は船体を切断して行なわれるようです


例年11~12月に横須賀に入港し
翌年の5~6月に出港するので
この冬が最後「これっきり」になるかもしれません

まぁ同型艦なんでほとんどわかりませんが・・・






住友重機械工業 横須賀製造所

10万5000t(アフラマックス)級の石油タンカーを年8~9隻ペースで連続建造
日本の大型練習帆船「日本丸」「海王丸」など
1300隻以上の船舶を建造してきました




日産自動車 追浜工場

日産の主力工場
総合研究所 テストコースもあります

月間8万台を出荷できる専用埠頭




海上自衛隊司令部のある長浦港 船越地区へ


海上自衛隊 海洋観測艦
AGS-5105 にちなん
排水量 満載4500トン


海上自衛隊 海洋観測艦
AGS-5106 しょうなん
排水量 満載4150トン



潜水艦作戦や機雷戦を行うにあたっては海上のみならず
海中や海底地形の状況についても十分な把握を行う必要がある
軍事作戦のために必要な海洋情報を収集する艦が海洋観測艦である

主に観測収集するデータとしては
海底地形・底質や潮流・海流 地磁気 水質(水温・塩分など)






海上自衛隊 はるしお型潜水艦
SS-587 わかしお
水中排水量3200トン


2013年3月5日付けで除籍
解体処分にするか標的にされるかまだ決定してないので係留中
いつ処分になるかもわからず
もしかしたら次の日にはこの場所から移動してるかもしれないとのこと




海上自衛隊最後の涙滴型潜水艦
7隻建造されたが「ふゆしお」「あさしお」の2隻が練習潜水艦になり
それ以外の「はるしお型」は除籍されました




船体は錆び 鳥のフンが付いて寂しい姿に


除籍潜水艦なので至近距離まで近づけましたが
現役艦にココまで近づくことは出来ないそうです






新井掘割水路


横須賀本港と長浦港を結ぶため
元々は半島だったものを1889年に開削
長さ377m 海底27m

それによって出来た島は「吾妻島」
アメリカ海軍の貯油施設になってます





吉倉桟橋へ

海上自衛隊 はつゆき型護衛艦 8番艦
DD-129 やまゆき
排水量 満載4200トン


汎用護衛艦
はつゆき型は全部で12隻建造された
「やまゆき」の前までの1~7番艦までは
艦橋構造物やマスト 煙突 格納庫など
上部構造物の多くの部分にアルミ合金が使用されていたが
フォークランド紛争で同じくアルミ合金を多用していたイギリスの艦船が
被弾による火災の高温で艦橋が崩壊し致命的被害が出たので
8番艦やまゆき型からは鋼製に変更


武装は
オットー・メララ 76mm単装速射砲
対空ミサイル シー・スパロー
対艦ミサイル ハープーン
対潜ミサイル アスロック
など






左は はつゆき型同型艦ですが
艦番号が消えてますね


海上自衛隊 はつゆき型護衛艦 4番艦
DD-125 さわゆき
排水量 満載4000トン


汎用護衛艦で上部構造物がアルミ合金製です

こちらも2013年4月1日に除籍されたそうで
解体処分または標的艦になるかわからないそうで
スグにでも居なくなるかもしれない とのこと







海上自衛隊 試験艦
ASE-6102 あすか
排水量 満載6200トン


艦橋の上 最上部には4面に貼り付けられたフェーズドアレイレーダー
射撃指揮装置の試験に使用されました

艦橋直前の甲板には垂直ミサイル発射装置(VLS)が装備されており
07式垂直発射魚雷投射ロケット(新アスロック 対潜ミサイル)の運用試験が行われました




海上自衛隊 とわだ型補給艦 2番艦
AOE-423 ときわ
排水量 満載15850トン


2002年 アメリカ合衆国などがアフガニスタンなどに対して
対テロ戦争の一環として行う攻撃・侵攻を援助(後方支援)
することについて定めた法律「テロ対策特別措置法」に基づき
護衛艦と共にインド洋へ派遣 各国海軍艦艇へ燃料補給を行いました

給油速度は片舷あたり毎分約11000リットル






海上自衛隊 ひゅうが型護衛艦 1番艦
DDH-181 ひゅうが
排水量 満載19000トン


ヘリコプター搭載護衛艦
広大な全通甲板と大きな船体容積によって
多数のヘリコプターを同時運用する能力を備えている

全通甲板の船型と一部の軽空母や強襲揚陸艦を上回る船体により
事実上のヘリ空母として言及される場合もあるが
あくまで「護衛艦」です
艦種記号も駆逐艦の一種「Helicopter Destroyer」のDDH


最大積載機数 11機
同時発着数 3機


ミサイル垂直発射装置に
対艦ミサイル シースパロー
対潜ミサイル アスロック

など16発搭載


艦首に近接防御火器システム(CIWS) 20mm機関砲ファランクス
非公式ですが形が似ていることから スターウォーズに登場するキャラクター
「R2-D2」のニックネームがあります






海上自衛隊 こんごう型護衛艦 2番艦
DDG-174 きりしま
排水量 満載9485トン


イージスシステム搭載のミサイル護衛艦

アメリカ海軍以外が保有した初めてのイージス艦がこんごう型
アメリカ海軍のアーレイ・バーク級を元に日本独自に設計
艦隊の防空中枢として位置づけられる本型の船体は一回り大きく
艦橋は群司令用の設備を組み込んだことで2甲板分高い


ミサイル垂直発射装置に
艦隊防空ミサイル スタンダード
弾道弾迎撃ミサイル スタンダード3(SM-3)
対潜ミサイル アスロック

などを90発搭載

なおアーレイ・バーク級には搭載される
巡航ミサイル トマホークはこんごう型では搭載しません




主砲はアーレイ・バーク級のMk45 5インチ砲に代わり
オットー・メララ製127mm単装速射砲
Mk45の20発/分に比べ
45発/分と発射速度が速い






横須賀本港に戻ってきました


空母専用埠頭12号バースは
横須賀の市街地からは見ることが困難な位置にあります
またアメリカ海軍と海上自衛隊基地の近海は
一般船舶の乗り入れは禁止されてます






2階デッキからはこのように見えてます


アメリカ海軍 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦 32番艦
DDG-82 ラッセン
排水量 満載9648 トン


アーレイ・バーク級は段階的に改良されて能力が向上してますが
DDG-82 ラッセンはフライトⅡAと呼ばれる型
ヘリコプター格納庫を設置し2機のヘリコプターを搭載できます
またミサイル垂直発射装置の装填数も増して96発搭載できます






アーレイ・バーク級は現在までに62隻が建造され
今後も建造されるそうです

アメリカ海軍はタイコンデロガ級と合わせて80隻以上のイージス艦を所有してます




上部構造物は
水平方向から放射されるレーダー波に対して
その反射波を同じ水平には戻さないように傾斜させた平面にして
ステルス性に配慮した形になってます

艦橋前後に4基設置した八角形のフェーズドアレイレーダー
AN/SPY-1D 1基あたり位相変換素子4350個あります






アメリカ海軍施設内に鳥居がありました
神社でもあるんでしょうか?






そして汐入ターミナルに戻ってきました
次の便は15分後
すでに並んでます


ガイドさんが言ってましたが
この日は艦船の数も多く
説明が忙しかったとか


ちなみに女性のガイドさんも居ます
誰がどの便の担当なのかはその日のお楽しみだそうです


チケットの半券に番号が書かれてあり
抽選で景品が当たります





チケット売り場以外にも
周辺にお土産売り場もあります


自衛隊グッズも置いてあります


買っちゃった・・・
ブルーインパルスグッズもあったし・・・





艦船は軍事機密のため出入港の予定は明かされてません
珍しい船が見れることもあれば
お目当ての船が見れないこともありますが
非常に内容の濃いクルージングでした





YOKOSUKA軍港めぐり
神奈川県横須賀市本町2-1-12

横浜横須賀道路 横須賀I.C.より本町山中有料道路経由で約5分

京急線汐入駅より徒歩約5分
JR横須賀線横須賀駅より徒歩約10分

年中無休(毎日運航の定期便)
※10:00便 11:00便 12:00便 13:00便 14:00便 15:00便

※10:00便は土日祝日およびGW、夏休み~11月末日の平日に運航

Posted at 2014/12/09 20:40:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 旅行/地域
2014年10月05日 イイね!

軍師の街 陸上自衛隊 姫路駐屯地創立63周年記念行事 後編

軍師の街 陸上自衛隊 姫路駐屯地創立63周年記念行事 後編
前編からの続き

訓練展示のあと74式戦車の試乗が行われます
抽選で120名の狭き門

外れました・・・




模擬売店(露店)

画像は朝の様子ですが
お昼は長蛇の列が出来てました




白鷺城こと姫路城の白い天守をモチーフにした姫路市のキャラクター「しろまるひめ」

2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公
姫路出身の黒田官兵衛をモチーフにした「かんべえくん」




風流に屋外で茶道 野点(のだて)が開催されてました
調べてみると 各地の駐屯地際や基地際でも開催されてるそうです




午後からは奥のレンジャー訓練展示会場がメイン



レンジャー体験として
ロープブリッジ セーラー渡過の体験
レンジャー有資格者がサポート

主に子供がやってましたが 若い女性も果敢にチャレンジしてました




陸上自衛隊第3音楽隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)
アニメ「妖怪ウォッチ」のエンディングテーマ「ようかい体操第一」を含む3曲を演奏
ようかい体操の振り付けを覚えてる子を挙手で募集してました




隊員有志による和太鼓演奏
「姫路白鷺太鼓」

勇ましくてカッコいい







自衛隊格闘術の展示

背後から男が首にナイフを突きつけるが



腕を掴かんで投げ



ナイフを奪って突く










レンジャー訓練展示

断崖絶壁やヘリコプターからのロープ降下ラペリングなどの懸垂降下



ロープ橋渡過 「フォール」

胆力をつけるためと復旧の訓練のためダイブします

普通の展示では面白くないので毎年隊員が考えて一芸を披露します
ムチャ振りも?!



上官の命令には「レンジャー」と応えるのみ 反論は許されません

上官「ファイト」 隊員「レンジャー」 X3回のあと前方 後方へ落下


素早い復旧 「セーラー渡過」の体勢に移行 渡りきります




応用で 人質を奪い建物に立て篭る犯人を突入救出する展示


犯人役の3名



様子を伺う 先遣隊の2人


スナイパーの擬音が少々緊張感がありませんが・・・



屋上より懸垂降下で突入



救出される子供たち








午前中の訓練展示等で使われてた装備が展示されてて
間近で見ることが出来ます


155mmりゅう弾砲 FH70
第3特科隊/姫路駐屯地

全長 12400mm(射撃時)
全重量 9600kg
最大射程 24km(通常弾) 30km(RAP弾)
発射速度 3発/15秒(最大)
操作人員 9人




03式中距離地対空誘導弾  通称:中SAM
第338高射中隊/青野原駐屯地(兵庫県小野市)

ミサイル本体は発射筒を兼ねた角型コンテナに収められた状態で6発搭載
垂直発射方式です

ミサイル
全長 4.9m
重量 570kg
射程 50km以上

主契約者 三菱電機




87式偵察警戒車  通称:RCV 愛称:ブラックアイ
第3偵察隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)

全長  5.99m
全幅  2.48m
重量  15t
乗員数 5名
最高速度 100km/h

主武装 25mm機関砲
副武装 74式車載7.62mm機関銃

水冷V10 4ストロークディーゼル 
305馬力
AWD(6x6) 6MT

機関砲 日本製鋼所
車体  小松製作所


96式装輪装甲車  通称:WAPC  愛称:クーガー
第3戦車大隊/今津駐屯地(滋賀県高島市)

陸上自衛隊で初めて制式採用された装輪装甲兵員輸送車
左右それぞれ向かい合わせに並ぶ後部乗員席のベンチシート装備


全長 6.84m
全幅 2.48m
重量 14.5t
最高速度 100km/h

主武装 96式40mm自動てき弾銃 または12.7mm重機関銃

水冷 直6OHV ディーゼルターボ
12020cc 360馬力
AWD(8x8) 5AT (前進5速 後進2速)

生産 小松製作所




軽装甲機動車  通称:LAV  愛称:ライトアーマー
第36普通科連隊/伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)

公式発表は無いが
正面で12.7mm弾 側面で7.62mm弾に耐えられるとも
固定武装は無いが車両上部にハッチがあり
5.56mm機関銃MINIMIや01式軽対戦車誘導弾(軽MAT)などの使用が可能
小型軽量なため輸送機や輸送ヘリコプターでの空輸が可能

全長 4.4m
全幅 2.04m
重量 4.5t
最高速度 100km/h

水冷 直4ディーゼルターボ
4800cc 160馬力
AWD 4AT

生産  小松製作所






74式戦車の体験試乗が終わり撤収する前に
至近距離での撮影許可が出ました




操縦席を見れるように 腕を伸ばして撮影

右のパネルにはエンジンの油温・油圧
トランスミッションの油温・油圧
電流・電圧計 燃料系

24Vで動いてるんですね

前方のパネルにはエンジン回転速度計
500rpm~2500rpmまで数値があり
2000rpmからはレッドゾーン



車体左側の支柱にはスプリングが付いて
そこからアームが伸びた椅子 振動が凄そうだしね
やはり狭そう・・・


貴重なモノが見れました
隊員さんありがとう




そしてエンジン始動 車高調整 後退して撤収していきました





帰り道 一般道に87式偵察警戒車が
カッコいいけど目立つなぁ・・・

伊丹まで帰るんでしょうか?



災害派遣などで頼りになる自衛隊

各地の駐屯地でも創立記念行事が開催されてるそうなので
訪れてみてはどうでしょうか?
Posted at 2014/10/14 00:05:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味
2014年10月05日 イイね!

軍師の街 陸上自衛隊 姫路駐屯地創立63周年記念行事 前編

軍師の街 陸上自衛隊 姫路駐屯地創立63周年記念行事 前編
陸上自衛隊 姫路駐屯地(兵庫県姫路市)

台風接近で開催内容が変更になるかと思われましたが
天気もなんとか持ちまして ほぼ通常通りに開催されました



姫路駐屯地には主に
第3特科隊
第3高射特科大隊
が駐屯しています




駐屯地内展示品

74式自走105mmりゅう弾砲

最大射程 14500m
射撃速度 10発/分

砲・砲塔 日本製鋼所
車体   小松製作所




75式 自走155mmりゅう弾砲

最大射程 19000m
射撃速度 6発/分

砲・砲塔 日本製鋼所
車体   三菱重工業





75式130mm自走多連装ロケット弾発射機

75式130mmロケットりゅう弾
全長 1.9m
重量 43kg
最大射程 14500m
発射装置は上から順に7列 8列 7列 8列 の30連装

発射装置・ロケット弾 日産自動車
車体           小松製作所





93式近距離地対空誘導弾
略称:近SAM  愛称:クローズアロー 

91式携帯地対空誘導弾を流用
8連装発射装置を搭載


発射装置 東芝
車体    トヨタ自動車





史料館があります




旧日本軍の装備


騎兵軍曹用軍衣
38式騎兵銃 44式騎兵銃


海軍軍刀
陸軍軍刀
陸軍指揮刀  などの展示




現在使われている制服

1991年にデザインが変更されました

左より
91式冬制服
91式夏制服
91式制服用雨衣

マネキンが着てるのは91式女性冬制服と91式冬制服





小火器 火砲・ロケット弾の展示




110mm個人携帯対戦車弾

パンツァーファウスト3
ロケットブースター付き弾頭使用の無反動砲 
IHIエアロスペース社がドイツのダイナマイト·ノーベル社からのライセンス生産

IHIエアロスペース社は旧・日産自動車宇宙航空部門だったため
隊員間の通称には「空飛ぶ日産マーチ」というのがあったそうな




9mm拳銃

スイスのSIG および当時傘下だったドイツのザウエル&ゾーンが開発した
「SIG SAUER P220」をミネベア社がライセンス生産し国産化

以前までは幹部自衛官や戦車の車長などが装備していたが
市街地戦闘訓練や海外派遣時に一般の隊員も拳銃を装備するようになりました




89式5.56mm小銃

使用している弾薬と弾倉は 5.56x45mm NATO弾と STANAGマガジン
必要があれば在日米軍などの同盟軍とそれらを共用できる

また分隊支援火器 5.56mm機関銃MINIMIとも弾薬互換性がある

開発製造 豊和工業




対人狙撃銃

M24 
レミントン・アームズ社製 ボルトアクションライフル
7.62x51mm NATO弾
5発装填可能なボックスマガジン使用





84mm無反動砲

カールグスタフ
歩兵携行用対戦車兵器
豊和工業がスウェーデンのFFV社からのライセンス生産






観閲式

来賓の挨拶が長い間続きます
小学校だと貧血で倒れる生徒とか居ますね・・・




自衛隊車両の奥に囲いが外れた姫路城が見えますね




「ヒゲの隊長」こと佐藤正久 参議院議員
元 陸上自衛官

2004年 自衛隊イラク派遣で第一次復興業務支援隊長を務めました




挨拶も終わり 各車両に隊員が乗車
観閲行進が行われます

第3特科隊
1/2tトラック 通称:パジェロ

中砲けん引車と155mmりゅう弾砲 FH70



FH70は 西ドイツ(当時) イギリス イタリアの3ヶ国が共同開発

富士重工業製1800cc水平対向型ガソリンエンジンと手動変速機を搭載し
短距離であれば自走可能

日本製鋼所によるライセンス生産
現在 陸上自衛隊の主力火砲




82式指揮通信車

3軸6輪駆動による装輪装甲車
水深1m程度の渡河能力がある
窓には開閉式の装甲板

生産は小松製作所




第3高射特科大隊
93式近距離地対空誘導弾 通称:近SAM
SAMとは surface-to-air missile の略



81式短距離地対空誘導弾 通称:短SAM

ミサイルは
全長 2.7m
重量 100kg
最大飛翔速度 マッハ2.4
最大有効射程 7000m
最大有効射高 3000m

発射装置に4発装填可能

発射装置は東芝製





らっぱ吹奏(日課号音)

起床 課業開始 課業終了 食事  旧軍食事
お腹の調子は平気でしようか?




訓練展示

第3偵察隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)

偵察用オートバイ
87式偵察警戒車
軽装甲機動車




第3特科隊/姫路駐屯地

155mmりゅう弾砲FH70

発射音と衝撃波が凄かった








第3戦車大隊/今津駐屯地(滋賀県高島市)

74式戦車
96式装輪装甲車
軽装甲機動車



台風接近のためヘリコプターは参加せず


後編へ続く・・・


Posted at 2014/10/13 09:42:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味

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