リヤハブボルトをロングハブボルトに交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ホイールにマイスターS1を履いたままブレンボキャリパーを付けるため、6mmスペーサを咬ませるべく先にフロントはロングハブボルト(SBZ-A)へ交換済みです。
今回はリアの引っ込み感を改善(8J+35で約5〜10mmのスペーサ、間も無く交換するスタッドレスの電車状態改善には+10mm以上のスペーサを入れたい)するためリアもロングハブボルトに交換します。
フロントとの違いにポイントを絞って紹介します。
素人はまずちゃんとした道具を揃える所から入りましょう。特に私は車友達がいない単身赴任先での車弄りのため重要です。
少々お金は掛かりますが、車屋さんにやって貰う費用で購入出来、色々と使い回しする事を考えれば揃えて損はないと思います。ポイントは
①電動インパクトレンチ(¥33,741)
コレは必須です。
私は天邪鬼なので定番のマキタではなくハイコーキの36Vシリーズ WH36DC(最大トルク300N・m)を使っています。
普通は2個入りのバッテリーがAmazon限定で1個、充電器とケースセットの初回修理無料の物が激安価格の時に買いました。
Amazonで売っているKIMO製とかでも良いと思います。中華品質でスペックは怪しいですがタイヤ交換とかには使える程度のようです。充電時は目を離さないように気をつけるなどすれば大丈夫でしょう。
②ボールジョイントリムーバ(¥2,980)
ハブボルトを抜く際に使用します。
ハンマーで叩くのも良いですが体力を使い疲れるのと周りの騒音に気を使うので、静かに抜けるコレを購入して損はないと思います。
③M12×1.5 ダイス(¥643)
ハブボルトの山を整えるために使います。
なくても良いですが1,000円もしないので、もしもの場合に備えておきます。
2
タイヤを取り外したら、リヤキャリパーを外し、さらにブレーキディスクも外します。
3
ブレーキディスクを外したらリムーバでサクッとボルトを抜きます。
4
フロントと同じく、簡単にノーマルボルトは抜けますが、諸先輩方のご報告の通り約13mmロングになると、どんなに頭を捻ってもそのままでは入れる事ができません。
5
あと5mm程度のクリアランスを作るため、リヤハブを緩めて手前側に引き出せるようにします。
上に見えているボルトと左右の3箇所のボルト(赤丸の辺り)を緩めることによって引き出す事ができます。
6
ハブを固定しているボルトなので、無茶苦茶なトルクで締まっています。
メガネだと上手く入らない部分もあり、入ってもストロークが取れないので素直にインパクトレンチを使います。
但し比較的小型のインパクトですが、ダンパーが邪魔になるので結局ダンパーも外します。(結局、キャリパー 、ローターの他にダンパーも外すので少々手間ではありますが、急がば回れです。)
ダンパーが外れればスペースができ3箇所のボルトにアクセスできますので、インパクトで緩めてあげましょう。
7
ハブボルトを圧入するため、M12のワッシャを数枚噛ませて貫通ナットで締め込みます。
ナットが回りやすくなるようベアリングも用意してワッシャの間に入れて試しましたが効果ありませんでした。どころかボルト山に傷が入る始末でねじ山修正が必要になりアイデア倒れでした。
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ちゃんと圧入できているか、ハブのフランジ面にボルトが密着している事を確認しましょう。写真の状態はOKですね。
後はフランジを止めているボルト3本を締め込み(トルクレンチを使う頭がなく、インパクトで締め上げてメガネレンチで目一杯締めても回らないからOKにしました)
ダンパー、ブレーキを元に戻せば完了です。
9
この角度でリヤのリム全周が見えているので、ツラはバッチリです。
計算上は8J+35mmに6mmスペーサなので、8J+29mmと同じです。
やっぱり8Jだと30mm程度がツライチでしょうか。タイヤはネオバのAD08で結構寝ているので、スペーサ10mmにして+24mm相当でも良いかも知れません。そうするとフロントもバランスを取るため3mmスペーサ入れた方が良いかも知れませんね。
こうやって数ミリ単位のスペーサセッティングが楽しめるのもロングハブボルトの良いところです。
道具さえあれば時間は掛かりますが比較的簡単ですので、ワイトレ入れるより断然お勧めします。
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