BZN-200取り付けの完成形 (8.25.2007 更新)
1
BZN-200のこのサイズのメリットは、これまで無理だった場所に置けるという可能性が広がることである。
前回の失敗を踏まえて、オプションの吸盤ステーを使えば理想的な取り付けが出来ると確信した。
意外にも吸盤はドイツ製で、フルキシブルアームもかなり力を入れて曲げなければならない程硬くしっかりしていた物だった。
2
吸盤ステーを使用して設置する場所は既に頭の中で決まっていた。
見ての通りインフォメーション・ディスプレイの前であるが、吸盤が思いのほか大きかったので、メーターナセル底面に有効なスペースが無く、吸盤には専用の土台が付属していたが、これまた両面テープで付けるタイプだったので、これを使わずに付けるにはと暫らく考えた。
そこで下でなく上に付ければいいじゃないかという逆転発想で切り抜けた。上には吸盤が付く有効面がかろうじてあった。
メーターナセル内は吸盤が付き難い処理になっている為、付ける面には例のフレックスフィルムの余りを貼って吸着効果を高めた。
ただ木目がそのまま出ているのでキレイには見えない。
3
これは前回のルーバーに付けていたステーの土台を取った後であるが、メーターナセルから続く部分はゴム質系の塗料をコーティングしているらしく、赤マルで囲った部分はそれが剥がれた所である。
季節によってベタつくのは、このコーティングの吸湿効果が関係していると思う。
4
実際にドライバーから見た感じはこうである。
新型の BZN-400や BZN-100 の様に本体がブラックならばもっとマッチングはいいと思う。
インフォメーション・ディスプレイの時計が見えないのが欠点であるが、ナビの画面にも小さいが時計が表示されるのでさほど不便に感じない。
何よりルーバーに付けていた時より目線の移動が少なし、走行中の振動で揺れる量もかなり減少した。
5
横から見るとこんな感じである。さっきも言った通り、フルキシブルアームをここまで曲げるのは一苦労である。
この位置で本体裏の GPSアンテナがメーターナセルに半分ほど被っており、GPS信号の受信感度不足が心配であったが、さすが高感度エンジンで有名な SiRF Star IIIのお陰で全く問題は無い。
外付け GPSアンテナの追加などまったく必要無い性能である。
見た目を整える目的で、吸盤取付け部分のフィルムを黒いカッティングシートに変えたのだが、普通のカッティングシートでは粘着力が弱く、吸盤を付けてから10分と持たずに脱落してしまった。
そこでテストで貼ったフレックスフィルムが一週間持ち、信頼性が確認出来たので、この上に黒いカッティングシートを貼り合せて色的にメーターナセルとの統一感を出した。
6
吸盤ステーが奥にあるので、車外から見ると本体が浮いている感じに見える。改めて黒いボディなら完璧と感じた。
この位置ならば、万一助手席側のエアバックが作動しても問題は無いと思う。走行中操作しなければいけない状況であっても、ステアリングから僅かに手を離す程度なので、操作性も向上した。
7
もう一つ気になっていたのは、付属のシガーライタープラグの長いコードの処理であった。
コルゲートチューブに束ねて突っ込んでしまえとやってみたが、今ひとつかさ張り、見た目にも良くなかったので、回転のトロい頭で考えたのが、付属の本体ケースに丸めて入れちゃえばいいやっていうことだった。
これならば他の車に付ける時も全部まとめて入れてしまうことで済むし、意外にもあんまり目立たないと思った。
見易さと操作のし易さから、ナビをこの位置に固定するのは理想的と感じ、近いサイズの機種であれば十分お薦めできる設置場所である。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連整備ピックアップ
関連リンク